第11回:アイディアで差をつける
・本日のお題
もしも、あなたが異世界ファンタジーを書くとします。周囲には様々な異世界転生や異世界転移物小説が多数存在します。そこに隠れてしまわないように、あなたはどうしますか?
隠れてしまわない為の方法、それが独自のアイディアです。自分が「異世界転移物を書くならこうする」とか「キャラはこうしたい」とか「舞台はこうする」という感じでアイディアを加えていきます。
アイドル物でも、その昔は少数派と言うジャンルでしたが、今では「アイドルマスター」、「アイカツ!」、「ラブライブ!」、「プリティーシリーズ」等に代表されるシリーズ物や単発を含めて多数あります。アイドルの規模も芸能界のアイドル、スクールアイドル、地方アイドル、バーチャルアイドル、ネットアイドル(いわゆるYouTuber系列)と言った物を題材にして独自色を出そうとしております。マクロスのようなロボ+アイドルの様な複合ジャンルもありますね。
つまり、異世界物でもロボ物、自衛隊無双、異世界転生、実は物語世界の出来事と言ったような物も考えられるでしょう。大本のジャンル、2番目のジャンルが被る辺りまでは止む得ません。大事なのは、第3のジャンルです。おそらく、どの要素も被らない完全オリジナルは……不可能に近いと言っていいでしょう。
(何が言いたいのかは、察してください)
ジャンルA、ジャンルBまでで被るのは仕方がないでしょう。大切なのはジャンルC以降で独自色が出せるのか……そこになるでしょうか。
ホビーアニメでも、カードゲーム、コンピュータゲーム、玩具と言った題材を使ったアニメがあります。カードゲームであればゲームのルールや戦略性といった要素、コンピュータゲームであればどのジャンルを扱うか、玩具であればベイブレードとかLBXとかガンプラとか……どんな玩具を扱うかで変わるでしょう。玩具だけ具体名を出したのは、イメージしづらい可能性もあった為ですが。
(仮面ライダーの様な変身ベルトなどもアイディアとしては使えそうな気配もしますが……)
こちらから言える事は、一部が被ってしまうのは止む得ないと切り替え、そこから独自色を上手くアピールできるかなのです。
この辺り、その題材にどれだけの愛を注いでいるかと言うのも問われるような気配がするかもしれませんが、それは別の話題になるでしょうか。
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