第5話 信賞必罰 よもずって?
オリジナル「ったくよー...ほんとに腕が飛ぶとは思わなかったわ...」
マスターは両腕を動かしカチャカチャと音を立てながらオリジナルの腕を直していた
マスター「私を少しびっくりしましたよまさかあれほどとは...」
そういいオリジナルとマスターはよもずの方を見る
よもずは飲み物を飲んでいた。そして2人の目線に気づき飲むのをやめ顔を向ける
よもず「なんじゃ!妾の顔になにか着いてるかの?」
と顔をぺたぺたと触りものが着いてるか確認をする
そんなよもずをみてオリジナルは
オリジナル「こんなやつに俺は腕を飛ばされたのか!情けねぇ!!まさか女に...クッ」
と腕を目の部分に当て泣く振りをする
マスター「そんなことしても涙は出ませんよー」
マスターはオリジナルの腕を治しながら答える
そんなそっけないマスターを見てオリジナルはムッとした顔をする
そんなことをしているマスターとオリジナルを無視し飲み始めるよもず
オリジナルがふと思い出したかのようによもずに質問をする
オリジナル「そういえばよもず!お前年は?そしてコスプレ歴どn」
よもずは片手で酒瓶をオリジナルの顔面に投げつけた
ガシャーンと良い音が響きわたり飲み物が飛沫をあげる
治そうとしてる腕に飛沫がかかりバチバチと音を立てながら電気を放電する
よもず「何回言えば主はわかるんじゃ?え?機械の癖しておぼえられんのかぇ?主のメモリーカードは4バイトしかないんか?」
よもず「それに!れでぃに対して歳を聞くのは失礼とは思わんのか?いい加減にせんともう片腕も飛ばすぞ?」
よもずはにこやかな顔をしてるが明らか目が笑ってない
オリジナルとマスターは顔を見合わせ軽く頷く
オリジナル マスター 「怒らせるとやべぇ」
と頭の中で囁いた...
話題を変えようとマスターが喋る
マスター「いっいやぁ...なんというか...刀...刀!!良い刀ですよね!!すごい切れ味で、鉄を紙のように切り裂くことの出来るなんて...」
よもず「悪いのそこのポンコツ機械のせいで悪くなった空気を治そうと話してくれて」
バレバレであった
よもず「この刀は妾の家に伝わる宝刀での...形見でもあるんじゃ」
よもずは刀を握り見つめた
オリジナル「普通なら刀が折れるところだが腕が飛んだし刃こぼれも無しさらに蹴った勢いで切れるなんぞ...現実離れしてる刀だとは誰も思わねぇだろ...」
オリジナルは俯きボヤく
それをみたよもずは誇らしげに言った
よもず「まぁ!伊達に200年は生きてないからの!」とドヤ顔をする
それを聞いたマスターとオリジナルは
ポカーンと口を開け目をまん丸にしてよもずを見つめるそして...
オリジナル「え?200年も伊達に...」
ドヤ顔をしているよもずの表情が塊みるみる赤くなっていく
オリジナル「嘘だろ...??200ねn」
よもずは鞘の着いたままの刀で思いっきりオリジナルの側頭部を殴った
今度は鈍い音が響きオリジナルが吹っ飛ぶ
ちょうど繋治した腕とともにオリジナルが吹っ飛んだのを見たマスターは...
マスター「私は...何も聞いていませんよ」
とゆっくりとそっぽを向きカウンターへ戻っていく
よもずは顔を真っ赤にしその場に立ちすくむ
そしてガツガツとオリジナルを踏付ける
そんな光景を目の当たりにしてマスターは一言...
マスター「今日も平和だ...」
そんなことを言いグラスを磨く
そんな所にマスターのPCにメールが入る 内容は...
奴隷売買場の壊滅依頼 と題名に書かれたメールが来た...
そんなことを気づかず平和な時は続いていた...
オリジナル「...なんでこんな目に...」
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