別府家族旅行 10月11日版、ねこまみれ!
ねこまみれ! 11日の旅行
旅行の準備は、だれがするのか。
わたしではなく、姑がするのが常である。わたしは、ずーっと創作三昧。鬼嫁ですな(笑)
台風が関東に来襲してきていたため、寒さが来ると予測した義母は、薄手の上衣も用意してくださった。
ついでに言うと、化粧下地も、義母が用意したのだった。せめて化粧下地ぐらいは、自分で用意しようよ、わたし。
ともあれ、11日に別府めがけて8時半出発。
休憩なしでぶっ通しで行けば、到着は12時半になるが、当然途中で休憩した。
当日の広島は、これが台風? というぐらい、晴れていた。
仕事上の閉塞感を抱えていた夫のほうは、この旅行を楽しみにしていた。
とくに、猫に会えるという新玉旅館(しんたま旅館)には、期待すること多かった。
しかし、着いてみてびっくり! 小さい旅館だとは聞いていたが、家族経営的旅館だとは。
従業員が女将とダンナしかいない(汗)
しかも女将の曰く、
「わたし、猫アレルギーなんです」
まさかの猫アレルギー! 70匹も面倒見てるから、とうとうキレたか。
女将は大分に住んでいるのに、標準語だった。つまんない。
16時から2時間程度、ねこまみれ になった。
1部屋目は猫は5匹しかいなかったが、次の部屋からは10匹から15匹ぐらいの猫の大群が!
1部屋20分程度、全部で4部屋程度。まったりと過ごした。
夫、「君たちはフレンドリーだね、業務たいへんだね。お客さんの相手をしなくちゃ餌が食べられないよね。サラリーマンと同じだね。サラリーマンはつらいね」
と、しきりに話しかけていた
義母は、「かわいい、かわいい」と。
女将が、部屋に置かれたそうじ用具のコロコロを示しつつ、
「手や袖口など、体中をコロコロして、猫の毛を取ってください、毛で病気が蔓延します。
病気になったら、一匹1万円治療費がかかる。保険が効かないから。下手したら100万もかかる!」
部屋を出るたびに、身体の毛をコロコロしまくるわたしたち。
通された部屋には、野良猫時代に目をつぶされた猫や、去勢を意味するサクラ猫もいた。
「家族です」
と 女将。
「座って待っていてください、ひざに乗るようにしつけてます」
たしかに最初は近づいてくれたが すぐ飽きて離れてしまった。むりやり抱こうとすると ひっかくのである。
各部屋ではテレビがつけっぱなし、なにか意味があるのだろうか。
CS放送(LALAチャンネルとか、スーパー! ドラマとか)が放送されている部屋もあったし、
地上波放送(NHKが中心)もあった。猫が液晶テレビの上に載って、テレビがぐらぐらしていた。
別の部屋に移動するごとに、ねこまみれの家族たち。あぐらをかく夫の膝上を占領する猫。
「正座していると来ない」と義母
「猫成分、しっかりとれたね。
湯布院にも、猫スタッフの温泉がある。
これだけ猫に囲まれたのは、はじめて。岩合さんだったら日常だろうけど」
夫は、大満足である。
猫にスマホ猫動画を見せたが、無反応だった。岩合さんの画像に負けた(笑)
わたしは、抱いていた猫に、手をなめまわされた。かと思うと軽くかまれた。
舌、ざらざらしていて、このままイッてしまいそう。
参ったのは、わたしが首から提げているスマホを、おもちゃにしようとする猫。
スマホが壊れるから、やめてー!
女将が、わたしらに用意してくれた、ネコクサを猫にプレゼントしたが、ありつけない猫がいた
人なつっこい猫たち、飼うのが楽かもしれないし、お行儀も良い。
脱走猫が見られたが、近所の人、だいじょうぶかな。と思った、ねこまみれの1日でした。
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