第22話 交錯する想い


「……とりあえず、家に上がりましょうか。音無君。月島さんも」


「そうするか」


 一文字・月島と〈家族〉の契りを結んで、しばらく話をしていた。三角形になって、一人の少女の方を向いて少年と軍人が隣り合う形で。

 改めて家族になる……なんて言われても、どうしたらよいか最初は全く分からないものだ。だから、まるで付き合いたてのカップルのようにうやうやしく照れくさい感じの、悪い意味で言うなら無難な話をした。

 具体的に言えば、萩坂村や村民のこと。昨日行った国浜町の様子だとか。

 良い意味でいうなら他愛の無い話とも呼べるか。月島に関しては、流石大人と称賛できるくらいには上手く会話を回していたが。 

 もしかしたら家族の形というのは、そういうものなのかもしれないけれど。

 無難で普通で。平穏な日常を繰り返し、共に時を刻む。そういう形。

 無論、俺にだって元の世界に家族はいた。

 だけど月島や一文字のように年齢が近い家族っていうのは、俺の記憶の中ではもはや遠い過去に閉じ込められてしまっている。

 本当の、親子・兄妹きょうだい姉弟しまいみたいな存在は、懐かしすぎて恭しくなってしまっていたのだろう。

 ……さて、あまりにも些少な回想はここまでだ。

 そのまま俺達が一文字家へ向かおうとすると、一文字が突然思い出したように。


「あ、そうだ。私の家には小さいですけど馬屋うまやがあるんです。

 今は何も飼っていないので、月島さんの馬を預かることができますよ?」


 と言った。すると月島も「確かに」と小さく呟いて、その誘いに乗った。


「そうか、ではその好意に甘えて。……俺は咲銀杏を下から連れてくるので、お前たちは先に家の中に行っていてくれ」


「了解です」


 俺がそう応えると、一文字も無言で頷く。その様子を一通り確認すると、彼は後ろを振り返って棚田を駆け降りていった。

 残されたのは俺と一文字、二人だけだ。斜めに隣り合う。これは初めてのこと。

 今までも二回しか会ったことがないけれど、初めての二人きりだ。だから少しだけ緊張する。陰キャ特有の……って、やめだやめだ。もうそんなキャラ付けは無し。

 俺は一文字としっかり目線を通わせて、言葉を紡ぐ。


「行こう、一文字」


「……うん。分かった」


 返されたのは控えめで、小さな声。どことなく明るそうな女の子だけど、やはりほぼ初対面な俺とマンツーマン状態だから慣れていないのだろう。

 そうだな。例えるなら、ラブコメでよくある突如再婚によって家族になった主人公と義妹みたいな関係。同年齢だけど、この空気のもどかしさはよく似ている。

 ……けど、少しずつ慣れていけば良いんだ。この関係性ってやつにさ。何日、何か月掛かったって良い。けれどちょっとずつ打ち解けていく。そういうもんなんだ。

 これぐらいはテンプレに倣うとしよう。非テンプレだらけの異世界だけど、変わらないものだって多い。急いては事を仕損じる、とはよく言ったものだと思う。

 それはともかく。俺は一文字をまるで先導するかのように、一文字家の方へと歩いていく。その時に少しだけ見えた彼女の横顔がどこか―――。

 深い悲しみを帯びていたように思えたのは、俺の思い違いだろうか。



 併設された小さな馬屋や土間が突出部(中門)となっている、瓦葺屋根の家屋。

 中門ちゅうもんづくりの我が家へ入ると、そこは三和土たたきでつくられた土間だった。

 羽釜はがまが据え置かれたかまどには全く火の気はなく、近くには燃やすための割り木や藁の束。当然、調理場には杓文字しゃもじや菜切包丁・俎板まないたもある。

 奥に普通の農家よりは、若干広い居間が見える。

 決して、都市の住宅のように近代的で便利なわけではないけれど。

 決して、とても裕福なわけでもなかったけれど。


 は幸せだった。


 その幸福は、誇り高く皇國軍人として戦う父と、その細身一つで先祖代々続いてきた一文字家の土地を護ってきた母のおかげだ。

 そう想うとこの家に入った時、私は胸を張れる気がした。そんなことを少し考えながら居間近くまで進むと、一足先に入っていた音無君が「ほえー」と声を漏らしながら家の隅々を見ている。そんなに私の家が珍しいのだろうか?

