第4話 日本はもっと謙虚に……それはどういう意味でしょうか?

「日本はもっと謙虚に」


 10日午前、新年の記者会見を行った韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領。その言葉の中にあったのが「日本はもっと謙虚に」である。


 以下はFNN.jpプライムオンラインより抜粋。傍点は私がつけています。


 日本のメディアから、元徴用工問題について聞かれると、「これは。日本政府はこの問題に対して、。この問題を日本の政治家や指導者がのは、」と、文大統領は日本の対応を批判。

 また、韓国政府はとしたうえで、「日本も不満があったとしても、基本的に“”という」と述べ、韓国最高裁の判決を受け入れるよう、促すだけにとどまった。


 くどいですが、傍点は私がつけています。


 まず、韓国が日本に対して謙虚になれと言っているのに違和感がありますね。その言葉はそのままをつけてお返しせねばなりますまい。


 ここでまず、謙虚と言う言葉の意味を確認してみましょう。


 謙虚(ケンキョ)


 控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。また、そのさま。


 なるほど。

 素直に相手の意見を受け入れろと言う話ですね。


 謙虚……良い言葉ですが、泥棒から「おい、100万よこせ」と言われて謙虚に受け入れる人いますかね?

 

 「嘘つきは泥棒の始まり」とか言われていますけどね。

 ここで嘘つきという言葉の意味を確認してみましょうか。



[嘘つき]

 嘘を言う事。嘘をつく人。


[嘘]

 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。


 なるほど。

 では、約束を破るは?


 面倒なので「当事者間の取り決めを履行せず、嘘をついてごまかすこと」とします。


 さて、昨日の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の言葉を振り返ってみましょう。



 大嘘です。


 確かに、日本が過去朝鮮を支配していた事に起因しますが、その問題については「日韓請求権協定」で「両国及び国民の間での請求権を完全かつ最終的に解決した」としています。

 つまり、すでに解決している問題を解決していないかのように嘘をつき、さらに、韓国政府が解決(負担)すべき責任を日本に押し付けているのですね。


 約束を破る。嘘つき。責任転嫁。


 いきなりこれですよ。



 さあ、日本が謙虚でないと韓国が判断する理由は何でしょうかね。実は日本は物凄く謙虚でした。五億ドルの経済支援をしましたし、請求権は放棄しています。


 いやー謙虚です。ものすごく謙虚です。


 これ以上どう謙虚になれと?


のは、


 これも意味不明な言葉です。

 国というのはですね。国民の生命と財産を守る義務があるのですよ。

 今回の件に関しては、日本企業の資産の差し押さえをすると恐喝しているようなものです。日本企業の資産は同時に国民の財産でもあります。厳密には違うかもしれんけど、ここではそうだという事にします。


 日本は憲法上武力行使できないんで、他の方法で国民の財産を守ろうとしているのです。国家としての義務を果たしているだけなんですね。


 それを賢明ではないと、他国が評価するのはおかしい。

 つまり、日本がここで頑張ると、韓国の恥が世界に拡散されるから止めてくれんかね? 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の本音は、そんな所でしょう。

 だってさ、国際司法裁判所に提訴したら、韓国が負けるのは目に見えてますからね。

 

「韓国政府は


 これも嘘ですね。


 第2話の終わりに、韓国の前最高裁長官が事情聴取を受ける話をしましたが、アレは当時の朴槿恵大統領からの意向を反映する為に働きかけたと疑われているからです。前大統領が司法に関与したという事です。

 今回の最高裁判決も、大統領の意向を十分に反映したものだと言われています。普通に考えて、あの司法判断ができる司法なんてありえないんですよ。


「“”という


 確かに、どうしようもないですな。

 すでに解決済みなので。


 それを蒸し返して追加で金を払えとは、ヤ〇ザのようなゆすりたかりな訳ですね。


 これに対して、日本側は折れる気配はなく強硬な姿勢を取り続けています。慰安婦問題でも日本側が強硬な態度を取り始めました。


 過去、あれだけ謙虚だった日本が生意気になっているじゃないか。もっと謙虚になるべきだ。けしからん!


 これがかの国の大統領の本音でしょうか。

 

 嘘つきで約束を守らず、全く謙虚とは程遠い国の大統領の口から出てくる謙虚という言葉。


 泥棒が金を出せ謙虚になれと言っているようで、ものすごく滑稽です。


 本当に。

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