応援コメント

第87話 自己嫌悪」への応援コメント

  • すでに、
    出版されたので、
    よくも、悪くもラストを迎えたと思っていたら…

    いきなり、
    更新のお知らせが。


    これは、
    別のEndが期待できる、
    それぞれのif版と思っていいをでしょうかね〜


  • 編集済

    二週目読了
    改めて浮気の件における悠太のダメっぷりには目に余るものがあると言える。

    まず彩華との関係において礼奈から事前に了承を得た上で、距離を取ることも提案してはいるがその事について話したのは受動的な上にたったの一回。

    しかもその際の説明内容も  
    「聞かれたことに対する端的な事実のみを述べ、真に理解してもらう上で重要な部分を自らは話さない」というもので
    「親友としては異常なまでに距離が近い」彩華との歪な関係を踏まえれば、
    この程度では誠実な振る舞いとは言い切れず、
    むしろ「大義名分欲しさに体裁だけ取り繕ったタチの悪い振る舞い」とさえ言える。

    そもそも「恋人がいる上での異性の友人との交友」において了承を得たか否か以前に内心嫌な気持ちや心配を抱いていても他者の交友関係に意見する事自体
    「かなり憚られる行為」である上に異性との「2人きり」の交流(特にプライベート)は一般的に「恋仲」とみなされる上にその相手が交際相手以外の人物となるとまず浮気の疑惑や悪印象が付き纏う事、そしてそれらによって真っ先に割を食わされるのが恋人の礼奈である事を悠太は完全に見落としている。

    加えて悠太の様な「体裁だけ」保たれた振る舞いと「男女の友情と恋愛は別物である」という考えを悪用して交際相手から了承を得た後、それに足るだけの信用を踏み躙って異性の友人と本当に浮気した挙句、シラを切ったり開き直りをする輩も一定数存在し、その事に気付かせてくれるのもまた「周りの人達」である事から、悠太の言動・行動によってはそういった声を礼奈が「単なる外野の雑音」と切り捨てる事も厳しくなってくる。

    本来悠太はこれらの要因をもっと憂慮せねばならない立場であったにも関わらずあの様な表面上のみの振る舞いとそれで得た了承を鵜呑みにするのは短絡的であり、実際本当にやましい気持ちも恋人を裏切るつもりも無く、事前に了承を得た上だとしても己の価値観や内面的要因のみにに帰結して「相手の気遣い」や「心情の変化」は勿論「世間体」や「浮気の実例」及びそれらによる疑惑や煽りによって生じる「恋人への負担」等も碌に配慮せず胡座を描き続けるのは正に「阿呆」のする事と言える。

    ましてや悠太の場合、彩華との関係が了承を取る際の説明内容に全く収まらない上にどこか歪である事を少なからず自覚しており、今までその関係を「周りがどうみなしてきたか」も踏まえれば、
    ただでさえ「通う大学が異なる」礼奈との時間を頻繁に彩華の話題で彩るのは「もってのほか」だし、
    礼奈と交際を機に彩華との関係を絶て、とまで言うつもりは毛頭無いが恋人として礼奈を大切に想うのなら彩華との関係が相当な影響力を持つ事及びそれによって余計な心配が生じぬ様、「了承を得たか否かに関わらず2人きり(特にプライベート)の交流は極力慎む」等の慎重な振る舞いが尚も求められるのは少しでも頭を使えばわかりそうなもの。

    何よりその了承・許容が「礼奈の器の大きさによるもの」と勘づいていながらその懐の深さに報いるどころか
    「交際相手以外の異性と『1:1』で遊びに出かける」、
    「デート中に他の異性の事を頻繁に話題にする」といった
    軽率かつ無神経な振る舞いを繰り返し、
    あまつさえ当の彩華からも自分達の関係が及ぼす影響についてそれとなく指摘されたのにも関わらず、一顧だにせず全て軽視するという有様。

