第4話立ち直りの達人

冷たい風が美里みりに向かって、荒々しく吹いていた。

荒々しく吹いてるといっても、周りを見渡せば、実に風は穏やかで、季節は冬であったが、寒さは、さほど感じることのない程度しか吹いてなく、身をすぼめて歩く者はごくわずかであった。

冷たい風が荒々しく吹いているのは、美里の心の中だった。

美里は、昨日、二年交際した彼氏と関係を解消していたのだった。

今日は傷ついた心を癒してもらいに、美里の会社の先輩で、現在は結婚し、退社している萌衣もえに会いに行くところだった。

萌衣は33歳。美里とは8歳年が離れている。1年前に結婚して会社を退職するまでは、美里と同じ部署に所属し、課長代理を務め、美里の指導も受け持っていた直属の上司だった。美里とはウマが合い上司と部下の間柄であったが、意気投合し、一緒に食事やショッピング、ドライブなども楽しむ仲で、美里にとっては大事な相談役でもあった。

美里から連絡を受けた萌衣は、「明日、ちょうど旦那が出張で居ないから、泊りに来る?」と持ちかけ、美里は2つ返事で、萌衣の厚意に甘えた。


 美里は萌衣の家に向かう道中で、何から話そうか、話の段取りを頭の中で整理していた、考えれば考えるほど辛く、まさに美里の心には冷たく荒々しい風が吹き付けて、今にも美里を吹き飛ばそうかというような心境だった。

"私に魅力が無かったからフラれたんだ。飽きられたんだ。"

"何が彼を傷つけたのだろう......。"

"料理が下手くそだったからかなあ......。"

"私が全部悪いんだ。私なんかいなくなった方がいい。"

考えること考える事、自分に原因があり、自分が悪いと、自分を責め立てる事ばかりで、美里の心境が落ちれば落ちるほど、マイナス思考が元気に絶好調に走り回る、痛々しい状態に美里は陥った。

わたしの目に映る周りの風景は同情なんてしていない。もちろん慰めもしてくれない。街路灯の明かり、マンション、レストランやコンビニからもれ出す明かりは、帰宅につくサラリーマンやOL、楽しげに歩くカップルを優しく照らしているのに、わたしにはこの女が昨日捨てられた惨めな女ですといわんばかりの見せしめのスポットライトが延々と美里を照らしているように思えた。

酷い被害妄想が美里の背後から、荒々しく乱暴に包み込むように、次から次へと、まるで小説を執筆している作家に湧き水のようにアイデアが湧くように、美里の頭の中には被害妄想のが休む間もなく浮かび上がっていた。

萌衣の家に早く飛び込みたくて、足取りはせわしく早かったが、あまりに酷い被害妄想に耐えかね、美里は立ち止まり顔に両手をあて、思い切り目をつむった。

泣いている訳では無い。あまりに酷い被害妄想で埋め尽くされた頭の中をどうにか切り替えたかったのだ。

目をつむり、手で顔を覆ているおかげで美里のまぶたの裏に入り込む光はなく、真っ暗な世界に美里は入り込めた。

「なんで、こんなことになったんだろう......何がいけなかったのだろう。ダメな私には、彼氏なんて居ちゃいけないんだ......」

立ち止まり、顔を手で覆い、目をつむって、被害妄想からの脱却をはかったのに、どうしてもネガティブ方面へ疾走してしまう。

美里は手をおろし、閉じたまぶたの裏に光を感じながら、被害妄想を払いのけるように、首を横に何度か振った。そして、そっと目をひらき映り込む風景に目をやった。

目をひらき、最初に美里の目に飛び込んできたのは、路肩にひっそりと落ちていた、不特定多数の通行人にふまれたのであろう、ボロボロに朽ちた小枝だった。

「なんなのよっ!」

眉間にしわをよせ、美里の可愛いところをすべて無にするような、むずかしい表情をうかべ、美里は再び歩き出した。先程よりもさらにせわしく足を動かし、萌衣の家に急いだ。その様子はこの人は絶対に機嫌が悪いと、美里を全く知らない人間にもわかるくらいの歩様と表情だった。


萌衣は美里をもてなす料理を作り終え、冷たい料理はいったん冷蔵庫に、温かい料理は鍋に入れっぱなしにし、コーヒーメーカーにコーヒーをセットし、美里を迎える準備をすべて終えていた。iPodの電源をオンにし、ボーズのスピーカーに繋ぎ、今日の美里の為にチョイスした曲を流し始めた。流れ出した曲を耳にした萌衣は、一つ深いため息をつき、


「何じゃこの曲は...美里の為とはいえ......」


萌衣は普段、洋楽のヘビーメタルを好んで聴いていた。そして、バラードの類いは滅多に聴かない。萌衣の趣味でも気分でもないような曲が耳に入り込み、萌衣はいささかげんなりした。

萌衣は年齢こそ33歳であったが、美里をはじめ、会社で若い子たちと多くの時間を過ごしてきたこともあり、気持ちも見た目も非常に若々しく、髪はほどよく自然な上品さがある栗色に染められ、背中まですっとのびるサラサラヘアーで、大きくくりっとした目に丸顔、身長も167センチ女性としては長身で、スタイルもいい。はっきり言えばモテるといえる女性だった。人から年齢を聞かれて「28です。」とさらっと嘘をいっても、萌衣と知り合ったばかりの者は、誰一人疑いのまなざしをむける者はいなかった。

性格も無邪気で明るく、好奇心も旺盛でまさに天真爛漫といった表現がしっくりとくる性格だった。

現在の旦那と出会うまで、付き合った男の人数はちょうど10人。だけの人数になると両手と両足をフルに使っても若干足りない。一見彼女は、遊んでいたようにも思われるが、萌衣に遊んでいたという意識は皆無だった。彼女は真剣に自分の居心地が、ずっと長く居場所の共有ができる男を探し求めていたのだった。その探し求めていた男が今の旦那である。


そんな経験豊富な萌衣に、恋愛や人生の相談をするものは多かった。しかも、その人に合った的確なアドバイスをしてくれると評判の存在だった。特に恋愛に関して彼女は『立ち直りの達人』という異名を彼女に相談した者達からつけられて、あがめられていた。

その駆け込み寺的『立ち直りの名人』のアドバイスと慰めを求め、美里がやってくるのである。


『ピンポーン』

「よし、来たか。」萌衣はインターホンのカメラに映り込む美里を確認した。しかし、カメラに映った美里は、眉間にしわがより、怒っているかのような表情で、若干、肩も上下し息を切らしているようにも見えた。

"なんか、思ってた美里とちがう"

すこし、違和感を感じながら、萌衣は玄関へ向かった。

「いらっしゃい、どーぞ。」

なんともいえない優しい笑顔で美里を迎え入れた。萌衣のその表情を見たとたん、美里の眉間のしわは、溝が出来た砂を手でなでたように消え、眉毛もハの字に代わり、なにか訴えかけるような目で、萌衣を見上げた。

「突っ立てないで、ほら」

どこまでも優しく美里に話しかけた。

「よろしくおねがいします。お邪魔します。」ひとこと美里が言った。

「連絡くれてありがとう。どうぞ。」

美里は萌衣に優しく促されるがまま、萌衣の自宅に入り。来ていたコートをハンガーにかけた。

「手を洗って、ソファーでくつろいでて。」

萌衣は、コーヒーを用意するためにいったんキッチンに向かい、美里に話しかけた。


美里は手を洗った後、ソファーに腰かけ、萌衣に会えた安心感と、少しの困惑をかかえていた。失恋したばかりで、どうにも辛くて、傷を癒しにここへやってきたのだが、いざ来て話すとなると、頭の中で整理してきたはずの話の段取りが崩れ、何から話していいのか分からなくなり、美里は少し困惑していたのだった。

「はい。これで一息つきな。」萌衣が笑顔で美里の前にコーヒーをおいた。

「美里。今日のあんたはそのままで飲みなさい。」

美里の目を見ながら、諭すような口調で、萌衣が言った。美里は普段カフェラテやカフェオレなどミルクがたっぷり入ったコーヒーに砂糖を少々入れて飲んでいた。

しかし、別れたばかりで、辛い心情の美里の心理に照らし合わせれば、今日に限っては、何も混ぜない甘くもないブラックの方が、美里を癒せると萌衣は考えていたのだ。コーヒーの香りには脳内の快楽物質の代表ドーパミンを増やす効果が認められている。萌衣はそのリラックス効果を狙って、コーヒをまず最初に出したのだ。もちろんただ闇雲にリラックス効果があるからとコーヒーを出したわけではない。コーヒー豆もこだわっている。ドーパミンを増やすのに最も効果があると認められている、グァテマラとブルーマウンテンの豪華なブレンドで、少々値は張ったが、美里の為、そして、自分も癒されるならと、焙煎と調合をしてくれるコーヒー屋に出向き、絶妙なローストと配合がされている、まさしくスペシャルなコーヒーだった。

