第6話 日本海呼称問題とレーダー照射事件の嘘八百

 止めるつもりだったけど、相変わらず笑わせてくれる隣国であります。


 まずは産経デジタルの記事から。


「日本海呼称変更めぐり日韓朝が非公式協議へ 東海改称や併記現実化の懸念も」


 日本が嫌いな朝鮮の方々は、日本海という呼称を変えたくて仕方がないのです。かの国では自国の東方にあることから東海と呼んでいるそうです。

 まあ、半島でどう呼ぼうが自由なのですが、国際的な呼称を変更しろと常々煩く言っているのですね。

 世界の海洋名称をまとめた指針を出しているのが国際水路機関(IHO)です。

 まあ、韓国と北朝鮮がに日本という国名を使う事を嫌っているので、このIHOに対して強烈に働きかけているのですが、半島があんまり煩いものだから「当事者で話し合ったらどうか」と、そんな話になったらしい。

 韓国では「日本の植民地主義の結果だ」と訴えているのだが、事実とは異なるのは明白なんだよな。そもそも、最初に日本海と名付けたのはロシアの提督クルーゼンシュテルンなんだと。19世紀初頭の話です。そのころ日本は黒船が来る前、第11代将軍徳川家斉の頃でしょうか。日本史は詳しくないが、日本の帝国主義とは何の関係もないですね。

 ちょっと調べてみましたが、主要国の中で正式に日本海(Japan Seaもしくは Sea of Japan)と呼称しているのは、半島の二国以外のすべての国なのです。中国もですww。さあ、これだけ孤立している主張をどう通すのか見ものですね。

 歴史認識という言葉が大好きな国ですが、歴史的事実に関しては綺麗に目を背けるところが笑えます。

 菅官房長官は「日本海は国際的に確立した唯一の呼称だ。これを変更する必要性も根拠もない」と言ってました。まあ、そうですね。20世紀も終わりに近づいた頃(92年ごろから言い始めた)、いきなりこっちの方が由緒正しいなんて言い出しても誰も聞かないのは当たり前です。


 さて、例のレーダー照射問題です。今度は読売新聞の記事から。


「海洋警察がレーダー」…日本側の「誤認」主張


 今度は信じられないことに、海洋警察の艦艇がレーダーを作動させていたので、日本はそれを誤認したのではないかという意見が出ているらしい。これを言ったのは、軍事に詳しくない政治家ではなくて、韓国の国防関係者らしい。これは海洋警察の艦艇が使用しているレーダーの波長と、駆逐艦の火器管制レーダーの波長がXバンドと呼ばれるものだからだという。

 

 また、主張が変わったのかな?

 韓国政府の正式な発表ではないから意趣替えではないだろう。


 これ、間違えますかね。


 一応貼っとく。PDFだから読めない人ごめんね。

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/12/28z_1.pdf


 一応解説すると、捜索用レーダーは360度回転する。つまり受信する側は断続的な信号を受け取る。それに対して火器管制用レーダーはその標的に対して指向し続ける。つまり、受信する側は連続した信号を受け取る。

 例の証拠映像には、まさにその場面の映像が記録されている。連続してレーダー波を受信している様子がね。たとえ使用していた波長が同じでも間違えようがないのです。

 こういうの、高校生くらいになっていれば大体理解できると思うのだけれども、韓国政府はどうもそうではないらしい。


 記事にはこういうのもあった。

「日本がレーダーの資料を公開し、どこから出たかを確認する必要がある。まずはレーダーの周波数を確認しなければいけない」


 いや、そんな必要はないと思います。と言うのも、韓国艦に搭載してあるレーダーの種類、メーカー、型番なんか全てわかっているんですからね。間違えようがない。まず日本に情報を出させて何か小細工をしようとしているように思えます。

 しかし、本質的な問題はそこじゃないと思うのですよ。

 あの、能登半島沖で、北朝鮮の漁船と何をしていたのか。これを必死でごまかしているとしか思えない。レーダーで引っ張るだけ引っ張り、そっちの方をうやむやにする事が重要だと考えているはずです。


 海保に見つかったらヤバイ事であるのは間違いがない。

 本当に人道的な救助なら、駆逐艦出さなくても海保に連絡すりゃいいだけですからね。


 もう、絶対にごまかせないところまで来ていると思うのだけれどもどうだろうか。


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