荷葉詩織
荷葉詩織/レディ・ヴィランの微笑み
※CAUTION
・こちらの注意書きは必ず読んでください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888092635/episodes/1177354054888097839
・自分が感想を書く時は我が身を顧みません。
・感想は独り言なのでタメ口。作者さんへ送る際は敬語を使います。
・今回の評価の辛さは【辛い】です。(甘めです、恨みがちょこっと)
【辛さレベル:甘い・普通・辛い・激辛・無制限】
─────────作品情報─────────
作品名:レディ・ヴィランの微笑み
作者名(敬称略):荷葉詩織
キャッチコピー:アラフォーOL、ついに悪役令嬢(ガチ勢)に転生しました。
タグ:女性向け
悪役令嬢
差別的な表現あり
鬱展開
胸糞注意
アンハッピーエンド
悲劇
第18回角川ビーンズ小説大賞
─────────あらすじまで読んでの感想─────────
・ヴィラン(Villain):悪役、怪人
・えっ、あらすじのストーリーは何か好みの予感が…?
ただ、アンハッピーか…、まあわかるけどね。
もしかしたら、好みとは少しピントがずれてるかもしれない。
・他は全部良いけど…タグの差別的な表現あたりが一番気になる。
・え…第18回角川ビーンズ小説大賞…へえ!こんなのもあるんだ。
なになに…2019年3月31日まで…そうか、選考終わってからも余裕あるか。
これは良いことを知った。
・連載先ごとにパターン分けかー、悪くは無いけどなー。
まあ、主人公は幸せになって欲しいのが基本なんで、カクヨムで読むけども。
・さて、この辺りであらすじを細かく見てみるか…。
・【不幸な人生を送ってきた“可哀想”な女「榎本樹里亜」】
あ、これ、本人がそう思い込んでる系だ。絶対に。
・あらすじ見ると、既存の悪役令嬢とは違うんだよね。
もう、このジャンルもほぼテンプレ化してしまったけど。
・【悪役令嬢だ、やば!破滅フラグ回避しないと】
【悪役令嬢だ、やば!もう既に破滅したやん】
のどっちかで、ここからの逆転劇が多く、大半は前者。
…なんでそう、フラグ回避するのに忙しいの?
自分らしく進んで、それで待つのが破滅ならそれでも良くない?
――って思ってはいたんだよね。
・ただ一つ思うのは…これ、鬱憤が溜まって自棄になってるような?
心で既に負けてるからの行動に見えるのがどうも、私の好みとはズレてるかな…。
まあ、どっちにしろ、テンプレじゃないのは嬉しい。
─────────文章全体を見た初印象─────────
・長い、段落が長いぞ…読み難いぞ!
─────────本編を読んだ感想─────────
どこまで読んだか:【遂に、来たれり】
・これ、何時の作品だろう。
…2016年12月の作品か。ここ最近の作品かと一瞬思っちゃった。
・結構悲惨な目に遭ってきたというのはわかる。
まあ…よくある話だよね、本当に。
親友と思った人から裏切られなかっただけ良かったじゃんか。
早めに諦めただけかも知れないが…まあ、これだけではわからないね。
・金糸雀姫…漢字?普通にカナリアで良くない?
・内容に、段落で分けたほうが良さそうなところがある。
本当に多いな、こういう作品。
段落で語ってるメインの話題がピリオド後に変わったのなら改行しようよ。
空の行は入れないにしても、それだけでもすごく読みやすくなるから。
・演じきると言う前に、もう少し自分の気持ちを聞かせて欲しかったな…。
プロローグではあんなに呪詛を吐いてたのに、それらはどこに行ったのよ。
・【プラットフォームごとに遊べるシナリオがまるきり異なる点】
作者殺しにも程があるぞ…?据え置き機が何種類あると思うんだ。
追加でいうと、ゲーム的には賛否がはっきり分かれるところでもあるんだけど。
ゲーム機の値段も合わせてのフルプライスが半端ない値段になるから…。
スマホ版も展開してるんなら、パソコンも必ずあるという保証がないし。
・【攻略キャラクターに本気で恋してしまうプレイヤーは、果たして何人いたのだろう】
…そこは、恋しないとかじゃないの?
恋してしまうと言ったら、恋したらおかしいことになるじゃんか。
・【彼女の内面はまだまだ子どもである。幼さゆえの好奇心を抑えることができず】
…あれ?確か、プロローグでは仕事もしてたよね?