美里がさっそく出されたコーヒーに口をつけようと、カップに手を伸ばした。

「ちょっと待って。」コーヒーを飲もうとカップに手を伸ばした美里を制止した。

「飲む前にまずは、香りを楽しむの。ソファーに身を委ね、静かに目を閉じて、流れてくる曲と、コーヒーの香りに癒しを求めるの。」

萌衣が美里に言った。

美里は萌衣に言われた通り、カップに伸ばした手をひっこめて、何も疑う事もなく素直に言われた通りに、ソファにそっと寄りかかった。やわらか過ぎず、美里をやさしく迎いいれるソファーの心地よさに身を任せ、そっと目を閉じた。モダンな落ち着きある萌衣の部屋の照明は、美里が目を閉じたと同時に薄暗く調節され、美里のまぶたの裏側は、薄暗い物静かな湖畔にいる様な世界を美里に見せていた。静まり返った世界に存在を急激に主張し始め、美里の耳に入ってきたミスチルの「常套句」。いざなわれるように、美里の映像の世界には、彼との数々の楽しい思い出が次々と映し出され、その映像はどれも活き活きと現れ、彼の笑顔も実に活き活きとしたものだった。美里の世界に映しだされる彼と楽しく過ごした記録映像は、楽しければ楽しい程、美里の悲しみが増長し、激しく悲しみの底に美里を突き落としていった。気が付けば「うううう......」と声をあげ、とじた瞼と頬の間から涙がこぼれ落ちていた。耳に入ってくる数々の失恋ソングが更に美里の悲しく絶望的な辛い気持ちを

「うわあー」と号泣モードに入った美里を、隣にこしかけ、見守っていた萌衣が、やさしくそっと美里の背中に手をあて、癒すようにさすった。

言葉は一言もかけず、ただひたすら背中をやさしくさすり、泣きじゃくる美里を見守っていた。美里は萌衣に身をゆだね、思いのたけ泣いた。その美里の様子は、美里を見守っている萌衣も思わずもらい泣きしそうになるくらいだった。


「落ちついた?」

「うぅ......はい。...ありがとうご...ぅぅ...ざいます。」

しばらく自分の感情に逆らうことなく思うがままに泣いた美里。幾分気持ちが楽になり、萌衣に今の心境を話始めた。

「私、飽きられちゃったんです。二年付き合って、毎回同じ女とデートして、毎回同じ女と食事して、毎回同じ女とセックスして、飽きられちゃったんですよ。会話も面白くないし、料理も下手。一緒にいてもつまらない女なんです。」

何ひとつポジティブな言葉も出ず、ただ自分を責め立てる美里だった。

「他に好きな女が出来たから、美里との関係は解消したい......」

そこまで言いかけると、美里は思い出したように、表情はくしゃくしゃになり、涙を流し始め、泣き出した。萌衣は何を言う訳でもなく美里の話に耳を傾け頷き、ティッシュの箱をさしだした。美里は「ううぅ...ありがとうございます。」と言いながら、ティッシュを手に取った。

「魅力ないから......彼の彼女になりきれなかった......。」

下を向き、ぼそぼそ呟くように美里は言った。

「つらかったね。つらかった。」

萌衣が美里の背中を優しく撫でながら言った。

「美里に魅力がないんじゃないよ。彼は美里の魅力に気が付けなかった可哀そうな男なの。」

「へっ......」

萌衣のその一言に、美里は目を丸くして、少しおどろいたような表情で、萌衣を見た。全く美里自身思ってもいなかった事を、さらっと言った萌衣の言葉に驚いたのだ。目を丸くしながら自分を見る美里に萌衣は、さらに語りかけた。

「美里と付き合いが長い私は、あんたの魅力を知っている。美里の魅力も知っているし、ムカつくところも知っている。そのすべてをひっくるめたあなたが私は大好きなの。」

その一言で、美里はふたたび泣き出した。そして、おもむろに萌衣に抱きついた。

「よしよし。つらかったね。」

諭すようにゆっくり落ちついた口調でそう言って、抱きついてきた美里をやさしく撫でて、泣きたいだけいくらでも泣きなさいと言わんばかりに、静かに美里を見守った。

「いいな。萌衣さんは......男にモテまくってましたもんね。私なんか、誰も来てくれませんよ。」

泣き止み、ふたたび少し落ち着きを取り戻した美里が、萌衣に言った。

「モテるのもつらいわよ。はモテない女の何倍もあるのよ。」

「どういうことですか?」またも、美里は目を丸くして萌衣に問いかけた。

「確かに、言い寄ってくる奴は多かった。ちやほやもされた。器用に男にフェロモンを振りまき、面白いように男共は吸い寄せられてきた。一見、私は女からは好かれないわよ。でも、そんな事気にしていたら、自分のなんて、いつになっても見つからない。あくまでも私の場合だけどね。」

そう言って、萌衣はコーヒーを一口すすり、話を続けた。

「コーヒーすっかり冷めちゃったわね。後で、淹れなおすか...まいいや。それでね、美里に聞きたいんだけど、されたことある?」

?......ですか?」一瞬、美里はきょとんとした表情をした。

「ありません。私はちゃんと付き合うまでは許しませんから。」

「あまい。」間髪入れずに萌衣が言った。

「私は何度かあるわ。まんまと遊ばれて終わった。自分では付き合ってから許したはずなのに、『はい、さよなら!』みたいな。音信不通になったり、急に冷たくそっけなくなったり。さすがに、それを初めてやられた時は、自分の存在を踏みつぶされ、消されたような気分になり、自暴自棄になったわよ。」

少し、苦笑いを浮かべ萌衣は言った。

「ひどい。許せないです。」眉間にしわをよせ、流し目になりながら美里が言った。

「残念ながら女なら誰もが背負うリスクよ。モテるということは、そのリスクも上昇するし、そこにぶち当たったときの葛藤も大変なのよ。」

実感がこもる萌衣の言葉に、美里はうなずく事だけしかできなかった。

「今は、理解できないだろうし、受け入れなくても全然いい。それでも、美里の元彼さんはなほうよ。」

「親切?」

美里は萌衣の言ったことがにわかには呑み込めなかった。

「『他に好きな人が出来た』という純粋な真実を美里に伝え、もっと言えば、元彼さんは、自分が悪者になることを恐れず、正直に美里に打ち明けたの。二股をかけることなくね。そういう別れ方、私は嫌いじゃない。」

萌衣は、はっきりと美里に自分の考えを伝えた。それは、紛れもない真実だと、萌衣の経験上思った事だからだった。経験に基づいた一言は重みがあり、全てを納得出来た訳ではかったが、美里は少し冷静になれた。

「私、新しい女に負けたんですよ。料理も下手だし、話も面白くないし、性格も真面目だから、萌衣さんみたいになれないし......私ダメな女なんです。」

悲壮感満点な表情で話した美里の肩を抱き寄せ、萌衣が諭すように語りかけた。

「さっきも言ったけど。美里は十分魅力あるよ。美里の魅力が大きすぎて、元彼さんの視界に収まらなかっただけよ。だから、そのちっちゃな視界に収まる、ジャストサイズな女の下へ転げ落ちて行ったのよ......彼は。」

肩を抱かれ、諭すように自分に語りかける萌衣が、なんだかとても懐の大きなのように美里は感じていた。萌衣の自分への評価が、嘘でも嬉しかった。気が付けば、好きな男を落とす為に使うような、なんとも可愛らしい上目づかいで萌衣を見上げていた。

「もし、自分に自信が持てないのであれば、今、自分が否定した事を向上させることに一生懸命打ち込んでみれば?料理教室に通うとか、メイク教室もいいわね。お笑い番組とか見て、フリートークが上手で面白い人の話術を学ぶでもいい。なんでもいい。自分の気持ちが上がってくるもの一つでもいいから、一生懸命やってみな。そして、さらに魅力を増した美里を、元彼さんに魅せつけてやるの。そして、元彼さんの網膜と脳裏に魅力を増した美里を焼き付けてやる。それが、わたし流のよ。」

美里は目をうるうる輝かせながら、萌衣の話にのめり込んでいた。辛いだけの気持ち、自分を責め立てる気持ちも随分と楽なものになっていた。

「萌衣さんありがとう。これからもよろしくお願いします。」

「う、うん。もちろん。」

美里にプロポーズした覚えはないが、美里が目をうるうるさせながら、本来なら男に使うべき、魅力的な上目づかいで萌衣を見つめ、プロポーズの返事みたいな事を言うから、若干動揺したが、美里が少し元気になったことは良かったと萌衣は思った。

「いい美里。過去の男は、経験という名のよ。落ち込むだけ落ち込んで、泣きたいだけ泣いて、気が済んだら、自分だけの畑に、自分の好きな物だけ植えて、一生懸命にはぐくんでいけばいいのよ。」

「はい。ありがとうございます。」

美里は先程とは全く意味の異なる涙を流しながら、笑顔で萌衣に答えた。

「おなか減ったね。ロールキャベツ作ったから、食べよう。ワインも用意したし。一緒に楽しむわよ。」

満面の笑みで美里にいいながら、萌衣は夕食を用意するため、キッチンに向かった。

「萌衣さん、私も手伝います。」

美里も萌衣の家に来た時とは別人の笑顔と態度でソファーから立ち上がり、萌衣のいるキッチンに向かった。美里は、完全に立ち直った訳ではない。でも、気持ちは楽になり、立ち直るきっかけも与えてもらった気持ちになっていた。

『立ち直りの達人』は、男の経験も多いが、その分他人ひとの痛みも分かる。慰めを求めて萌衣を頼りにしてくる者の性格に合わせた慰めをする事が、彼女の得意技でもあった。うぬぼれではない、自分もたくさん傷ついてきたから、辛さを知っているから、彼女の純粋な、傷ついた人への寄り添う姿勢が、彼女を『立ち直りの達人』にしたのだ。

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