第四話 彼女の理由

 好奇心もあった、興味もあっただがそれ以上にすきな女の子が泣いていた。その理由が知りたかった、できれば取り除きたかった。

「私には好きな先輩がいたの、そして告白した。だけど先輩が最初から私を狙っていて、色んな手を使って告白する状況に陥らせた」

「でも、それって君がそれだけ好きだったてことだよね?」

「それだけならよかった…先輩が私というスーテタスが目的でなければそう言えたかもしれないわ」

「…そんなこと」

「あったのよ、そして私は突然殴られた、俺以外の物にならないようになんていって」

 僕は彼女の話に聞いて驚いた。信じられなかったそんな人がいるなんて。そして僕にはどうにもできない問題だって落ち込んだんだ。


「こんな事、あなたに言っても仕方ないのにね」

「そうだね、たぶん僕に言っても何にもならないだろうね」

「自分で言うの?」

「そうだよ、だって僕は君が好きだけど。何にもできない臆病者なんだよ」

「えっ」

「どうしたの…あっ」

 僕は知らずに彼女に告白をしたんだ。

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