第30回:テコ入れを考える

・今日のテーマ

タイトル通りです。大河ドラマ「いだてん」で視聴率低迷を何とかする為のテコ入れが考えられているようですので、これにしました。創作ノウハウ講座でも見ている方はいるのですが、閲覧数の伸び的にも……ここらへんでテコ入れが必要と思いまして。


少年ジャンプでギャグ系やラブコメ物が唐突にアンケートで低迷の結果、バトル物になっているパターンは有名ですね。バラエティーだと視聴率の取れていたコーナーのみに比重を置く(クイズコーナーが人気だったので、クイズ特化にする等)ようになっていたり、スポーツでは強い選手を追加投入したりするというテコ入れ策もあります。


ただし、2号ロボが途中で登場、新キャラが出てくるなどは一種のテコ入れとは違う理由(プロット通り、予定の繰り上げ、商業の場合はスポンサー事情も存在します)もあり得るので、安易にテコ入れと指摘して炎上するのも、やってはいけませんよ。本当にテコ入れかどうかは、作品を見極めてからにしましょう。


現代物から路線変更で唐突な異世界転生物に代わるような事例は、あまりやらない方が良いと思います。小説家になろうでは異世界転移と異世界転生はランキング的な事情で隔離されている事に加え、ランキングに上がりやすいや閲覧数が上がるみたいな安直な考えで路線変更をすると取り返しのつかない事になりますので、慎重に決めましょう。


それと、一次創作だったのが路線変更で二次創作キャラに変更して書き直す等もお勧めしません。なろう及びカクヨムでは許諾外作品の投稿が禁止されているのはご存知でしょう。それに、ピクシブで人気のあるジャンルに便乗してランキングを狙うのも……一次創作を目当てに見ていた読者を裏切る行為になる事に加えて、作品に愛着のない二次創作では炎上するのは確定でしょう。特にゲーム系のエアプレイ創作は、炎上確定事項です。


それを踏まえて、自分の創作ノウハウではどの辺りがテコ入れになるのが気になる所。何時ものノリ以外で語るとか、カクヨムでは自主企画もあるので「本日の宿題」みたいに作品を募集するとか……。

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