ハル
ハル/10044年の時間跳躍(タイムリープ)
※CAUTION
・こちらの注意書きは必ず読んでください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888092635/episodes/1177354054888097839
・自分が感想を書く時は我が身を顧みません。
・感想は独り言なのでタメ口。作者さんへ送る際は敬語を使います。
・今回の評価の辛さは【普通】です。
【辛さレベル:甘い・普通・辛い・激辛・無制限】
─────────作品情報─────────
作品名:10044年の時間跳躍(タイムリープ)
作者名(敬称略):ハル
キャッチコピー:目が覚めると、そこは1万年後の世界だった
タグ:SF要素→苦手でもOK
魔法と科学
戦闘シーン
タイムトラベル
恋愛
甘々
じれじれ
第1回 紅白カクヨム選手権(白組)
─────────あらすじまで読んでの感想─────────
・タイムリープ……追加で魔法と科学か。
また別作が思い浮かぶけど、タイムリープあるから、別にいいか。
・恋愛で甘々……追加でSF要素。
これのジャンルってなんだっけ……現代ファンタジーか。
・第1回 紅白カクヨム選手権……ええ!?
荷葉さんの自主企画だこれ!?
・ここであらすじを見るか。
あらすじは――あらすじしてるね、ちょっと書きすぎな気もするけど。
・ただ、物語がどう転ぶのかが全く読めない。
恋愛したいのか、ファンタジーしたいのか。
というか、未来なのに中世時代に逆戻り。
設定としてはありかもしれないけど、ズルくない!?
実際、ほぼ異世界ファンタジーじゃないか!
─────────文章全体を見た初印象─────────
・うん、普通に改行されてる!読めるぞ!
─────────本編を読んだ感想─────────
どこまで読んだか:【第6話 二つの思い違い(2)】
・いきなりの篝火のルビきた、最初のやつにはなかったよね?
・というか、うん、普通に読めるし、プロローグの段階で面白いぞ!
・か~ら~の~過去編突入だよ、何でだ!
普通にそのまま続けてくれよ!
・12238-10044=2094年!
曖昧な年度だなー
・というか、思った以上に切り替えが早いな。
いきなり1万年も飛んだのに……。
・あ、魔道士と言ってるのに、魔法使いと言っても通じるんだ。
・魔物周りでここまで矛盾してるのに気が楽だな、主人公。
キャンプまで歩いてきて、
自分に見せる態度なども見たら別世界という実感も湧くだろうに。
私だったら普通に滅入って、逆に敏感になりそうなんだけど。
・あ、いや、そうか。頭の脳内彼女がいるから幾分かマシなのか。
・……退屈とか言うなよ。
─────────総評─────────
自分評価(★5評価):★★★★☆
ラノベっぽかったのに、普通に良作だった!
本当に、自分でも驚きなくらい普通に面白く読みました。
文章も綺麗で、いらだたしくない。
会話が多い時、細かい描写が飛ばされるところはありますが、些細なことです。
ストーリーも普通におもしろい。
完結されてる話数を見ると、恐らくこの雰囲気のまま美しく終わりそうです。
心残りなく終わるのかどうかは少し疑問ではあるのですが。
個人的には★5でも良いと思いました。
それくらいの完成度はあると思います。
でも、主人公の行動が少し納得できなかったのです。
彼女も家族もいきなり消えたのに何ともないように会話を進める。
そして、思い出したかのように特定の場面で雰囲気が変わる。
具体的に言うと、主人公の思考で作為的なところを感じました。
普通に無視して読める範疇ですけどね。
その思考が、自分には謎でしょうがなかった。
追加でいうと、魔物と魔道周りの考え違いも謎すぎです。
謎というか、ここは露骨すぎた。
どういう状況を作り出すためにやったのがその時点で目に見えてたのです。
最初に光線剣あたりが出たところは普通に納得したんですけどね。
まとめると、良作でした。
あの一点だけが残念で仕方ありません。
オリジナリティという面では、ほぼチート使ったようなものだったんですが。
─────────作者さんへ─────────
ハルさんは2018年3月で年数は同じになります。
かつ、今までで一番共感したプロフィールかもしれません。
リアリティのある描写を書きたいというのもわかるし、
魔術の発生原理について自分なりの設定を付け加えたり、良くしてました。
本物の処女作では、その設定を全部文章で打ち込んだのです。
あの頃は私も若かったなー懐かしい。
最近の流行りのテンプレとはまた離れてるというのも共感します。
近況ノートの改題しようとしてるタイトルも見たのですが……。
10044年の時間漂流(クロノドリフト)。
漢字としてはこっちがわかりやすいんだけど、
横文字としてはタイムリープより馴染みがないな。
そもそも、ドリフトは漂流よりレーシングのドリフトが思い出させる。
わかりやすいし、今のままでもよくありませんか?
それと、あまりヨムヨムしてませんね。
ヨムヨムしましょう!
テンプレは嫌いかもしれませんが、流行りを把握しておくのは重要ですよ?
テンプレを書かないのと知らないのとはわけが違うのです。
批評をするにも否定をするにも、先ず知らないと。
個人的には、今作は掘り下げものです。
普段通りの作品選びしてたら、これには入らなかった。
今回は良い作品をありがとうございます。
これからもよろしくお願いします、ハルさん!
PS:ハルという名前の作者さんが多すぎてびっくりしましたw
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