赤坂 たつや

第1話

きみを知らない

名前も知らない

住む街も知らない

何をしているのかもわからない

ただ

きみの優しい

微笑みは

柔らかい微笑みだけは

知ってる

でもきみは知らない

ぼくの感情も

ぼくの存在も

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

赤坂 たつや @akasaka-nagare

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