 すると音無君は私の方を向き、感慨深そうに言った。

 

「これが本当の古民家ってやつか……」

 

「本当の? 古民家って?」


 私はその言葉に、若干の困惑を織り交ぜた反応をする。


「ああ、すまん。俺がいた世界だと、こういう家は古民家だとか古屋敷って呼ばれてたんだよ。この世界でも、150年後にはすごく珍しくなってるんじゃないかな」


「ふーん、そうなんだ……」


 少しやる気のない返事をしてしまったが、そのじつ私の心の中で一つの確信のようなものが発現し、目の背けようが無いほど増長してくのを感じた。

 ―――異界から来たっていうのは、本当なんだ。

 昨日、月島さんから通信魔術を介してそのことを言われたときは驚くのが先で、信じることなんて到底できなかったけれど。音無君はただ純粋に、自分の感想を言っているように見えた。それが現実なんだ。けど。

 だけど、未だに彼が異界人で、その人が私と一緒に住むことになるなんて。

 そんな奇跡を、素直に受け止められない〈弱い〉私がいた。

 少し顔を下げてしまう。音無君や月島さんと家族になるって、決めたのに。


「ん……どうした? 一文字」

 

 私のそんな様子に、音無君は心配そうな顔をする。

 もう、本当に音無君は優しいなぁ。……ほぼ初対面なのに。

 あの時。3日前。本当に初対面で私は彼の名前すら知らなかった時さえ、八尾仙孤から命を賭して私を救ってくれた。その優しさを、私はこの身を以て知っている。

 だから恩返しをしたい。その為にはこれ以上心配をかけたくない。


「……うん、大丈夫。上がろ」


 私はつくった笑みを浮かべ、胸中の感情を悟らせまいと足早に土間を抜け、居間に上がろうと腰を下ろす。そして履いている草履を脱ごうとすると。


「なあ一文字」


「な、なに……?」


 音無君の真剣な眼差しと表情や声。その全てが私を射抜く。

 

「これは俺の盛大な思い違いかもしれないんだけどさ。けど、言わせてもらう。

 一文字、お前には何か隠してることがある。……違うか?」


「っ……」


 ―――ほんと、なんで気付いちゃうかな。

 今まで私は、音無君っていう存在に驚いてばかりだ。

 家族って本当はそんな関係じゃないはずだけど。私も兄弟姉妹はいなかったから、距離感が掴めないのかもしれない。

 それはともかくとして。……私は少しずつ、内に秘める感情を吐露し始めた。



「これは俺の盛大な思い違いかもしれないんだけどさ。けど、言わせてもらう。

 一文字、お前には何か隠してることがある。……違うか?」


「っ……」


 一文字の表情が、驚きと悲しみで歪む。

 はかなり踏み込んだことを聞いた。もしかしたら一文字を深く気付付けてしまうかもしれない問い。けれど言葉を紡ぐ口を止められなかった。

 だって、一文字が無理をしているように見えたから。

 先ほど一文字と再会した時から……いや。3日前のあの夜。初めて会った時からずっと、彼女の眼は哀しみを帯びていた。それは言うまでもなく、自らの母が何者かに殺されたという事実を知ったからだ。

 月島がこう言っていたことを思い出す。 

 『……日常を取り戻しているように見えても、それは仮初めのものだ。平常であるかのように、人々は取り繕うとする。そういうものだ』と。

 だから彼女は明るくとする。その詳しい意図なんてものは分からない。けど彼女は今すぐにでも泣き出したいはずなんだ。

 なのに自分に嘘をついて、取り繕わなければならない関係性。

 それで―――〈家族〉なんて堂々と言えるだろうか。

 自分でも分からない。俺には両親がいない。俺が6歳の時に交通事故で死んだ。

 それから故郷の千葉を出て、長野の飯綱にいる母方の祖父母に育ててもらった。

 だから年が近い家族ってやつを知らない。両親の顔や記憶すら、写真を見たとしてもあやふやで。距離感とか、どんな会話をするのだとか。分からない。

 だけど分かりたい。理解したい。模範なんて無いのならば、自分たちで新しく作り上げたい。血の繋がりや長い年月を共にした関係すらない三者が、家族になる。

 ならせめて、本音で言い合える関係ぐらいにはなりたい。

 これは俺の勝手な押し付け論だ。一文字、そして月島さえ受け入れてくれるかは分からない。それでも伝えたかった。ただそれだけなんだ。


「……私ね。今までずっと〈普通の女の子として生きなさい〉って言われてきた。

 お母さんからね。けど騎兵将校として戦うお父さんは違かった。

 〈士族の末裔として誇り高く生きよ〉って。名家に嫁いで子を生すことが、一人残された次期の女当主である私に課せられた使命。そう言われてきたの」


 一文字は脱ぎ掛けていた草履を再び履いて、また下を見ながら。けれど少し笑みを浮かべながら話し始めた。

 一文字家は旧士族。どうやら小間使いとかは雇っていないようだし、今はあくまで村民に大人気で少しだけ裕福な農家といったところだろう

 だがこの時代だ。憲法公布から半世紀余り。未だ過去の栄光や権威に己を求める人々がいたっておかしくない。それに対して俺がどうこう口出すことではないな。

 一文字は話を続ける。


「そんなお父さんも、実際あまり家にはいなかった。昔は越之宮鎮台の兵舎にずっと泊まり込みで、たまにある村の寄り合いや旧士族同士の集まりの時だけ家に帰ってきてたの。……それも3年以上前の話でね。

