自主企画から来ました。猫犬鼠子です。とりあえず5話分、気になった部分を以下に書いておきます。指摘はあくまで、私の主観なので気に入らなければ無視してください。
第1話の中盤
「それじゃ電話かかってきた直後に、転移したのか?」
という箇所。『電話』と『かかってきた』の間に『が』を入れる。
第2話の序盤
『口は大きく裂け、剥き出しの犬歯が覗かせる。』
という一文。
〈代替案〉
『犬歯が覗いている』または、『犬歯を覗かせている』
同じく第2話の序盤
『死の淵が迫ったとき、俺はこんなにも無様で無力で、惨めなのだ。』
という一文。
〈代替案〉
『死の淵に立たされたとき』もしくは『死が迫ったとき』
googleで”淵が迫った”としても検索結果は出てきますので、お好みで。
第3話の終盤
『その罪をどれだけ肯定化できようと、無かったことにはできない。』
という一文。
〈代替案〉
『肯定化しようと』
出来るが二度続いているので、という意味合いもあります。
感想
直すところないじゃんか! と叫びたくなるほど、完成されたいい文章でした。私はいままで、転移系は食わず嫌いしてきたのですが、これを機に読んでみようかなあと思ったり。
続きは、また明日、見に来ます。
作者からの返信
丁寧にありがとうございます!
アドバイスを参考に頑張っていきますので、これからもよろしくお願い致します。
視点が音無君に戻りましたね。二話で怪物が出て来ましたので、もしやと思っていましたが、魔術がある世界なのですね。19~20世紀前半の日本を舞台にして、魔術を使える兵士達・・・面白くなりそうですね。
音無が保護というか確保されたとあって、このまま間諜だと疑われる流れかと思いましたが、さして疑われる様子でもありませんね。異界人というのは一般的なのでしょうか。もしかすると中華が急速な近代化をなし得たのも、先に転移した連中の協力が合ったからかもしれませんね。
異界人とはいえ、いきなり現れた音無を軍の上層部がどう扱うか・・・即銃殺も有り得るから怖いですね。
作者からの返信
異界人への対応は、想像より早く解決しますね。