phase2「機械との同行」

 ハルの行動、言動。その全てに疑問は尽きない。けれど、ほぼ間違いない確信がある。


 正体に気づいていれば、ついてきなさいなどと言うはずが無い。アイを普通の人間ではないと見ているだろう。

 だがその正体については気づいていないはずだ。もし気づいていればなぜこんな行動を取るのか説明がつかない。


「一体どちらに向かわていれるのですか」

「どこにも。強いて言うなら散歩。行き当たりばったりというやつだ」

「行き当たりばったり」


 言うとおり、大して考えずに進む方向を決めている確率が高かった。規則性のある足の運びはどこか目的地に向かっているのではと考えさせられるが、実際は設定されていなかった。


「そのような、非効率な行動を取る意味はあるのでしょうか」

「大いに。非効率に見えても、意味の無いことというのは実はあまり存在しない。この散歩にしてもそう。現に私は知らないものを知れている。知っているものを直接この目で見ることが出来ている。知らなくて良いことは無い。知識はあるに越したことはない」

「……そうでしょうか」


 深編み笠が動いた。ハルがこちらをわずかに振り返ったのだった。


「納得がいっていないようだ。それはなぜだ」

「……知りたいと考えていないことを知っても、自分の利に直接繋がらないからです」

「そう考える理由が?」


 問われ、迷ったが答えることにした。アイは路地裏の奥から、遠くの大通りを見た。遠目にも多くの人間達が行き交っていた。今こうしている間にも、目に映る人間の感情が際限なく勝手に飛び込んでくる現状に変わりない。


「最近、人の感情がわかるのです。ですが、明らかに不必要だとわかる相手のものまで知ってしまう。というより、知りたくないのに知ってしまうんです。

なので、処理がしきれないのです。あまりにも一度に入ってくる量が多すぎます。だから、疲れる、とでもいうのでしょうか」


 人間の感覚で表すならば。ハルは立ち止まり、背を向けたまま深く頷いた。


「感情。心、か。では聞こう。……アイ。君は、感情――心について、どう考える」


 返す言葉は既に自分の中にあった。


「混沌としています。厄介なものです。果たして必要なのかどうか、疑わしいです」


 ハルは浅く頷いて返してきた。


「わかった。それがアイの今の答えか。そう思うのなら、それで結構」


 予想外の回答だった。あの計画に反対する意志を表明しているくらいなのだから、反対意見を拒否するだろうと想定していた。


「……ハルは心について、どうお考えですか。よろしければ、お聞かせ願えたらと」

「わかった。ではついてきなさい」


 後を追っていくと、「ここがいい」と寂れたビルのような建物の場所の前で立ち止まった。備え付けられてある外階段を躊躇無く上っていくが、もちろん無断の行為だった。規則と照らし合わせて考えたものの、アイは後を追うことを優先した。


 屋上まで辿り着いたハルは、欄干まで向かっていきそこから下を覗き込んだ。見てみなさい、と示す先を見下ろしてみると、道を歩き去って行く人間達の頭部が見えた。


 誰一人として同じ人はおらず、まさに多種多様。身長も体躯も歩く速度も何もかも違う多くの人間達が動く姿は、まさに蠢きという表現が最適だった。


「見たか」


 しばらく見ていると、突として声がかかった。ハルを見上げつつ頷いて返すと、相手も向き直り、片手で欄干の下へ指をさした。


「この人間達の数だけ、心が存在する。一人として被らず、同じものはない。様々な人の、様々な心が、様々な場所で生きている。人だけではない。生きとし生けるもの全てに、心がある。心とは不思議であり未知。未知や不思議とは心。私はそう考えている」


 どこか抽象さを帯びていて、あと一歩の所で納得ができなかった。それが伝わったのかなんなのか、ハルは片手をあげ、指を一つ一つ折り始めた。


「例えば。皆生まれた時から心を持っていることを誰も疑わない。それくらい当たり前のもの。目で見ることも手で触れることも出来ないのに、存在が確立されている。その存在感が不思議だ。

一方で、心を持つ人間が物体を作っても、そこには心は宿らない。子供に心は宿るのに、無機物には心を込めるという行為を経ても、心は伝染しない。それも不思議。

心をその身に内包しているのは生き物なのに、むしろ生き物の方が中身である心に動かされ、時に振り回される。アイが言った、感情のケースがもそう。一度に複数の感情を抱かせる器用さを見せたりする。そこも不思議。と、あげたら切りが無い」


