諸国漫遊パーティー結成

 モモン・グレンデラ。グレンデラ自衛軍統合幕僚長であるが、表向きは未知を求めて旅をする冒険者。と、言う設定。


 ナーベ。モモンの恋人。高位の魔力系マジック・キャスター。と、言う設定。


 ルプー。モモンの夜のペット。高位の信仰系マジック・キャスター。と、言う設定。


 ハムスケ。トブの大森林を冒険している最中に調伏した「森の賢者」。と、言う設定。


「・・・、ナーベとハムスケは良い。ルプーよこれなんだ?」

「ハムスケだけペット扱いはずるいっす!」

「は?」

「私も首輪付けて、こうぐいぐい引っ張られたいっす!」

 ナーベに視線を送るとサッと目線を外される。逃げるか・・・。しかし、どうするよ・・・。自分で設定を考えて来てといった結果がこれか・・・。

「ルプーよ・・・、そういうのは公衆の面前でやるものではないぞ。」

「なら、今日の夜お願いするっす!」

 ナーベに視線・・・サッ、ダメか・・・。

「ダメっすか?」

 ぐっ、そんな目で見るな・・・。

「はーーー、解った。」

「ヤッターーッす!」

 その後ルプーの設定はモモンに恋する信仰系マジック・キャスターになったのであるが、問題はその夜であった。

 そんな問答が繰り返される中、ハムスケは・・・殿の子種ならいけるかもしれないでござる。などと考えていた。


 何故かモモンガの寝室には鎖が着いた首輪を装着したプレイアデスが居た。モモンガは最初こそ戸惑っていたようだが、その日は大層燃えたとかなんとか。

 さらに大変だったのはその次の日、どこからかこの話を聞きつけたアルベドの相手をするときだった。この日はプレイアデスの時よりも燃えたらしい。


 ルプーだけでなく戦闘メイド全員も夜のペットになったというお話。今後ペットは増え続けるだろう。


 さて、夜の生活を満喫しつつナザリックの運営引継ぎをアルベドと行い。今モモン・グレンデラ一行はグラウンド・ナザリック城内に転移し、アウラとマーレを労い出立した。

 今後の彼らの道程は、ここグラウンド・ナザリック城を出立し、トブの大森林を踏破、カルネ村の状態を確認してから、エ・ランテルに向かいラナーと合流するという予定になっている。

 そして、トブの踏破とカルネ村の確認は特に問題なく熟し、エ・ランテルに向かう道中でとある少年とその護衛の冒険者たちと出会うのだった。

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