不治の病
わたしの友だちに、パーキンソン病にかかった人がいます。
パーキンソン病とは、
https://www.irs.jp/article/?p=374
ここに予防法などが書いてあります。
難病です。
わたしよりずっと、気の毒です。
観察
まえからその人の様子がおかしかったんです。
よく転ぶし、手足も麻痺してるみたいだったし。
でもまさか……。
クセの一種かと笑っていたんです。
とんだ天然ぼけだな、自分。
お見舞いも行かずにごめんなさい、と言ったら、
「そこまでしなくていい」
って言ってくれました。
その人はよく本をくれたりして、
とても仲良くしてくれていたので、
なんのお返しもできないまま、お別れになるのがつらいのです。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 シリーズの主役M.J.フォックスも同じ病気
マイケル・J・フォックスが30年ほど前にパーキンソン病であると告白し、
その病気の治療のために、自ら稼いだ映画の出演料を元に
パーキンソン病治療のための基金を設立したんです。
それから30年……。
基金のおかげで治療薬も進歩したらしいですが、
それでも効く薬 効かない薬もあるし、
十種類飲んでもダメなときはダメって聞くと、
根本治療が早く成立しないだろうかと思います。
わたしが元気に『日々の事柄』 を 書いているのが励みになる、
とその人は言いました。
自分のために書いている日記が、人に勇気を与えることになるなんて……。
わたしはちょっと、自分が誇らしくもあり、恥ずかしかったです。
勝手なことばかり書いててごめんなさい。
でも、そこが身上なんだよと、笑ってくれてありがとう。
マッチの灯のように、ちょっとだけ心を温める作品をつくれたらいいな。
今後ともよろしく。
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