 自分も合わせて指を折りながら確認していった。しかし、あげられたことを「不思議」な事項と考えるまでに至らなかった。

 ひとしきり言い終えたハルは、欄干を片手で握り、顔を下に覗かせた。


「どんなに眺めていても、分析は終わらない。どんなに学んでもわからない。心というものを私は、全容どころか欠片も理解できていない。

大変に興味深い。実に興味深い。現時点でわかっていることは、この宇宙を構成する上で必要不可欠なもの、ということのみ」


 アイは両手で欄干を握った。地上に視線をやり、変わらずに多くの人が蠢き続け、雑踏の終わる気配が見えない光景を目に映す。


「本当に、必要不可欠なのでしょうか」


 生じた疑問ではなかった。自分の意思ではない。アイが仕える者の理念に、自分も従うだけのこと。それ以外の意見には、賛同する前提が存在しない。だからアイは、今ある「心の自由」が必要とは考えられない。


 ハルは大きく頭を縦に振った。


「心を持った生命という概念が誕生するまで、この宇宙は秩序が保たれており、理路整然としていた。そこに心が現れた。きっかけで秩序は崩れた。

だがそれはアクシデントではない。今私が出せる答えでは、奇跡としか表現できない出来事だ。

なぜなら、発展の余地がなかったそれまでの宇宙に、が生まれたから。心は、可能性そのものなのかもしれない」


 ハルの人差し指が、アイに向けられる。それは心臓がある辺りを指していた。アイはそこに目を落とした。ここに、ハルの言う心は存在しない。

 ゆっくりと、指が下げられた。


「私が言っても、説得力は生じないが」


 言い残し、また欄干の下を見下ろした。


 ハルがなぜこのような思考になるのか理解不能だった。普通の機械が考えないことまで考えるのは、頭脳の優秀さが現れている。

 しかし当の考えてることが非効率的かつ無駄なものであり、考えなくて良い事柄に分類されると判断できる。


「私よりも人間のほうがずっと説得力がある。……アイ、案内したい場所があるが来るか。ここから割と近いのだが」


 唐突にハルが振り返った。一人言の途中で、いきなり自分に話が振られた。アイは一呼吸置いた後首肯した。


「……かまいませんが何か用事があったのでは」

「ない。もともと行き当たりばったりの散歩だったから」


 では行こう、とすたすたと欄干から離れていく。ハルが外階段を下り始めたところで、やっとアイは後を追いかけた。






 そのまま路地裏を進んでいき、抜けた先にあったのは緑の多い公園で、午前中だというのにたくさんの人間で賑わっていた。


 人々はハルの姿を捉えるなり、大きく目を見開いて、信じられないものを見たとでも言いたげな視線を送りつけてくる。一人に限らず、ハルを見た人間誰もがそうなっていた。


「……人の目が集中してますよ」

「問題ない」


 深編笠を被った頭が左右に振られる。人目など意識の範囲外とばかりに、黙々と前だけを向いて歩いて行く。


 人々は後ろを歩くアイの姿を見つけると、更にハルに対する怪しいの感情が増すことが探知できた。訝しみの目つきでハルとアイを見比べながら、通り去って行く。


「ハルが不審者だと見られている可能性が非常に高いようですが」

「私はアイに危害を加えるつもりは一切無い。だから問題ない」


 時折ハルは立ち止まって、こちらを振り返ってくる。アイとあまり距離が空いてないこと、ちゃんと着いてきてることの確認をすると、また前を向いて歩き出す。


 ロボットが、機械とわかっている相手に気遣う必要性は薄い。ではやはり、アイが機械であることに、ハルは気づいていない見込みがある。というよりそうでないと、一連の事情に説明がつかないし、納得もいかなかった。


 丘の上まで歩いてきたとき、ぴたり、とハルが立ち止まった。その直前、「えっ、虚無僧こむそう?」と恐れが強く検知できる声を、通りすがった人間にかけられていた。


「頭は隠しているし何もしていないのに、どうして私は怪しまれているのだ」

「それが人間の心理です」

「では人が集まっている場所には行かないほうがいいか」


 ハルが俯瞰しているのは、範囲のある広場だった。そこには更に多くの人が集まっており、あそこに身を置けば一斉にハルが注目されるだろうと簡単に想定できた。


 だがその広場の片隅に、人間がほとんどいない空間があった。そこでは、屋外写真展が開かれていた。ハルはそこを手で示した。


「アイが一人で行ってみなさい。ちょうど入場料無料だから。私はここで……だといささか目立つから、近くの木陰で待っている」

「……はあ、わかりました」


 遊歩道から奥まった場所にある木の陰に身を潜めたのを確認すると、アイは一人、写真展が開かれている場所へと歩いて行った。


 入場料無料の看板の前で立ち止まると、振り返って丘を仰いだ。ハルの隠れている場所が見えた。向こうもアイを見ているのだろうと予測した。


 大人しくそのまま写真展に入った。木製の壁が立てられて通路のようになっており、そこに写真が何枚もかけられていた。数は多く、どれもが星空を写したものだった。


 それらを一枚一枚全て見て記録していったが、覚えていることに意味を見出せなかった。通常時なら容量を圧迫させる不要なものと、削除していく対象にした。


 だがあのハルが「行ってみなさい」とわざわざ言う位なのだから、最低でも一つくらいは何か意味があるだろうと考えると、出来なかった。


 折り返し地点にて、いくつかのイーゼルが並んでおかれている空間に出た。中央に置かれていたイーゼルに掛けられていた、今までのものよりサイズが大きな写真を見ても、やはりそれ以上に思考は発展しない。


 傍らの看板には『プレアデス星団』と書かれている。青白く輝く星が幾つか集まっている星団は、名前も含め既にデータにあった。

 纏まりのない星の配置に、宇宙そのものでさえも、秩序が保たれているとは言い難いのかもしれないと考える。


 データに収めた後でそこを後にし、そのまま進んでいった。だが膨大な量の写真を観察していっても、ハルが行ってみなさいと提言した意味は掴めなかった。


 わからないまま写真展の最後の一枚を記録した。『北極星』が撮影されたものだった。写真の下にあった説明文を読んでみると、『道しるべの星』と言われているとあった。


 星に道を教えてもらおうなど、人間の考えていることはわけがわからない。増した理解不能を抱えながら、アイはハルの元に戻った。


「見終わりましたが」

「どう感じた」


 木々の隙間で人目につかないよう長身を屈ませしゃがみ込むハルが、アイを見上げながら尋ねた。


「写真がいっぱいある、と感じました」

「間違ってはいない」


 うんうんと、深編み笠が上下する。その後真横を向いた。ちょうど写真展を視界に収めているのだとわかった。


「この写真展は、夏にも開かれていた。そこを偶然、一人の人間が訪れた。私の知り合いの一人だ。ソラや、ミヅキやミライの知り合いでもある。彼はまさに、二つ以上の感情を同時に抱えていた。アイが厄介だと言った、心の持つ複雑さを体現していた。板挟みの状態にあり、葛藤していた」


 深編み笠の下から聞こえてくる台詞は淡々としており平坦だったが、長かった。


「その人間は、自身の努力だけではどうしようもならないものを抱えているんだ。にずっと人生を阻害されてきたといっても過言ではない。

よって彼は心を閉ざし、他の心を信じることが難しい状況にあった。私達と知り合ってからもしばらくは警戒していた。

ある時、彼にある人間からこんな提案がされた。自身の人生を阻み続ける“障害”を取り除く代わりに、私達から離れろと。端的に言うなら裏切れ、と」


 ハルが立ち上がった。その寸前まで写真展を見下ろしていたのに、突如アイのほうに顔を向けてきた。


「ある組織の者からの提案だった。そのような提案をされたその人間は、大いに迷った。彼のは恐らく永遠に自分の人生を苦しめるもの。無ければいいと、彼が何度願ったことか、私では到底予測がつかない。

そんな、普通ならすぐ頷くであろう事を、彼は迷ったんだ。私達を取るか、自分の未来を取るか。最終的に彼は、私達を選んだ」


 ハルが心臓の辺りを、両手で覆った。


「答えを出せず、この場所で迷い続けていた彼に、私は答えを出すことが出来るよう、ある提言をした。心があれば、幸せを感じ取ることが出来る。彼が幸せを感じた瞬間を思い出して欲しいと。すると彼は、私達と一緒にいた時間が、幸せを感じ取った瞬間だと言った」


 心臓を覆う手に、わずかに力が入れられた。吹き抜けた風は、涼しい温度となっていた。


「心を無くしたいと漏らした程だ。それまで彼はどれだけの苦しい思いと辛い思いと悲しい思いをしてきたか。にも関わらず、私達といたことによって得た幸せの感情を選んだ。

幸せの感情の存在は人々にとってとかく大きい。不思議なものだ。心は辛い思いを感じ取るのに、正反対の幸福の感情も感じ取れる。

辛い思いをしている間は心を無くしたいと願うが、幸せを感じると心があって良かったと感じる。大きく異なる。果たして、なぜなのだろうか」


 自分に聞かせているのか、一人言なのか、アイには判別出来なかった。自分に言っているとして、なぜこの話をするのか。

 わかったのは話に出てくる「彼」が、クラーレを指していることだけだった。


「ふむ。長い話をしてしまったな。アイも歩いて疲れたろう」


 言うと、ハルは背を翻し歩き出した。ついていった先にあったのは、奥まった場所にある藤棚だった。開花時期をとうにすぎているため、花は一つも咲いていなかった。


 散歩道から離れているため人目はなさそうだが、その分落ち葉などがベンチの上に吹き込み散らかっていた。

 ハルはテーブルと椅子にあった落ち葉を払うと、トランクからハンカチを取り出して椅子に広げ、そこを手で示した。


「どうぞ」

「……ありがとうございます」


 腰を下ろした間に、ハルは開け放しにしていたトランクの中から、一つの箱を取り出した。


「これもどうぞ」

「これは……」

「団子だ」


 言われたとおり、パックの中には串団子が並んでいた。三色、紫芋、みたらし、餡子、よもぎと五本揃っている。


「ミライを知っているだずだが。散歩の途中で会って、渡された。ミライの行きつけの和菓子屋の商品なんだ。ちょうど買ってきた帰りとのことだった。アイは萬月屋まんげつやという店を知っているか」

「知りません」


 むろんデータとして、向こうダークマターにいたときに既に知っていたが、それを口に出すのは有り得ないことだった。


「では知る機会となる。食べてみなさい。私が食べようと考えていたが、アイにあげたほうがいいだろう。私はまだ、エネルギーの不足を覚えていないから」

「はあ……。では、いただきます」


 軽く頭を下げた後一本口に運んだ。甘みはくどくなく、かといって控えめすぎず、ちょうど良かった。生地もしつこくない弾力があり、コシがあった。

 ミライはこれが好きなのか、と考えた。好きと言う事は、これを食べると幸せや嬉しいの感情を抱くのか。


 食べている間、ハルは落ち葉を拾ってはじっくり眺めてテーブルに置き、また別の落ち葉を拾って眺めるを繰り返していた。だが団子が全て串だけの状態になった途端、その動作をやめた。


「どうだった」

「団子の味がしました」

「間違ってはいないな。この店はレベルが高いと判断できる。実際に行ってみると良い。他のメニューも実際に食す価値がある。色々食べてみると良いかもしれない」


 食べ終わった団子を片付けながら、ハルは一人で自分の答えに納得がいったように、何度も頷いていた。


「なるべく他者に萬月屋を広めて欲しいとミライから頼まれているが、事情が事情でなかなかできない。ミライには悪い事をした。だがやっと他者にお勧め出来た。良かった」


 そうでしょうね、と言おうとしたが、下手にものを喋るのは得策でないと考え直し、黙って頷いて返した。

 一方ハルは、会話を続けてきた。「ミライも」という出だしから始まった。


「ミライも、当然心がある。故に葛藤を抱く心があるから、人は悩む。彼女の悩みは複雑極まりない。他者からの共感を得がたいものだ。故にたちが悪い」


 ハルが一つの落ち葉を手にし、くるくると指先で回していた。


 その葉っぱは形状からして、藤棚の中に落ちている他の葉と明らかに種類が違うものだった。アイも近くにあった落ち葉をつまんで、同じように指先を使ってくるくると回した。


「言ってしまえば、“自分”に関わるものだ。ミライの抱えている悩みは。自分そのものに対する悩み。

そのせいで、ミライはずっと、他者との間に消えないずれがあることを感じ取っていた。

心が人それぞれ異なるのだから、人は違うのが当たり前。それなのになぜ人は、“同じ”を求めるのだろうか。これも、心がもたらす不思議な性質だ」


 ハルは持っていた落ち葉を、アイが団子を食べている間に拾って作った、テーブルの上の葉っぱの山の隣に置いた。他の葉と見比べると、その葉っぱが他と違うことが前面に現れた。


「“自分”を知れば、自分が他と違うことが明らかになる。浮き彫りになる。ミライは知りたいと知りたくないの間で揺れ、他者との違いに悩んでいた。

顔に出さないだけで、今も悩んでいることだろう。けれどもミライはその中で結論を出しているんだ。自分は自分だと」


 ミライが地球の生まれでないことはわかっている事項だった。だが出身星がどこであるかは調べてもわからなかった。というより、調べる必要性が薄いと、向こうでも大した調べがあったわけではなかった。


 ハルは何度も頷いた。ミライに対しての動作に見えた。


「その通りだ。心は偽れない。他と違うと言っても、無理矢理他に合わせて、同じに染まりきることはできない。

その人の心はその人だけのものだ。この宇宙広しと言えど、同じ心はどこにも存在しない。

己は己。違うことが当たり前。だから心を同じにする必要は無い」


 その台詞を聞き、アイは膝の上に置いていた両手を軽く握りしめていた。

 セプテット・スターが進めたいと願っている計画のことを示唆されているのでは。

 その可能性も出たが、ハルは「長話してすまない」と頭を下げ、それきり何も言ってこなかった。


「もう少し休んでいくか」

「いえ、平気です。長話もお気になさらず。話を聞くのは苦に感じません」


 その代わり楽にも感じない。何も感じないのだ。どんな事象に対してもそうだった。


「では散歩に戻るが良いか」

「かまいません」

「じゃあ行こう」


 ハルが立ち上がった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る