◆過去と脳みそとロリコン大魔王。
刑事さんの言葉を遮るようにして現れたのは探偵さん。
「葡萄のお姉さん…?それって事件の犯人が解ったって事?」
もし本当に事件が解決したっていうなら私はこれ以上不安な思いをしなくてすむし、何より私の事をこれだけ振り回してきた相手がどんな人なのか知りたい。
流石の私もいい加減怒っている。
知り合いが殺された。
学校の先生が殺された。
どちらも私にとっては正直どうでもいい存在だったけれど、私の日常が壊されていくのはどうしても我慢できない。
いつもヘラヘラ笑っているけど、
勿論演技なんかじゃなく心から笑っているのだけれど、
そんな私でも流石に怒り心頭ってやつなのだ。
「勿論。全て解決だよ」
葡萄のお姉さんは犯人を突き止めたというのに全く笑いもせず、無表情にそう言った。
「呑萄酒葡、それで、犯人はどこのどいつなんだ?私を殺そうとした奴をぶん殴らないと気が済まない」
「うーん。それはあまりお勧めしないな。とにかくだ、さっき中島が言おうとした事を僕がかわりに語ろうじゃないか」
葡萄のお姉さんはゆっくりとこちらに向かって歩いてきて、ちょうど私と緑茶と刑事さんと葡萄のお姉さんで輪っかを作るような形になった。
「僕がかわりに言ってもいいだろう?」
葡萄のお姉さんが刑事さんに問いかけて、刑事さんは一瞬びくっと肩を震わせて「ど、どうぞ…」って言う。
「その前に、この状況を覗き見してる奴が一人いるんだが、そいつに向けて言っておく事がある。もう全部解っているんだ。これを語る事は避けて通れない。悪いようにしないから僕を信じてじっとしていろ。全て解決して紅茶君を楽にしてやりたいだろう?」
葡萄のお姉さんは目を閉じながらどこかでここを見ているという誰かさんに向けてそんな事を言った。
「…ふむ。では始めよう。全ての始まりは紅茶君の幼少期に群馬のとある村で起きた事件だった」
「それって…あのお婆さんが教えてくれたアレの事?」
緑茶がそんな事を言うけれど、あのお婆さんの話にそんなのあったっけ?
「紅茶君は父親と、母親の三人で幼少期を過ごすのだが、君が一歳になる頃母親は亡くなってしまった」
…ん?
ちょっと待って。なんかおかしい。
「私お母さん生きてるよ?」
「そうか。その説明をしないとな。君の今の母親である水江さんは、姉が産んだ君を引き取ったんだよ」
がーん。
衝撃の事実!
…ってほどでもないか。
別にお母さんがほんとのお母さんじゃなくてもお母さんはお母さんだし何かが変るわけじゃないもんね。
「なるほどなー。おっけー。続けてー」
「…君って子は、本当に…なんていうか、大物だよ。まぁいい。それでだ、母親を失ってしまった君を父親が男手一つで育てていたんだ」
あれ、ちょっと待って。
お母さんが本当のお母さんじゃないって事は、本当のお母さんの旦那さんが本当のお父さんって事で、今のお父さんもお父さんじゃないって事?なんかもう良く解んないからどうでもいいや。
「その父親は中々に特殊な性癖を持っていてね」
「ちょっと呑萄酒葡。その話は…」
なんだか緑茶が慌ててるけど、葡萄のお姉さんはチラッと緑茶の方を見て首を二回くらい横に振ると、続きを話し始めた。
「紅茶君。君の父親はね、少女が大好きだったんだ」
…は?
少女が好きって…?
えーっと。
つまり。
「ロリコンって事??」
「あー。まぁ、簡単に言えばそういう事だ。母親も聞くところによるとかなり低身長の童顔でとても幼く見えたそうだよ」
なんか…
そういうの生々しいなぁ…。
「でだ、いくら君の父親がロリコン野郎だったとしても、流石に一歳になったばかりの君は対象外だったんだなぁ」
えっと…うん。流石にね、そうだよね。
「だから、好みの年齢になるまで頑張って育てようと決めた訳だ」
…。
「あのー。ちょっと聞きたいんだけど」
「なんだ?」
「それって、私のお父さんが、私の事を好みの年齢になるまで育てて、どーにかしようとしてたって事?」
「…そうなるな」
うわぁ。
「え、それって私、もうなんていうか、その…綺麗な身体じゃないっていうか、汚されちゃってるっていうか、えっと、面倒だなぁ…やられちゃったって事?」
「…。今のは流石の僕でも軽く引いたぞ…?まぁとにかく心配はいらない。そうなる前に君の父親は死んだ」
死んだんだ?
ロリコン死すべし!
「そんな死んで当然!みたいな顔するなよ。仮にも君の本当の父親だぞ?…ちなみに、君の父親の死因は心臓を包丁でサクッとやられた事が原因なんだが、どうにも力が足りなくてね、一回じゃ死ねなかったんだなぁ。何回も何回もあちこち刺されまくって、その結果失血死してしまったんだ」
ロリコン大魔王撃破っ!!
「なんでそんなに誇らしげな顔をしてるんだ君は…。状況が状況だけに自分が殺したのかもとか思わないのか?」
「え、大魔王殺したの私なの?すごい!」
「だい…なんだって?すごいじゃないだろすごいじゃ…やっぱり君と話してると調子が狂うな。一番苦手なタイプだよ。…そんな事はいい。父親を殺したのは君じゃない」
なんだー違うんじゃん。
過去にそんな偉業を成し遂げていたのかと期待しちゃったよ。
「私じゃないなら誰なの?」
「君は本当に記憶から消えてしまっているらしいな。君の父親が死んだのは君が四歳の頃。そして、その父親をを殺害した犯人は、当時七歳の少年だ。名をカナメという」
どくん。
そう、例えるならそんな感じ。
カナメって名前を聞いた途端胸が苦しくなって一瞬肺が動かなくなって脳みそに酸素が回らなくなってなんか解らないけど辛い。
「おい、大丈夫か?」
緑茶が寄り添って背中をさすってくれる。
息が出来ない。
苦しい。
辛い。
…あっ。
「…聞き覚えのある名前だったか?」
急に胸の苦しさが無くなって肺がめっちゃ空気を吸って吐いて脳みそが急回転を始めた。
そして、なんかいろいろ思い出した。
我ながら単純な記憶回路である。
今まで全く思い出せなかったのにカナメって名前を聞いた瞬間に頭にカミナリでもおっこちたみたいにビビっときて思い出した。
「かなにぃ…?かなにぃの事だ!そう、そうだよ。なんで今まで忘れてたんだろう…かなにぃは今何してるんだろう…」
そう、かなにぃは私がちっちゃい頃近くに住んでていつも仲良くしてくれてたカナメお兄ちゃんの事だ。
かなにぃの事は思い出した。
嬉しい。
かなにぃの事を思い出して嬉しい。
でも忘れていた事が悲しい。
「事件の事は思い出したかい?」
「…ううん。それは全然解らないや。かなにぃの事は思い出したけど…」
「まぁ無理もないな。君が四歳の頃の話だから普通に記憶から消えてしまっていても不思議ではない。詳しい事件のあらましを語る前に確認しておきたい事がある」
なんだろう?
正直事件がどうとかより今私の頭の中はかなにぃの事でいっぱいだった。
「水江さんの話によると、君はこちらの家に引き取られた時に、つい昨日までの事を綺麗さっぱり忘れてしまっていたらしい。おそらくあまりの出来事に自分で自分の記憶に蓋をしてしまったんだろう。そういう事はままある事だ…。だが、問題なのはここからで、君はこちらに来てからもかなにぃとやらと会っていた節があるそうだ」
…どういう事?
「会っていたフシ、不死…ふし?」
「あーもう話が進まん!こっちに引き取られてからも君はかなにぃと会っていたらしいと言ってるんだ。君が自分でそう言っていたそうだ。今日はかなにぃと遊んだ、とな」
「…うそ」
「嘘では無い。水江さんがそう証言している。水江さんはかなにぃの存在を知らないんだから君から聞かない限り知り得ない事なんだよ」
…私が、かなにぃと会ってる?
「先輩、趣味が悪いですよ…僕だって自分でいろいろ調べてるんです。その少年は…」
「お前は少し黙っていろ。そういう問題じゃないんだ」
刑事さんが何か言おうとして葡萄のお姉さんに注意されて黙る。
「私が…かなにぃと、会ってる?」
…確かに、そんな記憶はなんとなくある気がする。
だけど、同時にそんな記憶は無いような気もする。
どっちが正解?
「ふむ。それ自体は思い出せないか。まぁいいだろう。では事件の話に戻そう。僕は一人でもう一度群馬に調査に行っていたのだが、あちこち聞き込みをして口の堅い住民をおど…いや、説得してなんとか仕入れた情報なんだが…」
「今脅してって言おうとしただろ」
「…説得だ」
緑茶の冷たいツッコミを軽く流してお姉さんは先を続けた。
「聞き込みの結果…数人から同じ証言が聞けたんだがね、その人たちが言う事件の流れはこうだ。君と仲良くしていたカナメ少年は父親の君を見る目が不穏な事に気付いてしまったんだ。一度不審に思うといろんな事が見えてくる。このままでは君が酷い目にあわされる…そう思ったカナメ少年は、そうなる前に君の父親を殺害しようとした。だが子供の腕力では一度で殺す事が出来ず何度も何度も刺す事になってしまう。結果的に殺害には成功したのだが、当然ながら抵抗にあってしまう。一度で殺せなかったのだがら当然だろう。そこでカナメ少年はかなり深い傷を負ってしまったそうだよ」
かなにぃは私を守ってくれた…?
