このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(458文字)
舞台となる転移先は「平行世界の日本」だった。主人公の音無雄輝は、分けもわからないままそこに転移していた。何の前触れもなく、突然に。記憶をたどっていくと、一人の友人吾妻隆一との電話でのやり取りか…続きを読む
転移先は、平行世界の19世紀。歴史や地理が変わっており、異世界と言っても差しつかえがない世界観で、見事に戦記物として成り立っている。 重厚で濃密な世界観に、知識量の深さ、確かな筆力。根幹にあ…続きを読む
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