第38回:(フィクション的に)日本に様々な技術あり?

・今回のテーマ

上記通りです。番外編を挟む形ではありますが……。ちなみに、唐突に思いついたネタだったり。


日本を代表するまでになったスーパーロボット。鉄人28号やマジンガーZといった具合に、それこそ多数存在しますね。機動戦士ガンダムはスーパー系とは違って、ストーリー等でリアル系と呼ばれています。


ロボット自体は現実でもアシモやAIBO等のケースもありますが、漫画やアニメで出てくるような人間が搭乗して動かすタイプは――まだ遠い気配。機動警察パトレイバーの世界は、まだ現実には遠いのです。アニメ版では「10年後において定かではない」と言う様なメタ発言もありましたが。


しかし、小説ではそうしたフィクションのような技術も簡単に出す事が出来るのです。そう、物語世界ならね。


ロボット以外の事例で説明すると、ガルパンことガールズ&パンツァーに登場する戦車もリアルな戦車である一方で、戦車道に対応した謎技術(装甲周り、白旗の原理)もありますよね。


ガルパンは戦車道以外の部分でも様々な見せ場があったのも影響して、思わぬ大成功をしたのです。例えば、旅館に戦車がダイナミック入店するシーンは一番の代表例に。あの旅館は現実に存在する旅館なのは調べればすぐに出てくるので、敢えて割愛します。


異星人の技術を拾い、それを用いた作品もあります。舞台が日本とは離れますが、超時空要塞マクロスは一番有名でしょう。拾うとは違いますが勇者王ガオガイガーは異星人の技術+地球人の技術を融合して完成させたロボですね。


サイバーフォーミュラはレース物ですが、AIが搭載されているレーシングカーは現実になろうとしていますね。ある意味で時代が追いつきつつあります。当時では夢物語な技術も、やがて現実のものに……という一例の一つになるかもしれません。

(さすがにトランスフォーマーや超速変形ジャイロゼッターみたいにロボへ変形するのは、無理かもしれませんが)


そう言った事例を踏まえると、日本には様々な技術が山ほどあるのです。特許を取って実用化出来るか……は別の話になりますが、オーバーテクノロジーは創作者の数はあるかもしれません。


どういう物を技術として転用できるのかは、作者の知識量が勝負になるでしょう。やはり、そこに行きついてしまうのです。知識量を増やすには日ごろの謎を書きとめたり、情報を集めたり、ロケハン(取材)する事も手ですよ。

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