今までの描写で幼いという描写なんて一回も出てなかった気がするけど。
悪役演じきるという人から幼さを感じ取れるわけでもないし。
・(4話)…何、この裏切られた気分。
3話中盤までのドキドキ感、一気に裏切られた…。
・すごく重苦しい空気が続いてたのに4話で一気にコメディになったよ…。
正直、3話で幼さを理由に忍び込む時点からおかしいと思ったけど、
いくら理由があったとしても国王に人格改造?
それで助けられた王子と友人になって万々歳?
ないわ、これはないわ…、こんなインチキチートを求めたんじゃない…。
─────────総評─────────
自分評価(★5評価):★★★☆☆
少し設定周りがおかしいけど、ストーリー良い…!
文体も良いし、これなら私も何の心置きなく…なんだと…?
ガ―――ン。
4話を読んだ時の自分の感想です。
どれだけがっかりしたかと言うと、ツイッターでつい呟いてしまったほどです。
5話も読んだけど、異世界召喚は突っ込まないことにします。
舞台が同人ゲームだし、ありかもしらない。
いや、こんなところまでR18のツクルゲームにしなくても良いでしょう!
どこの安っぽいエロゲだよこれ!
あらゆるプラットフォームに展開したのに何でこんなのストーリー!?
R18のツクルゲームだったらと考えて、確かに…と思った自分が憎いわ!
こんな感じでした。
120%の心の声でお届けしています。
4話のあのシーンは、魔法で人格操作なんて使わずに捕まるべきでしょう。
捕まって、王子が何とか助けてあげて戻ってみれば実家はお怒り。
《陛下からお怒りを買うとは!》と言われて本編開始前に追い出される。
怒りに震えながら世界の不条理を恨み復讐心を燃やす。
最低でもこういうシーンを期待しました。
幾らでも書きようはあったでしょう。
これのどこか不幸で可哀想な人間だ、力持ってるじゃんか!
人格操作なんてあれば、全部万々歳の敵なしだ!
…すみません、興奮が収まりません。
――はあ、冷静に感想を書きます。
まず序盤と、あらすじまでのあれこれは、本当に良かったです。
色々、設定とかに突っ込みどころはありました。
(その辺りは、ここでも気持ちよく突っ込んでます)
でも、ダークなシリアスものの基本である雰囲気作りと序盤の心理描写は結構、自分の好みでした。
ただ…3話からいきなりジャンルが変わるので…。
後から軌道修正されるでしょうけど、裏切られた感が尋常じゃなかったです。
文章自体は綺麗でした。
改行周りは基本しかされてなかったので、少し読みにくかったのですが。
それでもカバーが出来るくらいには普通に読めました。
オリジナリティとしても申し分ないでしょう。
悪役令嬢ものの基本は、令嬢が破滅フラグを回避しようとするか、
或いは破滅した後かだけど、これは全部破滅させる系ですから。
人によるでしょうけど、自分は好きですよ。
本当に、このドキドキ感、どうしてくれようか…。
出ないと思った★5を贔屓目であげちゃってもいいと思ったくらいだったのに!
そんな感じです。
未だに後遺症が残ってるので、総評は以上とします…。
─────────作者さんへ─────────
荷葉さん、今回は素敵な作品ありがとうございます。
一瞬だけ、どきめきました。
出来れば長く味わいたかったです…。
――はあ。
2016年3月に来られた方です。
なんか、同じ年に入ったか、2年先輩かが多い気がしますね。
なろうやPixivでも活動してらっしゃいます。
ツイッターでは既にフォロー済みですが、
自分にとって画力のある方はいつ見ても憧れの対象です。
書かれた作品も多いです。
見たところ、現代物が多い気がします。
その意味でも今作は異例と言えるのでしょうか。
色々と近況ノートを使って自主企画なども熱性的にされてますね。
小説も多作ですが一番すごいのは、ほぼ完結済み。
終わってから新しい作品をやるのは良いことだと思います。
今作は、私として凄く、本当にすごーく残念な作品になってしまいました。
でも、その前までは良かったです。
ドキドキ感あったんですよ、自分は。
そういう意味でも、次回はもっと素晴らしい作品でお会いしたいと思います。
ありがとうございました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます