第12話 PERSONZ・KATSUMI・本田美奈子.とQueen と言う伝説的なジャンル
映画「ボヘミアン・ラプソディ」は皆さん見られましたよね。私は見ていません。タイミング逸したので、このまま2年先位のテレビ放映で楽しむのも有りかなと。
そもそもクイーンって平成ではないでしょう、1973年のデビューに始まって…そう今も現役活動中なのですよ。現象も考慮して、ここは辛うじて平成の音楽遺産に入れても良いかなとも。ここは平に御容赦を。
今や皆が大好きなクイーンですが、フレディのがんがん行ってた頃は、私は思春期でもあり、うわ情報量多いよ、ニューウェーブ界隈よりスタイリッシュじゃないよと、ただ敬遠です。そうでしょう、あの頃の男子の皆さん。
そして、フレディが召され後に、私にもクイーンの洗礼を浴びる事になります。改めての「ライブエイド」と「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」ですね。
1985年の「ライブエイド」はよくぞ凝縮ですよね。クイーンやや好き派でも熱狂せざる得ない、BPMやや早めのセットリストで畳んでます。畳むのは悪く無い好例。まあ楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」を構成に組み込むなら、これしか無いの完成度ですね。
1992年の「フレディ・マーキュリー追悼コンサート」は、フレディ亡き後もゲストボーケルを迎えてもクイーンは存在出来るとの、パーマネントバンドへのきっかけです。ロバート・プラント/アニー・レノックス/デヴィッド・ボウイ/ジョージ・マイケル/エルトン・ジョン等々のパフォーマンスが秀逸過ぎて、もはやそれぞれの持ち歌だろって感じです。
ここですよね。例え誰が入ろうとクイーンとしてのジャンルが成立する発露は。
クイーン本体も後にポール・ロジャースとアダム・ランバート、そしてロンドンオリンピックではジェシー・Jを迎えての大舞台に立ち、破綻しない可能性を示しています。
その傾向を受けての、日本におけるクイーンジャンルのミュージシャンを幾つか上げて行きます。
・PERSONZ
PERSONZのギターの本田毅さんが、ブライアン・メイ好きを表明していますので、メジャーでの活動が進む程に、よりクイーンらしさが随所に出て来ます。
あの「DEAR FRIENDS」「CAN'T STOP THE LOVE」もそう言えばの、ギタープレイでもあったりします。
まあ個人的には「TOKIO'S GLORIOUS」「Singin' In The Rain」「SINGIN' 」「Fireball」がかなり好きです。
真骨頂は「MAYBE CRAZEE -I LOVE YOU-」のディレイエフェクターをいくつも使用したギターソロでしょうか。フルMV(xxxtubeにMVそのものは有りません)の通り本当に火花が飛び散っています。
・KATSUMI
KATSUMI曰く、KATSUMIと石川洋と鳥山雄司の三人でKATSUMIであるそうです。KATSUMIはハイトーンボイスでJ-POPでも希有な存在。石川洋はコンポーザーと思いつつライブではがっちりキーボード弾いています。鳥山雄司は名立たるギターリストそのもの。
この三人が揃いクイーンを拡大解釈すればそれはヒットも飛ばします。もっともヒットチャート上がっていた時期はクイーン由来のそれとは深く考えもしませんでしたね。
また、コーラス陣も本家クイーンを越えるワークスを形成します。楠瀬誠志郎・崎谷健次郎・佐藤竹善等々、もうここでも痺れます。個人的には楠瀬誠志郎が好きなので担当譜割りが堪りません。
楽曲の傾向としては、後期クイーンのシンセの馴染んだ楽曲越えの雰囲気を醸し出しています。
KATSUMIのワーナー前期はベストアルバム「LINKAGE」の充実さを踏まえ、勢いそのままワーナー後期へと、そして壮大な曲をいくつも発表します。書き出すと「Real Time Of The World」「EVERY TIME YOU WALK」「The Force」「POWER」「DREAMIN'」「新しい風」等々はiPodで良く聞きます。
とは言えワーナー前期の曲に集大成たる「Rose is a Rose・Nothing But The Truth」(KATSUMIの公式チャンネル無いのも如何でしょうね)の抜群の構成力を忘れてはなりません。個人的にはボヘミアンラプソディ越え、頭の中ではレビューの振りがぱっと浮かびます。ここも否が応でもビジュアルが入って来るクイーン由来ですよね。
KATSUMIついでに言うと、近年の「ウルトラマンメビウス」のテーマ曲はProject DMM名義ですが、ほぼほぼKATSUMIがメインボーカルです。ウルトラマンらしさを醸し出すも、クイーン的なロックオーケストラで上がります。平成の円谷プロは本当寛容ですよね。
・本田美奈子.
実はアイドル本田美奈子時代に「I Was Born to Love You」を武道館ライブでカバーしています。まあ何と言うべきか、このパフォーマンスなら今で言う炎上なのでしょうけど、時代が時代ですしね。
ただ、アイドル本田美奈子とエンターティナー本田美奈子.は大きく違い、歌唱法が、暫しフレディかと思う程の、シャウトからの音階駆け上がりが有ります。
真骨頂としては、題名のない音楽会でオーケストラをバックにのメドレー(xxxtubeのMinako Honda - "Medley等)ですか、これなら交流もあってこその、クイーン+本田美奈子.として世界ツアーも回れたろうにと思いは馳せます。
そう、本田美奈子.の「Barcelona」なんて聞きたく有りませんか、いや全曲有りでしょうけど。ここは想像で思い浮かべてみて下さい。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」経ての、よりクイーンをと言う方は、以上の御三方をサブスクリプションミュージック等でお探し下さい。がっつり行ける筈です。
最期のMVは、敢えてクイーン本体での客演を。
■【公式】Queen & George Michael - Somebody to Love (The Freddie Mercury Tribute C... https://youtu.be/UvM2Cmi-YRU @YouTubeさんから
深夜のBeat UKでも幾度と流れ、ジョージ・マイケルここまで歌える方だったかと思う程の熱狂振り。
■【公式】Queen & Jessie J's London 2012 Performance | Music Monday https://youtu.be/YzoyDILKlhY @YouTubeさんから
思ったより声量がは、スタジムの反響厳し過ぎですし、無理も無いです。
そして締めは本田美奈子.
□ 本田美奈子. - 1986年のマリリン(LIVE) https://youtu.be/tACLIap6Xbc @YouTubeさんから
YouTubeに概要コメント無いので、推測するにアイドル本田美奈子時代後期かと。成長過程でも、このクオリティなら、もしやのクイーン&もかなとかですね。
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