湊波
湊波/世界で一番あなたがきらい
※CAUTION
・こちらの注意書きは必ず読んでください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888092635/episodes/1177354054888097839
・自分が感想を書く時は我が身を顧みません。
・感想は独り言なのでタメ口。作者さんへ送る際は敬語を使います。
・今回の評価の辛さは【辛い】です。
【辛さレベル:甘い・普通・辛い・激辛・無制限】
─────────作品情報─────────
作品名:世界で一番あなたがきらい
作者名(敬称略):湊波
キャッチコピー:想いを寄せるはずがない。貴方は私の国を滅ぼしたのだから
タグ:シリアス
王宮もの
男装ヒロイン
剣と魔法
少年漫画にも似た展開
ファンタジー(異世界)
陰謀
じれじれ
─────────あらすじまで読んでの感想─────────
・異世界ファンタジーじゃなく、ファンタジー(異世界)はわざとか…?
場合によるけど、普通に中世風ファンタジーとかでも良くないっけ。
・キャッチコピーとタイトルの2つは中々いい味を出せてる。
これで気にならない人はいないだろうな。
・タイトルからは恋愛の匂いしかしないけど…ジャンルも恋愛だけど…
タグが全力で否定してるのはどういうことだ?
少年漫画と陰謀あたりはかなり怪しいぞ?
・ドロッドロの政治とか王子とかお姫さんとか出そうなキャッチコピーなのに、
少年漫画に似た展開…に剣と魔法か。
・王女が国を滅ぼされて、復讐のために男装して潜伏…
まあ騎士か何かで入ったのだろうな。
で、復讐のために近づいた男に惹かれて恋しちゃう系?
なのに復讐があるから苦しむ…的な感じかな?
・こういうケースでハッピーエンド目指すんなら真の黒幕は別にあるだろうな。
その男が執行はしたけど、本人はやりたくなかったとか。
裏で私利私欲のために滅ぼした誰かがいるとか。
まあ、見てみないとわからないものだが…。
・さて、この時点であらすじを…なるほど、この王太子さんがターゲットっすか。
…でも、あらすじの情報を見るにどうも因果関係は薄そうな気がしなくもない。
・水の国は火の国により滅ぼされた、というのがずいぶん前のように書かれてる。
復讐の味は本当に薄めになるかもしれないな。
・第2王太子は…まあ、捻くれてるだろうな。常識的に考えても。
わかりやすく捻くれてる分、マシだと思う。
その状態でヘラヘラ笑ってたら逆に怖いわ。
・2019年1月10日に改行周りのお知らせがあらすじに。
感想ノートとか書き始めたのもこの時期じゃなかったっけ…?
ま、まっさかー!
ぐ、偶然っすよね?
─────────文章全体を見た初印象─────────
・わーい、宣言通り改行されてるー!嬉しい!
・段落としてはちょっと長いところあるけど…まあ良いか!
─────────本編を読んだ感想─────────
どこまで読んだか:【第7話 世界で一番、】
・え、絶対の人気を誇ってるの?有名でもなく人気?
あらすじでは何か大したことない風に書かれてなかった第2王太子?
・うん、知ってた!(2話最後)
・それと…うん、内面を見せないからどこまで本気かわからないな。
結局、現実と妥協しながら生きているようにしか見えない。
・王太子の方も同じというか似たような感覚だな。
攻めた理由が何かあるんだろう。結末がバッドエンドでなければ。
いや、バッドエンドでもあるだろうな。
・ただ…、内面描写だけを考えた時、狂気は感じられない。
もし、本当に復讐を考えながら生きてるというのなら、内面だとしてもお金のためとか言わない。このフェンからは復讐に対する真心が感じられない。
・そうだな…要はフェンの考えが全然読めない。
国は誇りに思ってるけど現実を見ている。
復讐に繋げない考えをするのなら…良い人が治めてくれればそれで良い?
追加であの村の人達を守るというくらいか?
それだけなら、それこそ第2王太子の味方になる理由は無いんじゃないの?
・王太子直属の騎士になれば領地が出る。そこからの収入だって悪くないはずだ。
次期王として一番有力な王太子の下に付くんだ。
それなりのお金は稼げるだろう。
追加で、第1王太子からも引き込もうとしてるし、悪いようにはしないはず。
なのに、本人の立場では一番信用できない第2王太子に、お金のためだけに付く?
・正直、予想としては第1王太子が黒幕というか、滅ぼした元凶だと思う。
説明だけ聞くと、作戦の立案を第2王太子が行える立場でもない、
やるんなら文武両道の第1王太子が計画を立てただろう。
そこまで見るんなら、第2王太子を選ぶ選択も悪くはない。
・そもそも、第2王太子は何で人気があるんだ?
水の国を滅ぼしたから?戦争英雄?
顔だけとは言わないよね?
・いや、ちょっとバカっぽいところは見えてるけどな。フェンって。
人が少ないからお金を多く貰えるというのは、流石に短気すぎないか?
