第2話 転生2
うーん、ここはどこだ? 確か神と名乗るおっさんっと出会い それで、どうなったんだっけ? 記憶が曖昧だ。まぁいい、とりあえず周囲を見てみるか。 なんか全体的に白い部屋だな、寝ていたところも白いし、部屋の模様も何もない。 とりあえず出てみるか。しかしどうやって出ればいいんだ? なんかこの壁だけ、変な物がくっついているな、少しさわってみるか? ガチャガチャ なんだ、全く何も起きないじゃないか。 ハァーとりあえずどうすればいいんだ?考えていても仕方がない。破壊するか、うん?どうやって破壊するんだ?多分、今の僕は人間の姿だどうやって力を入れるんだ?火をはけるのか?やってみるか。 スゥー、フゥー!! くそ!何も起きないじゃないか。もう一度やってみるか?しかし何度やっても何も起きなかった。ハァー一体いつまでここにいればいいんだ? ガチャ突然扉があいた。 そして一人の女が入ってきた。女は驚いたような表情をしていた。
そして 「カケルどうして、生きているの?」 女は目に涙を浮かべだした。そして僕の体をさわってきた。
「よかった!本当に生きているのね!?」
女は号泣しだした。 一体何が起きているのか分からなかった。
突然扉が開き、女が入ってきた、喜ばれ、体を触れられ、そして号泣している。恐ろしいこの女、俺がドラゴンだったら今まさに食い殺しているところだ、それもできないし困った。
どうすればいいのか?そうだ、取り敢えずこの世界のことを、この女から聞き出そう。 「オイ……オンナ……コノセカイ……ノコト……オシエロ……。」 「カケルどうしてそんな片言言葉なの?もしかして、後遺症が残ってるの?」 後遺症?この女は何を言っているんだ?ハァーいいから早くこの世界のことを教えろよ。
「イイカラ……コノセカイ……ノコト……オシエロ。」 「カケル本当に大丈夫?」 大丈夫なのはお前の頭の中だどうして教えない?こいつは馬鹿なのか?あぁ〰️ドラゴンの姿だったら、食い殺しているのに。 「ちょっと待っててカケル、お医者さん呼んでくるから。」 バダン!女は扉を閉めるとどっかに消えていった。ふざけているか?僕をまたここに閉じこめやがって、くそ!覚えていろよ。 「先生大変何です、カケルがいきてるんです!!」
「何だって!それは本当かね」 「はい!そうなんです、一刻も早く病室にいきましょう!」 「しかし、あの病がなおるなんて信じられん、今までに類を見ないケースだ」 「先生いいから早く!お願いします!」 「わかった。」 スゥー、フゥー!!クッソ〰️どうして破壊できないんだ、あの女はどうやって開けたんだ? ガチャ 「カケルくん、本当に生きているのかね!」 何だ?このまるまる太った豚みたいな人間は?「しかし、あの病から本当に生きかえるなんて、なんたる奇跡!」
「でも先生、カケルは言葉を上手く喋れなくてしかもどうやら記憶を失っているみたいなんです。」 「う~む、後遺症が残っている可能性があるかもな、多分リハビリすれば元の生活に戻れるようにもなるかもしれん、また記憶が蘇るだろう、それまでわからんな」
「わかりました。リハビリを受けさせてくださいお願いします、ほらカケルからもお願いして」 リハビリなんだそれは意味がわからない、でももしそれを受ければこのせかいのことが少しわかるかもしれない、やってみるか 「オネガイ……シマス……」 「ほら頭下げて!」 グイッ! くっ!?この俺が人間に頭下げるなんて、涙がでそうだ。
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