 私が尋常じんじょう中学校ちゅうがっこうに入学した頃に、お父さんは摂和鎮台への転属が決まった。理由は私には教えてもらえなかった。『女子供が聞くことではない』って一蹴されて。

 そして家を出て行った。少し寂しさもあったけど、元からお母さんっ子だったからすぐにお父さんがいない家庭にも慣れた。とても幸せだった。

 ……3日前までは。私には、もう……っ!」

 

 最後まで言い切れず、泣き崩れる一文字。顔を両手で覆う。

 それは彼女が俺達の前で見せた最初の涙。 

 あの時、最初に俺達が一文字と出会った時。

 彼女の眼には、哀愁と恐怖が宿っていた。今すぐにでも泣き出したかったに違いない。母親が殺されてすぐのことだったのだから。けれど、泣かなかった。

 〈何者か〉から、いなくなってしまった〈お母さん〉を護っていたからだ。

 だからあの時。魔術を用いて戦っていた、ボロボロになりながらも。

 母親との決別を認めようとしない頑固な童女どうじょのように。

 ただひたすらに〈護れなかったもの〉を護ろうとしていたからだ。

 思えば一文字の眼の周りには、隠し切れないほど赤い腫れがあった。俺達が見ていないところ、この村の人々さえも見ていないところで、泣き続けてきたのだろう。だけどその涙を見せようとはしなかった。

 必死に隠し、涙を拭い続けた。それが〈弱さ〉であると知っていたから。 

 

「お母さん……! ごめん、ね。お別れも言えなかったよ……」


 けれど今の彼女は違う。溢れ出る感情に蓋をすることなんてしない。

 今の彼女は、決して戻ってこない母親にしっかりと別れを言っておけばよかった、と悔いる繊細な淑女しゅくじょだった。

 彼女は、ただ明るくて天真爛漫で〈強い〉美少女……なんかじゃない。

 それはさながら、怒りに己が身を燃やす童女のような。

 硝子ガラスの如く繊細で儚げな淑女のような。

 相反する二面性を持って揺れ続ける〈弱い〉少女だった。

 それはかつての、そして今の俺の姿とも似ていて。だから俺は更なる言葉を紡ぐ。


「一文字」


 俺はその様子を見ながら、彼女の姓を呼んだ。

 彼女は今まで溜め込んでいたものを吐き出すかのように、滂沱ぼうだの如き涙を拭い続けながら、俺の方を向いて立ち上がった。


「俺は、まだ一文字のことを殆ど分かってない。そんな奴の妄言だって、笑ってくれてもいい。だけど、これだけは言いたいんだ。

 ……一文字。綾香」


 一呼吸。そして、未だ涙を拭うのに必死な一文字に向けて、言った。


「泣くことは、確かに弱さかもしれない。

 けど、自分の涙を認めないことはそれよりも多分、ずっと弱い」


 一文字の表情が一瞬だけ、ハッと静まり返る。俺は言葉を続けた。


「生意気かもしれない。今、俺が言ってることは一文字の気持ちを勝手に汲み取って、勝手に出した結論なんだから。

 だけど、その言葉で目の前の人が救われるなら。俺は幾らだって助けるよ」


 そんなキザな台詞を勢いで吐いてしまったことに、心の中で赤面するが、ここで止めにしたらもっと恰好が悪い。だから、言葉を紡ぎ続ける。


「一文字は俺達に今まで、涙を見せなかった。

 それが弱さだって思っていたのも、なんとなく分かるよ。

 ……だけどさ。涙を、弱さを、いつまでも自分の中に閉じ込めて。

 押し込めて、無かったことにするのも〈弱さ〉だと思う。

 が言ってたんだ。

 〈弱さを知っている〉っていう〈強さ〉のことを」


 俺は〈ある人〉が今頃戻ってきているだろうかと思案しながら、言った。

 そして揺れる、一文字の瞳だけを見つめる。


「俺も最初は、ただの屁理屈だって思ったよ。

 でも俺はその言葉を信じて、今までやってきたんだ。

 たった3日間だけなんだけどさ。だけど、この短い間で俺は強くなれたと思う。

 だから……押し付けるつもりはないんだ。

 ただ、一文字。泣いたっていいんだ。俺や月島、村の人たちがいたって。

 それは、自分の弱さを知ったということなんだから」


 そんな長い文言を、よく一気に言えたものだと自分でも感心する。

 その所以は、その言葉が嘘も偽りも無くただ一文字に伝えたかった本当の言葉だったからなのだろう。そう勝手に納得する。


「……うっ、うわぁぁぁっっ……!!