─────────総評─────────
自分評価(★5評価):★★★☆☆
全然話が見えない。
多分、この作品を見通すには7話では足りないんでしょう。
つまり、このフェンていう子が本当に何をしたいのがわからないです。
恐らく、このフェンが水の国のお姫様なんでしょう。
なぜお姫様がこんなに喧嘩が強いんですか?なんて野暮なことは聞きません。
で、何らかの理由で火の国に攻められて滅ぼされた。
理由が何も明かされてないので、
これが正しかったか、正しくなかったか、読者は判断できません。
ただ、フェンを中心に回るので悪役として語られてます。
このフェンという子がここまで水の国に対して誇りを持ってるということは。
あらすじの時点での話、昔々のくだりが矛盾を産みます。
記憶があるということですから。もしかして生まれ変わりですか?
それならまた、第2王太子を恨む理由がないので矛盾になりますね。
まあ、こっちは置いておきましょう。話を進めます。
恐らく水の国を滅ぼした時、その軍を指揮してたのは第2王太子なのでしょう。
で、衝撃的なシーンが頭から離れないけど、生き残った村が存在する。
今更、自分が楯突いても何も解決されないなら、残りの人達を守る。
みたいな考えをしたのではないかと思います。
それでそのまま併合された。
なのに、何で本人は騎士に偽装して騎士ごっこしてるの?
あ、戦死に偽装したのかな?
戦争のど真ん中だったよね、あの回想は。
ここまで話を整理しました。
さあ、ここでお金のためだけに第1王太子ではなく、第2王太子を選ぶ。
はっきり言って、ありえない。
第1王太子に自分を売らないと行けないというのならまた少し違ったかも知れないけど、スカウトされてます。
こんな好条件を蹴っ飛ばして第2王太子を選ぶというのは復讐以外ないだろう!
なのに、違うっぽい。
そもそも、復讐を考えながらもヘラヘラ笑ってるのに、こんなことで動じる?
――――ありえません。
復讐で怒りを見せる人間より、笑う人間が怖いものです。
三人称視点で上手く描けたら最高に震えるタイプですね。
まあ、そろそろまとめます。
自分が読んだところは、あくまでも作品の序盤です。
恐らく第一章を全部見ないと、全貌は見えないのではないかと思います。
上記の予想がどこまで内容を読んでるのかはわかりませんが…。
今、この時点で思考できるところを推測まで交えて考えてみても、
この主人公、フェンの考えに共感できません。
追加で言うと、今回の作品のジャンルは恋愛です。
自分が考える恋愛物に一番大事な要素が2つあります。
・キャラクターにはどんな魅力があるか?
・描かれる恋愛は十分に魅力的な物語になりそうか?
この二つに対して、この作品は満たしているか?
私個人の考えとしては、満たしてるとは思います。
正確には満たされるのでは?と思ってます。
ありきたりですが、それもまた答えの一つでしょう。
でも問題は、主人公の考えに納得できないというところ。
追加で…これが一番な気持ちもしますが、恋愛がオマケですよね。
最小限、序盤だけ見ると。
両者のどこにも恋愛の【れ】の字すら見つからない。
そもそも、この序盤の主人公が何をしたいのかがわかりません。
そこの部分で、自分とフェンの距離は凄く離れています。
文章や描写などは多くも少なくもなく、
かつ、読みやすい文章でした。
その辺りは申し分ないかと思います。
でも、物語全体を見たら完成度が惜しい。
今の自分の評価としてはそんなところですね。
PS:もし、自分のストーリー推測がほぼ当たってるというのなら、
あらすじ周りを見直す必要があります。
ここまでわかりやすい構成にしたら、読者が楽しめません。
くどすぎないように。
かつ適当に緊張感を持てるよう少し、情報を隠す必要があるかと思います。
─────────作者さんへ─────────
2018年10月。自分と似た次期に初められましたね。
本来はなろうから連載をしていたと書かれてます。
今も探しに行けば作品が残ってるのかな?
うわ、画力もある!羨ましい!本気と書いてマジで!
くっ…こんだけの能力があれば、あんなしょぼい表紙作らないのに!
いやまあ…画力以前の問題な気もするけど(遠い山)
なろうの紹介文まで合わせてみると、
相当長く創作活動をしてらっしゃるようです。
なるほど、そこからその文章が来たのですね。納得です。
本当に、文章周りは特に言うことがなかったのですよ。
自分も、実のところ最初はなろうに書き始めて、
間もない頃にこちらに来た感じでして…。
(作品自体は今も更新してます)
それまでは…まあ、色々書いてました、名前は違ったのですが。
そもそも趣味の一環としか見てなかったので、真面目に書いてはいましたが、そこまでの欲はありませんでした。
最近は諸事情あって、少し精力的になった感じです。
湊波さんがどういう理由で休んだのかはわかりませんが、
ただ、何となくわかる気はします。
自分もここ数年間は書くのを止めていたので。
なので、折角こうして会えたのです。
これからも一緒に色々作品を書いていきましょう。
これからも色々、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
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