第31話 ちょうぜんにん・ぜんにん・ぼんじん・あくにん・だいあくにんの話

 やあ、おいらです。


 まあ、なんというか、肉体的においらの生命を削る事象が連続的に起きていまして、「もう長くないなあ」と嘆息しております。せっかく精神状態が落ち着いて来ているのに、本当、残念でなりません。でも、自死はしませんよ。かといって悪あがきもしたくないし、往生際の悪い真似もしたくないなあ。でも、しちゃうんだよな、きっと。


 話は変わりますが、またやってしまいました。何をですか? ええ、クリエイトで散財してしまいました。今月二度目。お金がお財布に入っていません。区役所さまから毎月捨て扶持をいただいていますけど、それはあくまで「健康で文化的な最低限度の生活」を送るためのものですからねえ。そのうち半分はお家賃ですし、残りを、光熱費、水道代、スマートフォン使用料などで差し引くと、残りはほとんど食費でパー。文庫本買えるか買えないか。ただ、読書量が減っているからねえ。なんとかなんとか。まあ、おいら、クマだからさ、たくさん食べるのよね。えっ、山に帰って、木の実とかつぼみとか残っている草を食べろですって? 無理です。おいらは野生で生きたことないの。いつも飼育員さんが餌をくれていたのよ。それがいまでは、クマなのに自炊ですわ。もっとも、電子レンジとティファールしか使ってないけど。包丁? おいらに包丁持たせたら、ポケットに入ってる「ぶっ殺す野郎リスト」を取り出して、走り出しますよ。

 それにしても、なんで、クリエイトに行くとお金を使っちゃうのかな? うーん、たぶんねえ、お薬買っちゃうからかな? 今日は鎮痛剤一箱。いつもは三箱買っているから少ないよ。それから風邪薬。パブロンの偽物だから安いよ。最後に、頭皮の痒い痒いを止める液体の薬。下から二番目に安いのを買ったんだ。節約節約だね。でも、これで約二千円さ。ははは。えっ、鎮痛剤と風邪薬はヤク中じゃないかって? まあ、そんなこと書いたこともあったけれど、鎮痛剤は痛いから飲むんだし、風邪薬は風邪っぽいから飲むの。痛くなかったり、風邪気味じゃなかったら飲まないからね。おいらはヤク中じゃないですよ。ヤク中の奴ってだいたいそう言う? おいらが違うって言ったら、違うの!


 はあ? 表題の意味がわからないのですね。それはそうだ。今の所、全然それに触れていないから。

 じゃあ、触れます。この分類はあくまでも、おいらが勝手に仕分けた、ヒトの種類です。

 最初の超善人は『ドラゴンボール』の孫悟空ですね。だって、アックマンのアクマイト光線を受けても死なないんだからね。ああ、『西遊記』の孫悟空はアクマイト光線を受けたら死にますよ。あと、ここに入るとしたら、フォレスト・ガンプさんかな? よくわからないけどね。

 善人は難しいよね。表面的にはこの面下げて生きているけどさ、本当に善人の人って、何か突発的なアクシデントみたいなことが起きた時に、自分の身の危険を顧みずに他人、時にはいぬやねこなんかを助けちゃうんだよね。この時、自分のことしか考えられないのは、次の凡人。

 凡人ってさあ、たぶんこの分類の中では一番いるパーセントが多いのに、自分ではそう思っていない確率も一番多いんじゃないかな。あなたはどうです? おいらはどうかって? おいら、悪の首領だよ? 大悪人でなくてどうすんのよ。ああ、悪人が残っちゃったよ。まあ、町のチンピラ、ヤクザあたりでねえの?


 いやね、なぜこんな分類を始めたかと言うと、小室圭さん? あの人はどういう心持ちの人なんだろうと考えましてね。そうそう、前にも言ったでしょ? おいらは優秀な人相見なのさ。で、彼をよく見たわけです。うーん、とても難しい。かといって間の抜けたことは言えません。では、発表いたしましょう。彼はこの分類には入らない。彼はおとなしそうな顔をしていますが、内面は激しい野心と過剰な自意識の持ち主です。他人さまのことだから、口出しするべきではないですけれど、眞子様は小室さんとご結婚しないほうがいい。彼のプライドのために利用される恐れが強いです。


 ああ、キチガイのたわごとだから。不敬罪とか名誉毀損で訴えないでね。監獄暮らしはもうこりごり。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る