このエピソードを読む
2022年1月10日 11:43 編集済
新年明けて、もう10日もすぎてしまいましたが、今日は成人式ですね。日本では第5波の後、しばらく収束していた新型コロナウイルスですが、ここ数日で一気に感染拡大の様相で、成人式も地域によってその対応は様々のようです。世界中で猛威をふるっているオミクロン株の今後の動向も気になりつつ、感染防止に気をつけています。ところで、漢詩ですが、ルールを調べて私も見よう見まねで書いてみたので、お届けにきました。ルールにそって書けているかどうかが、いまひとつ自信がないですが、わかりやすい構成なので、工藤様なら情景はわかってくださると思い、私訳はつけませんが、読んでみて何かご意見がありましたら、遠慮なくお願いいたします。春告草宏大晴天映蠟梅赤南天實寒梅開交遊目白吸花蜜被雪水仙輝明舞今年も無理のない範囲ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。(※漢詩の形式等考慮し、整えてみました。勉強させていただき、ありがとうございます)
作者からの返信
中澤樣旧年中は折々に拙文へお運び下さいまして有り難うございました。本年も宜しくご交誼の程、お願い申し上げます(ご無理のありませんように)。年は改まっても今以て続く世上の物怱、最早、生活の一部となって久しい「彼奴」との「お付き合い」こそは今年限りにしたいものですけれども……不如意なところですね。先ずは今年初めて中澤さんから頂戴するコメントが漢詩とは思いも寄らず吃驚致しました。とともに、昨秋にお送りしました「秋錦繍」への、返歌ならぬ返詩を春の便りと共に拝受したようで一等嬉しうございます。御作、twitterで中澤さんが投稿なさる動植物のお写真のフォーカスのように、被写体に対する「眼差し」がそのまま詩にも表れているように拝読しております。何よりその色彩、空の碧、蠟梅の黄、戯れ遊ぶ目白の黄緑、南天の実の赤、寒梅は紅白どちらでも良いけれど願わくは薄紅が良いな、雪中花こと水仙の花は雪に合わせて白か、あるいは雪に映える鮮やかな黄か……彩り豊かな新春の生命、世界はかくも色めき美しいものかと、像を脳裡に結んで悦に入っております(成人式たる今日などはその彩りも弥増すことでしょう)。そして私はこの中ならば、矢張り「目白」の黄緑が好きですね(※漢詩の形式的な部分につきましては別処にて)。詩人でいらっしゃる中澤さんが更に今また漢詩というかたちで万象を表現なさっている……思い掛けず何やら私として引き摺り込んでしまったような、内心「占め占め」といった心持ちでおりますから、もしお嫌でなければ、今後も折に触れて中澤さんと漢詩を遣り取りし乍ら私も研鑽を積めたら、などと夢見ております。
編集済
新年明けて、もう10日もすぎてしまいましたが、今日は成人式ですね。日本では第5波の後、しばらく収束していた新型コロナウイルスですが、ここ数日で一気に感染拡大の様相で、成人式も地域によってその対応は様々のようです。世界中で猛威をふるっているオミクロン株の今後の動向も気になりつつ、感染防止に気をつけています。
ところで、漢詩ですが、ルールを調べて私も見よう見まねで書いてみたので、お届けにきました。
ルールにそって書けているかどうかが、いまひとつ自信がないですが、わかりやすい構成なので、工藤様なら情景はわかってくださると思い、私訳はつけませんが、読んでみて何かご意見がありましたら、遠慮なくお願いいたします。
春告草
宏大晴天映蠟梅
赤南天實寒梅開
交遊目白吸花蜜
被雪水仙輝明舞
今年も無理のない範囲ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
(※漢詩の形式等考慮し、整えてみました。勉強させていただき、ありがとうございます)
作者からの返信
中澤樣
旧年中は折々に拙文へお運び下さいまして有り難うございました。本年も宜しくご交誼の程、お願い申し上げます(ご無理のありませんように)。
年は改まっても今以て続く世上の物怱、最早、生活の一部となって久しい「彼奴」との「お付き合い」こそは今年限りにしたいものですけれども……不如意なところですね。
先ずは今年初めて中澤さんから頂戴するコメントが漢詩とは思いも寄らず吃驚致しました。とともに、昨秋にお送りしました「秋錦繍」への、返歌ならぬ返詩を春の便りと共に拝受したようで一等嬉しうございます。
御作、twitterで中澤さんが投稿なさる動植物のお写真のフォーカスのように、被写体に対する「眼差し」がそのまま詩にも表れているように拝読しております。何よりその色彩、空の碧、蠟梅の黄、戯れ遊ぶ目白の黄緑、南天の実の赤、寒梅は紅白どちらでも良いけれど願わくは薄紅が良いな、雪中花こと水仙の花は雪に合わせて白か、あるいは雪に映える鮮やかな黄か……彩り豊かな新春の生命、世界はかくも色めき美しいものかと、像を脳裡に結んで悦に入っております(成人式たる今日などはその彩りも弥増すことでしょう)。そして私はこの中ならば、矢張り「目白」の黄緑が好きですね(※漢詩の形式的な部分につきましては別処にて)。
詩人でいらっしゃる中澤さんが更に今また漢詩というかたちで万象を表現なさっている……思い掛けず何やら私として引き摺り込んでしまったような、内心「占め占め」といった心持ちでおりますから、もしお嫌でなければ、今後も折に触れて中澤さんと漢詩を遣り取りし乍ら私も研鑽を積めたら、などと夢見ております。