オープニングフェイズ:シーン1「カタストロフ」
GM:時期はそうですね、ロイスを見るに夏休み直前くらいでしょうか。暑い、夏の日ですね。
感染災害が起きて。町内の体育館に避難して。そこに、化物が現れたところまでは覚えています。
気が付けばあなたは、死体だらけの体育館に一人、立っていました。目の前には、化物『だったモノ』がバラバラに散らばっています。そしてあなたの体は、不気味な異形のそれと成り果てていました。
周囲からは蝉の声しか聞こえません。生温く、蒸し暑い――。
透利:「……」まずはあたりを見回して「なんだこれ……」茫然と呟きます
GM:周りの人間は、みんな、動きません。
透利:どうすんだろうなこういうとき……とりあえず生きてる人いないかな!
GM:うんうん 探す感じですかね?
透利:せやね! 「おい!誰か……生きてるやついるか!?」って言いながら、踏まないように歩こうとしますね
GM:はい、そうすると、蝉の声に紛れて、呻き声が聞こえます。君の近くに彩花さんが倒れていて。……その顔は、目を中心にひどく負傷しきっていました。
透利:「……!」声のした方に振り返って、良く知ってる人物なのを認識してしゃがみ込みます「おい、篠月!」
篠月彩花:「う……、綿貫くん……?」
透利:「それ……怪我か、大丈夫か!?」
と、手を伸ばしたところでようやく自分の腕に気が付いて、一瞬動きを止めますが なんとか声を飲み込むと、助け起こそうときれいな方の左手を差し出しました
GM:では助け起こすことができますね。大丈夫です、彩花さんには見えていませんから。
篠月彩花:「顔が痛い……それに、真っ暗闇で……私達、どうなったの……?」
透利:「目、やられてんのか……」この腕が見えてなかったことに内心安堵してしまいつつ
「お前もあのバケモノ見たか?あれにみんな……襲われた、みたいなんだけど」言葉を選んで伝えます。
篠月彩花:「バケ、モノ、あ、ああ、あの……」
GM:先ほどの惨状を思い出したのか、思い出してしまったのか、ゆるゆると、首を振ります。
透利:「え、ええと。今はいないっぽい、けど」慌てて付け足します
(まさか俺がやったとかじゃないよな……多分……)とちょっと考えてます
GM:そうですねぇ 彩花さんを傷つけてはいないでしょうが……他の、周りの人がどうしてそうなったかは、ね ある程度、ね
透利:多少はね(震え声)
篠月彩花:「そ、そっか、よかった……。わ、綿貫くんは、怪我してない……?」
透利:「え!? 俺!? 全然元気……うん。なんも怪我してない」
と質問には答えておきます 腕はそっと後ろに隠した
GM:大丈夫ですよ、見えていませんよ
透利:でもやってしまうんじゃ(
GM:ふふふ ともかくも、彩花さんはそれを聞いて安心したようですね
篠月彩花:「それなら、よかった……。でも、一体何が起きたのかな……どうしてこんな……」
透利:「わかんねぇな……こんな映画かゲームみたいな……この学校だけ、ならいいんだけどな」
篠月彩花:「外、出てみる……? 何が起きてるのか、確かめなきゃ」
透利:もう一度あたりを見渡して、頷きます。
「うん。ここにいるよりはマシかもな……歩けるか?」
篠月彩花:「うん……ゆっくりで、いいなら」
透利:「そりゃま、篠月、徒競走で俺に勝てたことないじゃん? 勿論ゆっくり歩きますとも」といいつつ手は引いてあげよう
GM:では、手を引き、手を引かれ、あなた方は体育館から出るでしょう。てな感じでよいでしょうか?
透利:いいです!
GM:はーい そんな感じのオープニングフェイズでした 言い忘れてた(
透利:はーい
GM:よし、ではシーンを切ります ミドルフェイズに入りますね。
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