「それで、かなにぃはどうなったの…?」
「…残念ながら、その後近場の病院に入院したが…近場では一番設備が整っているといえど村の病院だからね。手に負えなかったんだよ。すぐにもっと設備が整っている街の大きな病院へ移動になったそうだ」
「…それから?ちゃんとした病院に行って手術?治ってからどこ行ったの?」
「死んだよ」
…え?
「…聞き間違い、かな?あのね、私が聞いてるのは…」
「病院を移ったがそこで入院し治療の末、結局助からずに亡くなったそうだ」
うそだ。
「ちなみに、先程も言ったがこれは誰か特定の個人から聞いたという話ではなく、おど…説得に応じてくれた人達数人の口から聞き出した同じ情報だからな?」
「また脅したって言いそうになった」
「空気を読め。黙ってろ」
「…葡萄のお姉さん、それおかしいよ」
絶対的に何かがおかしい。
「だって、だってさっきお姉さんが言ってたんじゃん」
私はその事を覚えてないけれど
「今のお母さんに引き取られた後にも私がかなにぃと遊んでたって、そう言ったじゃん」
だから死んでるわけないじゃん。
「ああ、言ったな。君がかなにぃと遊んだと」
ほら。
ほらほらほらほらほらほらほらほら。
言ったじゃん。
言ったじゃん言ったじゃん。
「ほら!私は、かなにぃと!遊んで…」
「…いたんだろうね。君の中では」
…へっ?
「ちょっと、何言ってるの?どういう意味?全然解らないんだけど…」
「そのままの意味だよ。現実を受け入れられなかった君は何事も無かったかのように日常を続けようとしたんだ。かなにぃがいつものように居てくれるという日常をね」
意味わかんない。
この人何言ってるの?
「結局私はかなにぃと一緒に居たの?居なかったの?もう分かんないよ…
「それは…どう言えばいいんだろうな。どっちも正解なんだよ。カナメは、かなにぃは居たし、居なかったんだ」
「だからどっちなの?」
はっきりしてくれないとこの気持ちを抑えられない。
どうしていいかわからない。
私は、また一人になるの…?
「…君にとってはかなにぃは存在した。だけどそのかなにぃは他の人には見えない存在だったんだよ。意味が解るか?」
それって…
それって
「私が、それ、え?私が…?」
そんな事って、
そんなのってないよ…。
「…残念だが、今君が思いついたそれが真実だよ。君はいつもの日常を続けるために、かなにぃを失わないために、君が、作り上げたんだよ」
そんなぁ…。
じゃあ、かなにぃは…?
「ちょっと待って下さいよ。そんな事って実際あるもんなんですか…?」
「それは私も疑問だよ。流石に話が飛びすぎてないか…?」
そうだよ。刑事さんも緑茶ももっと言ってやってよ。
私のお兄ちゃんは生きてるんだって。
「本当に残念な事にね、これは本当の事なんだ。幼少期には良くある現象なんだよ。イマジナリーフレンドという言葉を聞いた事はないか?空想上の友達、という奴でな。比較的そういう経験をしてきた子供は多い」
私もそれだっていうの?
じゃあ、子供の頃に遊んでたっていうかなにぃは私がただ空想で、思い描いていただけの幻だったの…?
何が辛いって、私がその時の事を覚えていない事だ。
せめて空想だろうがなんだろうがかなにぃと遊んだ記憶が残っていて欲しかった。
どうして忘れてしまったんだろう。
どうして思い出せないんだろう。
「忘れてしまったのを悔いても仕方ないさ。それはまた、君が自分で蓋をしているんだ」
…私が、自分で忘れたって事?
思い出さないようにしてるって事?
「どうして…?私はこんなに思い出したいのに…」
「それは君が、大人になったという事さ。自分が作り上げたかなにぃという存在が、段々と不自然な存在だという事に気付いてしまったんだ。周りの人達にはなんで見えないんだろう?どうして私にしか見えないんだろう?そういう積み重ねを繰り返して君は認めざるを得なくなる。かなにぃは居ない…とね」
…だから、それを確認しちゃうのが怖いから自分でかなにぃの記憶を閉じ込めたっていうの…?
私ばかじゃん。
ばかなのは知ってるけど、そんなの…
ばかじゃん…。
「だが…ここで話が終わらないのがややこしいところなんだよ」
…呆然としている私にまだお姉さんが何か言ってる。
「君はかなにぃが居ないという事を認めるしかなかった。だけど、君の深層心理、そして君の脳はね、そんな事をどうしても認めたくなかったんだろうね」
「…認めたくなかったから記憶に蓋をして存在自体を隠したって事?」
「…うーん。間違ってはいないんだがな。そうじゃない…。君が心のどこかで失う事を認められなくて、そして…君が作ったイマジナリーフレンドのカナメ少年は君を見守る存在になった」
「…ごめん。私ばかだから全然わかんない。もっと分かるように言ってよ…」
かなにぃが居ないっていうならそれ以降の話が重要とは思えないのだけれど…。
「君が作り出したかなにぃは消えなかった」
…え。
「だって、私自身が認めるしかなかったって」
「ああ。だが認めるしかなかったという事と、認められるかどうかは別問題なんだよ。君は、というか君の脳は…そのカナメを取り込んだんだ。君を見守り、助ける存在として…君の中にカナメという存在を移植したんだよ」
わかんない。
ばかだからお姉さんが何を言いたいのかわからない。
だけど
「かなにぃは居るの…?」
「馬鹿な…。先輩、正気ですか?そんな事があるわけ…」
「中島。お前は黙っていろ。今は紅茶君と話をしているんだ。そして、これを聞いているであろうカナメ少年とな」
「私の、中に…かなにぃが居る…?もしかして、私が時々記憶が無くなるのって…」
「あぁ。そのかなにぃが君にとって有害な物を排除していたんだろう」
あぁ。
かなにぃはあの時から何も変らずに。
私を守り続けていてくれたのか。
自分の中にかなにぃが居るの?
居るなら答えてよ。
居るなら応えてよ。
分からない。
本当に自分の中にかなにぃがいるのか。
分からないけれど
なんだか暖かいものは感じる。
きっとこれが…。
「…君が恐れていた事はこれでほぼ解決したんじゃないか?てっきり途中で邪魔をしてくると思ったが…よく我慢したな。もう出てきていいぞ」
ずるいよ。
私だって話したいのに。
「カナメ」
「…うるせぇな。お前を信じた訳じゃない。この状況になっちまった時点で俺に打つ手が無かっただけだ。そういう風に追い込んだのはお前だろうが」
「おいおいマジかよ」
「嘘だ…信じられない…」
「お前らが信じられなくても実際ここにカナメは存在する。それに人聞きが悪いな。君はその気になれば全ての情報をシャットアウトできた筈だ。それなりに僕の事を信用してくれたのだと、そう思っておく事にしよう」
「思うのは勝手だよ」
「違いない。…まぁ結果的に僕に任せて正解だっただろう?君が恐れていたのは当時の記憶を取り戻して彼女の精神が崩壊する事だった…違うか?」
「違わねぇよ」
「よろしい。…その問題については上手い事処理できたと思うんだがどうかね。というより当時の事を本人に伝えてもあまりショックを受けた感じがしなかったな」
「…それは俺も驚いてる。父親がしようとしてた事や父親が殺された事…もっと取り乱すかと思ったけど俺が思っていた以上に能天気な奴だった…大魔王…?ほんと笑える」
「あの表現はよく分からなかったがね。確かに君の紅茶は…想像以上の能天気女だったようだ。むしろカナメという存在に関しては思っていた以上の反応を示したがね。少しやり方を間違えたら紅茶は危なかったかもしれない。正直保障はなかった。一応謝っておくが結果オーライだった事を踏まえて許してくれたまえ」
「話が回りくどいんだよ。結果オーライだったならそれでいい。いつかは紅茶が知らなきゃいけない事だったっていうのは俺にだって分かってるんだ」
「ふむ。では話を進めていこうか。やっとこれで準備が整った」
「なんだか…準備が整うまでに私はどっと疲れたよ…紅茶はガラが悪くなっちゃうしどうなってるんだ…」
「まぁそう嘆くな縁。普通はそういう反応になるだろう。僕だってもしかして…と思い立ってもなかなか確信は持てなかったからね」
「いいからさっさと解決してみせろよ探偵」
「分かった分かった。では探偵としての仕事をしようか。…つまりこのカナメという少年は紅茶の防衛装置なんだ。紅茶が危ない目にあえばそれを阻止する。危険が迫ればそれを排除する。命に関わるような問題が起きたらどうする?その原因を消し去る。つまり、このカナメは紅茶の命を守る為ならば平気で人を殺す。それが重なれば連続殺人事件にもなる。身体は紅茶の物なのだから現場付近で紅茶が目撃されても仕方が無い」
「…」
「おや、何も口を挟まないのか?」
「うるせぇ。続けろ」
「つまり、犯人は…」
『お前だよ。カナメ』
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