    更に問題なのが「ハルヒロ」さんが簡潔かつ的確に指摘してくれていましたが悠太が礼奈と彩華の関係を両立させる以上、最低限「面通し」や「連絡関係を作る」ぐらいは成さねばならなかったのに、事情こそあれど「礼奈と彩華の友好関係を望んでいる」と口にするだけして結局何一つ成さずに放置した事で、
    これに至っては最早「怠慢」どころか「不誠実・不義理」に値する愚行といえる。

    勿論礼奈も悠太の恋人になれたのだから彩華の存在に焦らず、これからの交流を通して名実共に同等以上の親密さを得ようと悠然と構えるのがベストで有るし、
    良い彼女であろうとして自分の本心を押し殺して伝えるべき事・心に秘めた事を言葉にせず、結果浮気紛いの行為に及んでしまった事は「大いに問題有り」で、それについては真摯に向き合って猛省しなければならないのは百も承知。

    だが彼氏の悠太がこんな体たらくでは
    なまじ彩華がいろいろな面で卓越しているのも相まって、礼奈が悠太への不信感や彩華への嫉妬に苛まれて適切な行動を取るのも、周りに「彼氏の浮気疑惑」を指摘された際に毅然とした態度でいるのも厳しくなってくるのは理解できるし、破局の際も「彼氏にとって自分は所詮その異性の親友の『ついで』でしかないのでは」、といった疑念と自己嫌悪に苦しみ続ける中で碌に話も聞かず、一方的に別れを告げれたとなればそうなるだけの理由があるにせよ、疑念が確信へと変わり、どれだけ悠太への想いが深くともそれが一方通行な物でしか無い、と弁解せずに身を引いてしまうのも決しておかしな話ではない。

    更に言えば、仮に今回の件で礼奈が一切落ち度無く振る舞う、もしくは胸の内を溜め込まず、正直に話していたとしても、
    「彩華との関係における歪さと周りへの影響力」及び「自身の在り方」等について
    悠太は少なからずそれらの「負の部分」を自覚していたにも関わらず、礼奈と付き合う時でさえ、自らきちんと向き合って「改善」や「明確な線引き」等のケジメもつけず、恋人の理解・許容に丸投げしていた事を踏まえると、単に「問題の先延ばし」にしかならなかった可能性が高い。

    具体的に言えば前者の場合、  
    悠太が彩華に対してと同様に礼奈に更に甘えて配慮を怠り続けるので、彼の無神経さがより顕著になる上に周りからの彼氏の浮気疑惑の声もますます大きくなって、結局今回の様な件が悠太により非が大きい形でどの道発生し、
    後者に至っては
    「悠太の恋愛観」と「『両手に花』で浮かれていた事」などを照らし合わせると
    相手の気持ち及びその道理や背景も碌に踏まえられず、彩華との親密さをより語り尽くして傷口を更に広げるだけに終わるならまだしも
    最悪の場合、彩華との関係に口出しされた事への疎ましさから悠太が礼奈の気持ちを慮って自身を省みるどころか
    寧ろ彼の方から礼奈と距離を取った可能性さえ有る。

    他のコメントでも述べたが今回の件の根本的な原因は
    悠太が「日頃から彩華に頼りきりで最低限の配慮・表現すら怠りがちになっていた事」、
    そして何よりも
    「与えられる『幸せ』を享受するだけして、自身の人間関係とその影響力等に対して真剣に向き合おうとしなかった事」に有ると考えている。

    特に後者に関しては彩華や礼奈、そして真由に対しても「不誠実極まりない」し、
    それこそ那月の言う通り、
    「恵まれた人間関係に胡座をかいて、感覚がマヒしている」と言える。

    悠太にとって浮気の一件は正にこれまで幸せを得るだけして向き合うべき事から逃げ続けてきたツケが回ってきたとさえ言え、
    これを最後に今度こそ己の在り方や交友関係等に対して真剣に向き合って改善に乗り出さなければまた同じ過ちを繰り返すと思う。

  • やっと第6巻に会えます。笑 待ってました。 

  • 更新お疲れ様です!
    四巻楽しみにしてますね!