日本人と天皇 (その1/2)
4月30日のNHKで放送していた、『日本人と天皇』 のレビューを、
今回から前編・後編にわけて紹介します。
令和になってしまったので、平成末期のこの番組は、若干ふるい気もしますが、
新しい情報も入ってます。
やはりGHQは癌だった(笑)
まず、前編の今日は、天皇と神道の関係について。
良く言われることですが、天皇と神道は、切っても切れない関係にあります。
このあたりは、アメリカや西洋諸国とキリスト教が切り離せないのと同じです。
米国大統領は、就任の際には聖書に手を置いて誓いの言葉を述べます。
政教分離と言ってるけど、ずいぶん宗教的です。
だから別に天皇が大嘗祭をして、神々と会話する儀式があってもかまわんと
個人的には思うのだが、それに33億円もかかってるってどうよ。
この番組で、天皇の儀式が事細かく描写されていました。
即位の夜に、神が降りてきた畳の寝床のとなりで、
米団子や粟団子、あわびにエビというご馳走や酒を神々と酌み交わし、
日本の安寧と五穀豊穣を祈る、というわけです。
時代がかってるけど、興味深いシーンでした。
古代から続いている! というイメージそのものです。
だけど意外にも、古代の天皇はいまのように民衆から切り離されていたわけではなく、
江戸時代や鎌倉時代には、もっと身近な存在だったようです。
天皇が神道の儀式と仏教の儀式をして、
呪文をとなえていたっていう話を見て、
「おー! ファンタジーのネタだ~」
と思ったけど、リアルに真面目にやってる天皇には不敬でした。申し訳ない。
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