番外編.5 遠征民 HERE COMES THE SUN (渡辺美里に1度しか会えなかった)
遠征民とは都市圏でチケットが取れずに、地方にライブ会場に訪れてくれる方を示します。
平成後期になってからは、CDより、ライブ運営と物販に力を入れる体制が続き、ライブはより楽しいものと定着しては、舞台技術も格段の進化を遂げてのライブにおける多幸感でリピーターが右肩上がりの傾向です
遠征民決して嫌いでは有りませんよ。態々本州最北端地元青森迄来て下さって、それなりにお金落としてくれて、地方経済を潤わせてくれますからね。
ただ、ライブの終った後市内の飲食店ほぼ仕舞ってますから、そこは地元民ながら申し訳ないなと思ったり。
ただですね、遠征故にかなりやりすぎでは無いかと思うのですよ。
まず、地元民なのにライブのチケットが取れない。まあ遠征民との争奪戦に完敗な訳です。青森のライブハウス:青森クォーターのキャパでも、いやまだ入れる筈となのにと思いつつ、一般発売は即時sold outです。東京スカパラダイスオーケストラ見たかったな。
それなら、優先チケットのあるファンクラブに入りなよですけど、青森にエンタメは本当少なく、広く浅くアーティスト見たいもので、青森に来るか来ないかのアーティストのファンクラブには入れません。
ここもですよね、ファンクラブ入会でかなり優先なら、ファンクラブオンリーのライブを東京だけですべきとは思います。
何と言うか、優先チケットそのものが独占禁止法に抵触しないものですかね。消費者庁に切に訴えたら、灰色から黒色になると思うのですけどね。
そして遠征民のマナーですよね。まあ気が重いですけど、訴えておきたいなと。
前述でも書きましたけど、地元のライブなのに、アーティストによる会場アンケートで「遠くから来られた方」と手を挙げさせると、1/2から2/3は遠征民の方が手を挙げます。驚愕の光景ですね。私はいつも最後方で陣を取るので間違いは無いです。
遠征民の方、それやり過ぎですよ。ライブハウス満員なら良いじゃないの向きも有りましょうが、会場がほぼ遠征民で占めると、地方でライブをする意義が全く有りませんし、次回青森来訪も確実に無くなります。しかも遠征民の多くがリピーターともなると、会場の物販がほぼ売れません。もう全部がアウト過ぎる。
そもそもですが、遥か昔より地方でライブを行うと予算オーバーで、アーティストサイドは大赤字なのですよ。日本の企業にまだお金が有った頃は協賛金出してくれて、広い会場での全国ツアーも華やかでした、そして物販もきちんと地元民が買ってくれるので潤ったものです。
肝心なのは、都市圏でチケット取れないからと地方に押し寄せては、観客席前列ほぼ遠征民が占拠してしまうと、地元民は青色吐息です。後方で、アーティストの方の姿が禄に見れないなら、次は見に行きませんからね。どうしても悪循環しか生みません。
後、強く言いたいのは、長らく続けるアーティストに成る程、それに伴う遠征民たる悪行の幾つか。
海外のアーティストよりけりですが、プロ機材で無ければ許される事も有ります。でもここは日本、規律を重んじた方が多々有ります。
言いましょう。2015年10月17日 (土) 渡辺美里 30th Anniversary「渡辺美里 日本全国ツアー 30th Revolution」in青森クォーターでの事。
まあ私は、青森クォーターのいつも定位置で見ているのですが、ライブが始まっても隣りの女性がスマホを触っており、話す訳でもなく通話アプリを立ち上げていた事。このライブハウスのやり取りどこかに生中継していたのでしょうね。かなり視線を送りましたが、知らぬ顔でそのままですよ。まず地元民なら、ライブハウス出禁の恐れのある行為は一切しません。一体どうなってるのです。
あと、ライブ中でも美里が次の演奏止めてまでも激怒した行為、前列の遠征民位置にいる男子が、ライブ中にも関わらずスマホで写真か動画を撮っていた事。まいね。尖っていた頃の美里ならライブ中断して帰っていましたよ。
実に27年振りともなる美里の青森ワンマンライブ(実際は25年ですがその時は青森にいなかったので)。27年前の私は学生で、クラスの行った奴ら羨ましいなしかなく、今回参加出来たのはもう感慨しか無い訳です。それを半分を占める遠征民と推定余罪者に、きつい言い方ですけど、蹂躙されるなんてですよね。もうね、美里の思う所然り。この公演はどれだけ大切なとのニュアンスで、切実に青森公演に万感の思いをMCで話すも、これでは青森ライブ行う意味が全く見出せません。
故か2019年1月の段階で、美里の青森のツアーの予定が一切有りません。当然の帰結です。
仮に百歩二百歩譲って、都市圏で見れないなら、地元民を撥ね除けてでも地方でライブ見たいなら、地元経済活性有りきの来訪は無くは無いです。今の発券システムが、そういう意向なら受け入れざる得ませんもの。
でもです。結局は立つ鳥跡を濁すマナーの悪さと、遠征民が大半を占める地方のライブは行う意義は、アーティストサイドには全く見返りが有りませんから、ますますライブ見れなくなる負のスパイラルを生みます。当然アーティスト活動継続にも支障を及ぼします。ファンなら本当にそれで良いのでしょうか。
遠征民。平成で是々非々を論じる声が聞こえてきませんが、新元号の時代で必ずや地方発で破綻すべき事案です。ここファンなら辛い筈ですよね。
とは言えです。私も、隣りの県のAKBのチームKの岩手公演を見に行ってる遠征民な訳です。
2階席であったもの、地元の方が本来座れたのであろうなと感謝しつつ、あの東日本大震災を乗り越え、集まった岩手県の方々に、今日迄生きてこれて一緒に公演見れて良かったなです。それは地元青森公演についても言える事なのですけどね。
祈り。多分、来訪されるアーティストも万感の思いの筈なのに、ただ恐縮しか有りません。
最期の動画ですが、美里はソニーレーベルなので、これまた公式チャンネルが有りません。
いいえ追記です。美里は一番無いだろも、2020/06/17 に登録にYouTube公式チャンネルデビューされています。
そこで念願のMVタイトルリストです。とは言え、当時のMVの色彩が好きなので、ライブMVが多いのは…今はそう言うスタンスという事でしょうか。
■【公式】渡辺美里「My Revolution-第2章-」ライブ映像(misato‘99春 うたの木) from 「SING for ONE」 https://youtu.be/ejs3zyW_prs @YouTubeより
あの「My Revolution」のセルフカバーのライブ版です。オリジナル「My Revolution」のあの音色こそがエバーグリーンとも言えますが、編曲は同じ大村雅朗さんなのでこれも有りです。大村さんは母校で吹奏楽部の指導もしていたので、数々の大村さん編曲はあれど、頭の中ではこのオケ譜面から落とし込んでこその作品群かなとも思えます。
■【公式】room3310【MV】「きみに会えて」 https://youtu.be/kBh9titeqFI @YouTubeより
デビューアルバムの「eyes」 の一曲ですが、実は一番知ってる曲かもしれません。「きみに会えて」 は映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の挿入歌にも使われています。映画『世界の中心で、愛をさけぶ』はいつか見返しておきたいなとHDRに入っていますけど、こう柴咲コウが痛々しくて、どうしても目を背けてしまうのは、映画でもややしんどいですね。
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