応援があれば
@teto_0401
合格発表
合格発表の日、私は自分の番号を探しに伊那川高校にきていた。私の番号は3346番。
「3321、3332、3341…、3346!」
自分の番号を見つけ、一緒にきていた親友の涼花をそうっとみる。涼花も私もこの伊那川高校が第一志望校で、二人で頑張ってきたのだ。涼花の顔には笑顔がうかんでいた。
「茉奈もあったの?私もあったよ!」
嬉しくて抱き合ってしまった。私たちがこの高校を志望した理由はただ一つ。
伊那川高校応援部に入るためだ。ここの応援部は日本全国で有名で、女子高生の憧れと化しているのだ。けれど、応援部は上下関係が厳しいということでも有名なのだ。
「これで応援部に入れるね!」
厳しい上下関係は嫌だけど、あんなキラキラしたチアガールになれるのならそれにも耐えてやる。
「これから二人でがんばろ!」
私はそう返して、空を見上げた。
そこには雲一つ
応援があれば @teto_0401
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