「遺書」とのことなので自殺者の遺す書面の方ですね。
こんな風に書き遺さなくてはいけない人を思うと、読んでて切なくなりました。
広義の意味では「遺書」と「遺言」は同じですので、そのつがなりで少し思ったことを。
今、空前の……と申しましょうか遺言ブームな気がします。少なくともわたしの周りでは。
団塊世代やその子供世代が、死後の財産をどうしたいかについて本格的に考え出したからですね。
そして遺言が存在しないために、苦労しているご家族もよくみかけます。
まだ亡くなってなくても、認知症が進み意思疎通が難しくなると、そういった確認も難しくなり、家族は困り果てます。
そんな現実を思い浮かべながら読ませていただきました。
ちょっと的外れなレビューで申し訳ありません。
でも、わたしにとっては意義あるお話でした!