物語の構成や執筆方法など
「小さな丘の上病院物語」は、起承転結の構成です。
ちょうど6話で「起」の部分が終わったところです。私は物語は何か問題や困難なことが起こり、それが登場人物によって、解決されていくものだと思っています。
ストレスフリーな小説より、困難なことや問題が起こった方が、個人的には好きなのです。
もちろん、「小さな丘の上病院物語」も、そういうプロットで組み立てられています。
全体のプロットは、マインドマップを描いて検討しました。人間関係などを考えるとき、図にして考えるとすごく楽です。あんまりマインドマップ使う人って、いないかもしれませんが……。
図解した以外に詳細な流れを箇条書きにしておきます。自分じゃ、勝手に詳細プロットとか呼んでます。この詳細プロットが各話の骨格になります。
この小説は詳細プロットを作る時、というか最初にイメージしたのがラストシーンでした。ある意味、エンディングから書かれた作品です。
自分で言うのもなんですが、感動するラストが頭に浮かんだのです。
今はPCやスマホがありますから、思いついたセリフやシーンをメモアプリ等に蓄積しておいて、組み立てていく……なんて書き方をしています。
この書き方の利点は、溜めたシーンやセリフの内容が再利用できることでしょうか。それに書けるところから書くので、エタる確率は減るかと思います。
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