第4話突然転がり込んできた幸せ
まなみちゃんと天王寺のマクドナルドで待ち合わせてラブホテルに行った。クラスで1番と2番のかわいい子とできるなんて、なんて幸せなのだろう。今まで、まなみちゃんと、ももちゃんんを妄想しながら、手でこすっていたのに。それが、できるなんて。なんと幸せなのだろう。つい1カ月前まで童貞だったのに。夢のようだ。
「夢のようだよ」
「あら、そう。私はそうではないわ、坂東君て期待外れね。小さいのね」
「えっ、そうかなあ。今までそんなこと言われたことがないよ」
「だって、童貞だったのでしょう。自分ではわからないわね。これから坂東君の事。
粗チン。って呼ぶわね」
「僕はこれからどうしたらいいの」
「今まで通り私と、ももちゃんと、隔週で相手してればいいの」
「ショックだなあ、僕が粗チンだなんて」
「しようがないじゃない。坂東君が悪いわけでもないし」
「美容整形でも行ってみようかな」
「バカな事考えちゃいけないわ。そのままでいいの。でも時々してるさいちゅうにスポンと抜けるのが問題ね。まあ、なんとかなるわよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます