ミドルフェイズ:シーン2「Nobody」

GM:どこまでも青い夏の空。蒸すようなアスファルトの上をあなた方は歩きます。

 見慣れた町には誰もいません。乗り捨てられた車、燃えている家、そしてそこかしこに、死んでいる人間――。

 じわ じわ じわ 蝉だけが鳴いています。

篠月彩花:「誰も……いないね……」

透利:「いないな……マジでみんなやられたのか……?」

 携帯とか……一応持ってるんですけど! なんかニュースとかないかな( アインホッホ持ってるよ

GM:ほっほっほ なるほどー ニュースかー

透利:ニュースとか、LINEとかさー……なんか……(

GM:近くの街が【速報】とかいう感じでこの街の惨状を伝えているかも知れないですかね。この街の、たとえば市役所からとかは何もお知らせは出ていないようです

透利:「流石にさっきの今じゃ、まともなニュースはないっぽいな……」とスマホブラウジングしながら。

 「……篠月、親御さんは? 連絡とったか?」と思い立って訊いてみるね

篠月彩花:「……ううん。そんな暇、なくて。お父さんも、お母さんも、無事だと、いいんだけど」

透利:「LINE送ってやろうか。とりま生きてるって伝えた方がいいだろ」

 (俺は……いいや。無事って言う訳にはいかないしな……)と思いつつ。まぁこの辺はフレーバーで……(

篠月彩花:「うん、ありがとう、お願いするね」

透利:じゃあ代理で送っておきました!

GM:はーい ではそうですね、LINEを送ってる途中くらいでしょうか、

篠月彩花:「そう言えば、村田くんは……」

GM:と、ぽつりと言いますね

透利:「環か。避難してきたときには、見かけなかったけどな」

 と思い返して答えます。

篠月彩花:「そっか……無事だと、いいな」

透利:「無事だろ。うん。あいつほら、クジ運いいしさ……」

 と自分にも言い聞かせるように言いました。

 「俺から環にはラインしといたから。とりあえず、誰かいないか探してみようぜ」と手を取りますね

篠月彩花:「うん、いこっか」

透利:(あっ村田にはマジでラインしときましたから 俺も篠月も生きてる的な)

GM:はいはーい ではですね、お二人はしばらく道を歩きます。

 しばらく行くと、誰かがうずくまっているのが見えました。

 じゅる、じゅる、嫌に湿った音。それは――倒れた人間の内臓を引きずり出して貪り食らう、二体の化物でした。

 そしてもうひとつ。透利さん、あなたはそのうちの片方に、見覚えがあります。

透利:誰だろなぁ!!

GM:どこかで見た制服、背丈、そして──スマホが、落ちていて。

 画面、ついているかも知れませんね。さっき、LINE送ったばかりでしたし、ね。

透利:「なんだこれ」彩花ちゃんの手を引いてるのも一瞬忘れて、立ち止まります

篠月彩花:「綿貫くん……?」

透利:「笑えねーぞおい、何やってんだよ、た……」

 名前を呼び掛けて、そこで彩花ちゃんが声を出したので慌てて飲み込みました

GM:彩花さんはただ、不安そうにしていますかね。

透利:「あいつら……バケモノがそこにいる」って彩花ちゃんには言います。向こう、気づいてますかね?

GM:それを聞いて、彩花さんは短い悲鳴をあげますね。バケモノは……気づきます。襲ってきますよ。

 ということで、早いですがミドル戦闘のお時間です。

透利:はやい! そして登場分忘れてたから今ふるね!

GM:うんごめん忘れてたね……たのまい……(

透利:とっとこあがるよ

GM:駆け上がれ~ では改めて戦闘!

 敵はバケモノが2体。1つのエンゲージになっています。

 対してこちらは透利さんのみです。彩花さんは戦闘から除外するものとします。

透利:おっけー! 戦闘めっちゃ初心者なのでおてやわらかによろしくおねがいします!

GM:りょうかーい! ゆっくりいきましょ

透利:いまレベル幾つ扱いだ

GM:(侵蝕率)100超えてるから、+1扱いよー

透利:わーお

GM:よければセットアップから!

透利:セットアップありますので宣言するねー

 【宣言】《フルパワーアタック》:ラウンド中白兵攻撃力+(Lv*5)=+20 行動値0になります

GM:うーん強い こちらはSUありません

 が、行動値の関係でそのままメインプロセス入りますよー

透利:はーい

GM:無印から

 マイナー:《骨の剣》5 攻撃力10、ガード値6、命中-1の武器を作ります

 メジャー:《コンセントレイト:エグザイル》2+《伸縮腕》3

 クリティカル値を-2、射程を視界にした白兵攻撃です 対象は透利さん

透利:こいこいー

GM:(ころころ→44)あらー すごいね(

透利:すごいね(

 ガードが苦手なんだよな まあ避けられないかなこれはね(

GM:ワンチャン振るのはありよ( 11dx+1で振れる

透利:そもそも今素手だからね、ガードしてもってのはあるよね(

GM:うん(

透利:じゃあ振ってみるね! (ころころ→9)かなしいな

GM:ちかたない……ではダメージが(ころころ→40)ごめんな……出目な……

透利:殺意高い お前村田か??(

GM:じゃあそういうことにしましょうか……(

透利:とーりのHPは38でーす^^ 装甲いくつだっけ

GM:何も装備してないなら0

透利:ないよー^^

GM:リザレクト、しよっか……

透利:はい……リザレクトレベル1だから、2d10かな

GM:ん、1d10やで

透利:お、そか これは100↑での修正入らない感じ?

 普通100↑でリザレクトはできないからな……(

GM:そうなんだよ……とりあえず修正は入れない方向で行こうと思う

透利:はーい ではリザレクトします(ころころ→7)HPはかざり

GM:せやね( これで無印の行動は終了、2に行くよ

透利:「うっわ、引くわ……」と再生した自分の体にドン引きしつつ こいよ!

GM:マイナーメジャーともに無印と同じ行動をします ダイスも一緒

 (ころころ→64)あれー?

透利:あのさ?

GM:おかしいなあ

透利:村田以上の殺意 村田は……温情だった……???

GM:幼馴染の情が残っていたか……

透利:とりま回避するね……( (ころころ→36)まわるじゃん 意味ないけど

GM:頑張った 頑張ったんだ……(   (ころころ→53)ざくり、ざくりと、あちこちを斬られていきますね……

透利:うーんこの リザレクトしまーーーす

 (ころころ→10)まわるじゃん(震え声

GM:wwww

透利:侵蝕率147だよ(

GM:どんどん上げてこ(

篠月彩花:「わ、綿貫くん……? 大丈夫……?」離れたところから、心配そうに。

透利:「ちょっと追い払えないかやってみるから、隠れて待ってろ!」と言っときます!

篠月彩花:「う、うん……!」

GM:ではこちらの行動も終了、透利さんどうぞ!

透利:(さてどうすっかな……あれ、殴ってどうにかなるのかな。どうにかなる、気がしちまうんだよな……) というわけでいきますねー

 【宣言】マイナー 《完全獣化》+《剛身獣化》+《破壊の爪》+《ハンティングスタイル》 自身/至近/コスト16

 まず戦闘移動でエンゲージします えいえい

GM:はいはーい

透利:そんで諸々込みで、【肉体】使用時ダイス+6、攻撃力+14 装甲+6でいいと思う この段階でダイスは+9、攻撃力は+34だな……まだ伸びるよ(

GM:つよない?

透利:つよいよ( HPはゴミのようだけど……(

GM:HPは大体飾りだからっさ……

透利:では全身異形の姿になりつつ接敵 メイン行きます

GM:ダイス17でいけるぞ メジャーはどうしましょ

透利:メジャーだ 【宣言】《獣の力》+《増腕》+《神獣撃》 範囲(選択)/至近/コスト6 めちゃめちゃ計算してるから待っててな(

GM:大丈夫よ(

透利:《増腕》で2体を対象に取りつつ 神獣撃で増える分の攻撃力先に振るね(ころころ→31) そんなに増やさなくても良くない?と思いつつ 盛るよー(

GM:おっと 当たったらダメージが+31ね

透利:うん! 後処理のがわかりやすいかな

GM:おっけー 次からは一応命中判定を先にたのまい!

 あと、コンセの宣言はよい?

透利:コンセントレイト忘れた 同じタイミングだったw

GM:ww

透利:よろしくおねがいしたいです(

GM:@8でどぞー!

透利:そしたらー ダイスが18個!

GM:19かも!

透利:19こ!

GM:ほい!

透利:(ころころ→22)よけられちゃうかも???

GM:んーーーーーーーかなしい出目

 両方ともガードを選択します ダメージどうぞー

透利:はーい ダメージの固定値を計算するよ(

GM:実はな、振るまでもなく死ぬ(

透利:くっそw でも振るね!(ころころ→97)こいつはひでぇや

GM:wwwwwwwww ミドルじゃないなこれ?

透利:一人で出していいダメージじゃない いまミドルだよ! 落ち着いてとーり!

GM:2体とも倒れるからさ……・描写あればっさ……

透利:「悪く思うなよ、先に殴ったのはそっちだからな!」

 といいつつ腕をも一本生やしてえーい 殴り抜くと同時に獣化が解除されて着地です。

GM:スタイリッシュでよろしいb

 ではその腕に殴りぬかれ、バケモノはばたり、ばたりと倒れ、動かなくなりました。

 「大丈夫?」と彩花さんが声をかけてきますかね

透利:「くっそ……」

 苦虫を噛み潰したような顔で、自分が倒したバケモノを見つめていますが、さすがに名前を呼ぶわけにもいかぬ

 「あー……大丈夫、どっかいったよ」って彩花ちゃんには答えますね。

篠月彩花:「そう……。何が、あったの……は、訊かない方が、いいのかな」

透利:「そーなぁ……あんま、聴いて気持ちい話じゃないしな。早く移動したい」と濁します

篠月彩花:「ん、分かった。じゃあ、いこっか……」

GM:彩花さんは、それ以上何も訊かずにいてくれるのでした。という感じでシーン切っても?

透利:はーい あ、そうだ 最後に環だったものの近くに 分かるようにスマホを置いておきますね

 いつか誰かが分かるように 落ちてた環のスマホをこう よせとく

GM:はい、それは問題なくできます いつか誰かが、見つけてくれるかもしれませんね。

透利:ありがとうございます そんじゃ彩花ちゃんの手を引いてこの場を離れますー

GM:はーい、では次のシーンへ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る