第6話 信賞必罰 お仕事

闇世の中2人の影が月明かりに浮かぶ


オリジナル 「今回の仕事はここにいるお偉いさんの殺害及び施設の破壊だそうだ」

よもず「まったく妾の最初の任務が殺しだとは世も末じゃの」

よもずは呆れたように言った


オリジナル「しかたない 信賞必罰は世の常 俺らはやるしかないのさ」

と言いオリジナルは装備の確認をする


背中には2本の刀 脇に2丁のリボルバー

服装は赤と黒のジャケットを着ており顔のマスクも仕事用のマスクに変えてきている

オリジナルはリボルバーの弾倉を確認しつつよもずに質問した


オリジナル「よもず お前はいつも和服に似たような服を着てるな?動きずらくないのか?」

よもずはちらっとオリジナルを見て答える


よもず「お主こそそんなに武器を持って重くないのかの?だいたい拳でやればよかろう 主の得意分野はそっちじゃろ」


オリジナルは溜息をつきよもずに答える

オリジナル「分かってねぇな 切り札は最後に取っておくべきだぜ?だいたい俺はこのスタイルで長年やってきたからな今更変えられねぇよ」

リボルバーをしまいながら答えた


よもず「妾も同じじゃ」

オリジナル「...愚問だったな悪かった」


月に雲がかかり周りが闇夜に包まれた


オリジナル「さて...仕事を始める 俺は正面から施設の破壊をする」

「よもずは暗殺に徹してくれ」

よもず「了解じゃ」


オリジナルはフフッ笑った


雲の間から月明かりが照らした時には既に2人の姿はなかった


???「なにか嫌な予感がした」

立派な椅子に腰掛ける少女

黒髪にポニーテールの少女はなにかの殺気を感じた...


???「...狙われるとは思ってたがまさかこんな早いとは...だが私は死ぬ訳には行かない...」

そういうと机の引き出しから2丁のグロックを出しロングマガジンを挿し 鋭い金属音が響く

???「対話はしてみるか...なるべくやりあいたくはないが...」

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