第4話だから、どうした②

 付き合いはじめて1週間。こうやって机を並べて、お昼を颯太と一緒に食べられるなんて、思っても見なかったな。めちゃくちゃ幸せだなぁ。私



「それ、美味そう」


「ん? だし巻き玉子? じゃあ、上げる。 ハイ」



 だし巻き玉子を颯太の食べ終わったパンの袋に置いた



「うまっ。料理上手い子って、やっぱ良いよなー」


 料理部なめんなよ笑 直接、箸から食べさせたかったけど、流石に恥ずかしいや……



「うわ。もうコーラなくなちった。水分ほしい」



 ここは間接キッスのチャンスかも。

私はペットボトルを差し出した



「颯太、の 飲む?」



「あっ。俺、紅茶飲めない人」


「へ へぇー」


私の方が緊張して喉乾くわ……

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