第四話 彼女の理由
好奇心もあった、興味もあっただがそれ以上にすきな女の子が泣いていた。その理由が知りたかった、できれば取り除きたかった。
「私には好きな先輩がいたの、そして告白した。だけど先輩が最初から私を狙っていて、色んな手を使って告白する状況に陥らせた」
「でも、それって君がそれだけ好きだったてことだよね?」
「それだけならよかった…先輩が私というスーテタスが目的でなければそう言えたかもしれないわ」
「…そんなこと」
「あったのよ、そして私は突然殴られた、俺以外の物にならないようになんていって」
僕は彼女の話に聞いて驚いた。信じられなかったそんな人がいるなんて。そして僕にはどうにもできない問題だって落ち込んだんだ。
「こんな事、あなたに言っても仕方ないのにね」
「そうだね、たぶん僕に言っても何にもならないだろうね」
「自分で言うの?」
「そうだよ、だって僕は君が好きだけど。何にもできない臆病者なんだよ」
「えっ」
「どうしたの…あっ」
僕は知らずに彼女に告白をしたんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます