第159話 修業編2




はぁ はぁ はぁ はぁ くそ~ いつまで走らせるんだよ


ここに来て一週間 毎日 走れって それだけだよ


1人で毎日


いや


「英雄君 どうしたの」


「ユウ おはよう」


ユウが俺の肩をとんとんと叩き 話しかけてきた


「もう バテたの 情けないよ まったく」


ユウはとても可愛いツインテールの女の子 とても幼い女の子 10歳の俺より年上の幼い女の子だ この世界の成人は10歳だが・・・


俺はロリではない 決して


無邪気で可愛い ユウの笑顔


ユウの顔を見ると胸がドキドキと


「赤くなっちゃって お姉さんに惚れたかな」


ユウのシャツが汗に濡れて 2つのぽっちが透けて見えている


俺はロリでは


心臓が爆発しそうなくらい鼓動が高鳴る


ユウはいたずらっぽく 微笑ながら


「どうしたの ふふふっ ねぇ キスしてあげようか」


「はい お願いします」


俺はロリです すいません 俺はロリでした


ユウの顔がだんだんと わくわく ユウの吐息が ドキドキ ユウの唇が俺の唇


の横のほっぺに


温かく柔らかい感触


これがユウの唇の感触 ユウの


俺の鼓動が更に激しく大きな音を


「えへっ どう」


あどけなく可愛く微笑むユウ


可愛い この後は ドキドキ え~と え~と


まだか まだかなぁ~


あれっ あれっ もしかして終わり


「何よ 嬉しくなかったの」


あれっ え~と


「ユウ キスは」


ユウはきょとんとした顔で首をかしげながら


「今 したでしょ」


えっ えっ そんなぁ~


ユウが俺のことを好きなのは分かっている そして 俺もユウが好き それにユウは年上 なら問題は何も


そうだ ユウが断れない魔法の言葉


「お姉ちゃん お願い 唇に ボクにキスを教えて」


ユウはお姉ちゃんという言葉に弱い 背伸びしたい年頃なのだろうか


「えっ それは」


ユウは真っ赤な顔になり下を向く


怒られないよね ドキドキ


俺はユウを抱きしめ


どきどき


ユウのぷるぷるで柔らかそうな唇に


俺は全神経を唇に集中させる


ぷにゅっ 柔らかい 気持ちいい


唇と唇を


んんっ ちゅうっ んんっ


「ぷはっ もうおしまい ダメっ」


ユウの顔は更に真っ赤になり 俺の胸を両手で軽く押してきた


これが今世のファーストキスか


ユウと目が合うと 俺の心を読んだように 微笑みながら 「私もファーストキスだよ」 っと


可愛い 胸がキュンキュンと締め付けられる


ユウが好きだと俺の体が訴えてくる


俺の心も そして 頭の中でも理解した


俺はユウが好きだ 大好きだ


ごくりと 唾を飲み込み


「もう一回だけ お姉ちゃん お願い」


ユウは真っ赤な顔でテレながら


「うん じゃあ もう一回だけだよ」


可愛い~


んん~っ んんっ れろっ あっ んん~っ れろれろっ 俺はユウの口に舌を入れてゆっくりと動かす


「お姉ちゃんも舌動かして」


んん~っ れろっれろっ んんんんっ れろっれろっ ちゅっ れろっ ちゅっ


ユウはぎこちなくも舌を一生懸命動かし俺の舌に絡めてくれる


ユウの温かい口の中 ユウの舌が ユウの吐息が興奮を誘う


「ぷはっ どう 出来てた」


「うん ありがとう お姉ちゃんのことが好きなんだ さわってもいいかな」


ユウは顔を真っ赤にしたまま固まる


「あっ えっ ちょっと まだ いいって言ってないよ」


そんなこと言っても 我慢なんて出来るはずがない


「ねぇ くすぐったいよ あっ はい もう 終わり」


「お姉ちゃんお願い」


「えっ 少しだけだよ」


「お姉ちゃん お願い」


「あっ 舐めるのもダメだよ あっ もう くすぐったいよ」


「もう少し もう少しだけ お姉ちゃん お願い」


「えっ うん 特別だよ」


ユウは緊張しているのか じっとしている


目が合うと 恥ずかしそうに微笑む笑顔が更に俺を興奮させる


「じゃあ 見るよ」


「えっ えっ うん さわるのはダメだからね」


「お姉ちゃん お願い 少しだけ」


「あっ ああっ ダメ ダメだって言ったでしょ」


「ユウ 可愛いよ 綺麗だよ」


ユウの両手が俺の行く手を阻む


「ユウ 可愛いよ 恥ずかしがらずに手をどけてよ ねっ」


「えっ うん でも あっ 少しだけだからね」


「お姉ちゃん お願い」


ユウの無垢な表情が俺の欲望に更に火をつける


「ユウ 好きだよ」


「うん 私も」


「好きだ」


「うん」


ユウの頭を撫でながら何度もキスを


・・・










「大丈夫だった」


「うん 大丈夫」


ユウは微笑みながら俺にキスを ちゅっ


あどけない笑顔 可愛い笑顔 ユウは俺にぎゅっと抱きつき また キスを


「君のこと好きだから」


「俺も ユウのこと好き だから もう一回いい」


「えっ えっ ええっ またするの」


ユウは俺にぎゅっと抱きつき キスを


「好きだよ ユウ」


「うん」


・・・








ユウは両手をお腹の下に当てて目を瞑る


「痛いの」


「うんん 大丈夫 回復魔法を使ったから」


「ユウは凄いね 魔法も剣も体力も」


【癒しの呪法】

オーディンの18の魔術の1つには癒しの呪法と呼ばれるものがある

後世の記録には こう書かれている

あの英雄と結ばれた者は体内の痛みを和らげるために回復魔法を何度も繰り返し使うことで精度や技術力が向上し一流の癒しの魔法を覚えたと


「君は英雄でしょ すぐに私に追いつくよ 一緒にがんばろうよ」


「うん」


「じゃあ 水浴びに行こう」


「ねぇ もう一回だけ」


「えっ まだするの」


・・・


ユウの可愛い顔が うっとりと 少し色っぽく


ユウの可愛い声が 甘い声に


・・・






「ユウ 大丈夫」


「うん 平気だよ キスしよ」


「うん」


「ふふっ 好きだよ」


「俺も好きだよ」


あどけなく微笑むユウ 年上の女性として年下の俺を優しく抱きしめてくれる


ユウと一緒なら どんな修行だって乗り越えて行けそうだ


これから 毎日 ユウと一緒に


それを考えただけで また 元気に


ねぇ ユウ


ふっふっ なに お姉さんに何でも言って


お姉ちゃん もう一回 お願い


えっ






この世界に来て初めての女性 ユウ 幼い年上の女の子


転生者はきっと みんなロリなんだろうな それとも熟女好きの人達が転生者なのかも


この世界に来て分かったのは 俺がロリ好きだっていうことだけ


この世界には猫耳の子や犬耳の子もいるみたいだし いろんな種族の女の子とも出会いたいかな


神様にモテルように上げてもらった魅力値で俺はこの世界を全力で楽しもうと思う


猫耳の女の子か 楽しみだな~


はやく旅に出たい


可愛い女の子を求めて 猫耳の 可愛い女の子を求めて

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