カクヨム作者はカク語りき
なあかん
物語のテーマ/作品名について
とっても地味な作品、「小さな丘の上病院物語〜眠り姫ドクターと僕、そして日々闘っている人たちのモノガタリ〜」について語ります。
作品名:「小さな丘の上病院物語〜眠り姫ドクターと僕、そして日々闘っている人たちのモノガタリ〜」
作品URL:https://kakuyomu.jp/works/1177354054887987258
まだ6話までですが……。起承転結の「起」が終わるところです。
この作品は現代の病院や福祉施設を描いている作品です。
テーマは三つあります。
1 主人公の浩とヒロインみゆきの恋の行方(互いに障がいを持っています)
2 脳梗塞や脳卒中、脳挫傷後の患者さんの苦悩と努力、身近な生きる喜び
3 職員たちの苦悩、努力、喜び
1については、まだ序盤ですから重大なネタバレになります。ここでは書けません。エンディングは既に完成してますよ。
2と3については、1よりも重要で、これこそ書きたかったことです。
脳梗塞や脳卒中の患者さん、若い脳挫傷の患者さんたちは、すごく苦労して努力して、社会に戻っていきます。その様子や彼らが何を思い、不安になり、何を喜びとして、復帰していくのかは、充分、ドラマティックです。
患者さんたちを支える職員たちの奮闘も、一筋縄ではいきません。そして支援していたり、ケアしていた患者さんが復帰されていくこと……それも充分、心ふるえるものです。
主人公の浩やヒロインみゆきも、患者さんや職員と接するうちに、自分たちの障がいや気持ちが変わっていきます。特に2人は障がいのために、自分の希望とは異なる道を、選ばなきゃならなかったので、なおのこと……。
人は他者によって大きく変わっていく……これがメインテーマです。
作品名の「小さな丘の上病院物語〜眠り姫ドクターと僕、そして日々闘っている人たちのモノガタリ〜」には、上のテーマがすべて反映されています。
なぜ「小さな丘の上」なのかは、エンディングにも関わりがあります。それは最後までお付き合いくださいね。もう一つ理由があります。それは、この作品の舞台が作中、「丘の上の病院」と、呼ばれているからです。
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