第10話 もうじゅうわだというのにもりあがんねえなあ、おいらのせいか? となげくの話

 やあ、おいらです。


 隠れ家風 リストランテ ぺこりにようこそ。いつもご利用ありがとうございます。はい、御察しの通り、今日もメイン料理の材料が届いておりません。ええ、空輸したり、船便できたりするんですけど、新年になってからは全くまいりません。何か、クーデターでも起きたのでしょうか? ああ、国名ですか。申し訳ございませんが、企業秘密というやつでして……


 さてと、何から出していきましょうか? そうそう、ふだん、おいらはゴールデンタイムのバラエティーは観ないのですが、今日は皮膚科に行って、疲れちゃって、なんだか読書をするのもかったるいんで、寝転んで、お布団にくるまって、TVを観ました。さんま師匠の御殿です。年末年始、さんま師匠がMCの番組を結構観たんですが、なんか面白かった。昔は、さんま師匠の事、嫌いだったんだけどね。特に『笑っていいとも!』の金曜日にタモリ師匠とさんま師匠が雑談する意味のないコーナーがあってさ、全然面白くなかったのさ。でも、ここまでくると、さんま師匠もある意味古典だね。安心して観ていられる。でね、その番組に奥真奈美という娘さんが出ていて、すごく、美人なの。おいらのハート、ドキューン。早速エロおやじはグーグルで画像検索をしました。そしたら彼女、昔、AKB48だったらしくてその当時の画像しか出てこないの。それが、全然可愛くない。エロオヤジ、がっくり。それから、皆藤愛子が珍しく出演していてさ、昔好きだったんだ。でもね、今年三十四歳だってさ。時の流れは残酷だ。花の命は短くて……でも、ギリギリOKって感じ!


『マツコの知らない世界』はマツコが主役ではなくて、何かのオタクたちが主役だからあんまり面白くないの。マツコので出ている番組で一番面白いのは『アウトデラックス』だと思うのですが『アメトーーク』と時間がかぶっちゃうんですよね。だから諦めていたんですけど、新年早々、おいら自分のバカさ加減に気がつきましたよ。「録画すればいいんじゃんよ!」なんで、今まで気がつかなかったのでしょう。


 でもって、時間軸を戻して、午後九時からはNHKさんの『ニュースウォッチ9』を観ました。おいら、桑子さん大好き! えっ、お前どれだけ、タレント、アナウンサーが好きなんだですって? えーと、数えきれないですね。不動のトップは心の妻、新垣結衣ちゃんですけど、浜辺美波ちゃんも激しく追走中です。別にいいでしょ。妄想するだけなんだからさ。おいら、タレントの部屋に侵入したりしないよ。ましてや、電車で痴漢とか、ストーカーとか、強制性交なんてやらないし、幼女誘拐とかの異常性向もないし、AVだって観ないしさ。まさに草食性ジジイだよ。可能であって、なおかつ苦しい修行がなかったら出家したいくらい。おいらのスキンヘッド、案外かっこいいんですよ。キチガイの時、電気シェーバーで自分で剃ったのさ。当時通っていた、ヤブの歯医者に褒められたよ。


 でトップニュースは、JOCの竹田会長の疑惑。なんだかさあ、あほくさくないですか? 国際的な大会を呼び込むのに、清廉潔白、賄賂なんて一切ありません。なんてことがあるわけないじゃん。清廉潔白を目指すなら、大会を誘致しないことが一番。そうすればいろいろな無駄金を使わず、社会福祉に回せるのに。きっとさあ、最終的にオリンピック・パラリンピックを東京でやって、得をするのは森のジジイなんではないの。今年はラグビー・ワールドカップで一儲け。来年は五輪で一儲け。だいたい森のジジイって小渕さんがなくなった後、密室で決まった総理じゃなかったっけ? 国民はあんたを支持していない。与党のラスボス感がありますな。ただし、ラスボスは一人じゃないのさ。


 それはそうと、おいらの観たかったニュースはこれこれ。名前というか四股名を言うのも、もう嫌なんですけどね。あの人、知人に前半戦で二敗したらやめるって言ったと何かで読んだので、今夜には発表すると思っていたのに、してないのさ。往生際の悪さは横綱級だわ。もう、どう観てもダメだってわかりますよね。腰が高すぎるの。舞の海さんは、「足の力が衰えている」だってさ。楽におなりよ。年寄株の問題? でも、横綱って特例で四股名のまま協会に五年くらい残れるよね。

 ちょっと話は変わりますが昔の相撲格言に「横綱は横綱にしか育てられない」というのがあるんです。でも、いまはそうでないほうが多いです。白鵬の師匠宮城野は幕内の下の方と十両を行き来するような小兵の力士だし、鶴竜の師匠井筒は関脇。それで稀勢の里の現在の師匠田子ノ浦はあんまり記憶にないんですが、たぶん平幕どまりだったと思います。でも、稀勢の里の本当の師匠は横綱隆の里、おしん横綱と言われた人ですよ。若い頃から糖尿病に苦しみ、ちゃんこが食べられなくて、自分流の食事を開発したりした苦労人ですよ。おんなじ夜行列車で上京した二代目若乃花がとっとと横綱になってしまった悔しさを稽古にぶつけ、ようやく横綱になった。在位は短かったけれど、千代の富士にめっぽう強かったのです。もし、前師匠が生きていたら、稀勢の里になんと言ったでしょうね。というか、こんなバカな状態になる前になんとかしてくれていたでしょう。たぶんですけど。


 また大相撲のこと書いちゃった。ネタが切れたかな。書きすぎているよね、おいら。

 今日はこれにて。

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