 お母さん……お母さん……! 会いたいよ……」


 次に溢れてきた涙を、一文字は拭うことをしなかった。

 童女のように泣き喚いて。だけどその末に自分の弱さを知ったその瞳には。

 一つの確かな〈強さ〉を秘めた淑女の存在だけがあった。

 俺は少し微笑む。

 

 この世界に転移してから今までの3日間で得た、小さな〈強さ〉を今。

 一人の少女を救う為に、使うことができたのだから。

 ……けど。これで完全に救ったことになるのか? 護ったことになるのか?

 いいや、違うだろう。まだだ。まだ足りない。

 まだ。だけど、少しは近づいた。そのことに俺は微笑んだのだ。

 俺はしばらく彼女が泣き止むまで、その姿を目に焼き付けていた。

 本当に、誰が。誰がこの少女をこんな思いにさせた?

 奴らなのか。叢時雨勤皇党を名乗る、屑共なのか。

 ―――誰にしたって関係ない。俺はそいつを絶対許さない。

 俺は再度想いを新たにし、心に刻んだ。

 

 

 情けないところを、音無君に見せてしまった。

 は確かに弱いんだろうな。まだ子供にも、大人にもなりきれていないから。

 それはお母さんとお父さんの想いを、どちらも尊重しようと思ったからだ。

 お母さんは私に『旧士族としての誇りなんて無くたって良い。ただ私たちの傍にいて、私たち家族と共にいて。普通の女の子で在って』と言った。

 お父さんは私に『我らの一族郎党がかつて、士族であったことを忘れるな。その誇りを忘れたとき、村の者たちはお前を見放すであろう』と言った。

 その結果、二つの相反する面を持った〈私〉が生まれた。

 ……お母さんが死んだとき、私はお父さんの想いを継ごうと思った。

 旧士族としての誇りを胸に、強く在ろうと思ったんだ。

 だから少なくとも、村の人々や音無君たちには泣く姿なんて見せたくなかった。

 だけど音無君は私が無理していることに気付いて、気にかけてくれた。

 悲しみの気持ちがあるのに、それを隠し通すことも弱さなんじゃないかって気付かされた。己に悲哀の心があることを認め、自分の弱さを知ることも〈強さ〉なんだって教わった。音無君は〈ある人〉から教わったって言っていたけれど。

 さっきの言葉は紛れもなく、音無君自身の言葉だよ。

 ほんと、音無君には助けてもらってばかりだ。私がもっとしっかりしなくちゃ。

 ……本当に、ありがとう。旧士族の誇りにかけて、この恩は必ず。

 私は未だ泣きじゃくりながらも、そう誓いを立てた。



 は棚田の下から連れてきた咲銀杏の手綱を手に、家の中で行われる音無と一文字の会話を聞いていた。確か2日前に、小隊分室の前でも同じような盗み聞きをしていたように思う。……まったく〈ある人〉とは。

 わざわざ包み隠さずとも、一文字も薄々分かっているだろうに。

 だが音無も一文字もあれほどまでに、己について悩み考え、そして前に進もうとしているのだ。そんな若者たちを見ると、私も努力し続けねばならないな。

 私にもまだやるべきことがある。贖罪を果たし、必ずや大将位を。

 そして見つけよう、音無と共に。揺ぎ無き〈真の強さ〉を。

 そう強く心に想うのだ。


 

 

 皇國の小さな村で、多くの者たちの想いが交錯する中。

 広大なる支那を治めるだい中華国ちゅうかこくでも、幾億の意志がしのぎを削っていた。


 2年前の1851年―――華南かなんで一つの胎動が唸りを上げた。

 広西省こうせいしょう金田きんでんむらより始まった、大規模な武装蜂起。

 天王〈洪秀全こうしゅうぜん〉によって引き起こされた〈太平たいへい天国てんごくらん〉である。

 彼はキリスト教を基にした〈拝上はいじょう帝教ていきょう〉を興し、大中華国による統治に反旗を翻したのである。彼の信者たちによって構成された軍勢はその熱狂的な勢いのまま、大中華国の首都・南京に迫ったが……。

 南京政府は抵抗することなく、拍子抜けするほどあっさりと降伏。

 太平天国は南京を〈天京てんけい〉と改称し、数百万に膨れ上がった兵力と共に束の間の勝利に酔い痴れた。―――しかし。


 北京を臨時首都として逃れ、紫禁城の玉座に上がった中国大総統・りゅう黄明おうめい

 彼の比類なき策謀は、太平天国だけでなく。

 彼に反感を抱く者全てに、平等なる恐怖と死を与えることになるのであった。

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