第54話 鉄火温泉のイザベラさん
アオイ:イザベラさんの見事な計略のお陰で惑星コバルトの盗掘者とその黒幕を逮捕したゴブリアス帝国。おやおや?その功労者のイザベラさんが帝都に居ませんね〜。
魔界時間13:25 帝都テッコウ クッサク宮殿内
ヴィクター:此度の盗掘者とその黒幕逮捕の件、其方の計略のお陰で助かっ・・・
ジッとイザベラを見るヴィクター
イザベラ?:な、何か?
ヴィクター:アキラお前は何をやってるでゴブか?
変身魔法が解ける
アキラ:バレたか。
ヴィクター:実の息子が分からんとでも思ったでゴブか?この馬鹿息子が。それにお前は変身魔法なんて使えんだろうが。
アキラ:ご名答♪
ヴィクター:で?その逮捕劇の立役者は何処いったでゴブか?
アキラ:お預けになってた惑星コバルトの鉄火温泉に行くって。
ヴィクター:温泉好きとは聞いてはいたが、温泉の事となると他の事などお構いなしって辺りが何処ぞのグルメなサラリーマンみたいでゴブな。
※あくまで個人の見解です
同時刻 惑星コバルト
イザベラ:良い湯ねぇ♡
アサギ:陛下、この温泉の効能は?
イザベラ:筋肉痛や慢性疲労、そして妖力回復ね。妖力は魔力とは違うから私やアサギさんには効くけど、魔力を中心とした悪魔族への効能は筋肉痛と慢性疲労だけね。
アサギ:確かに、筋肉がほぐれていく感じがして気持ちいいですねぇ♡
アサギの身体を見るイザベラ
アサギ:どうされました?
イザベラ:アサギさんって、服越しだと気付かなかったけど。脱ぐと凄い筋肉ね。腹筋なんて14パックって、どんな鍛え方したらそうなるのよ。兎に角全身の筋肉のつき方がエグいわよ。身長199cmだっけ?
アサギ:はい。
イザベラ:私の記憶が正しければ、バストは100cmでヒップは99cmだと思ったけど合ってる?
アサギ:合ってますよ♪
イザベラ:オマケに性格はイケメンでその美貌なら男性よりも同性にモテるでしょう?
アサギ:そんな!たまにファンレターが申し訳程度に少し届くくらいですよ〜。
イザベラ:へぇ〜、ファンレター5000万通が申し訳程度に少しなんだ〜♪
アサギ:な、何で知ってるんですか!
イザベラ:私の情報網を舐めてもらっちゃ困るわね♪お姫様抱っこされたい美人秘書で魔界宇宙5位だっけ?
アサギ:あうぅ。
イザベラ:あと、その美しくも逞しい足で踏まれたいお姉様ランキング2位らしいじゃない。
アサギ:おおぅ。
イザベラ:今週更新予定ネットマガジンの何股目の女でも良いから肉体関係になりたいお姉様ランキング3位もだそうじゃない、もうフルコースね♪
アサギ:知り過ぎですよ‼︎
イザベラ:サウナ行ってこよっと♪
湯船から上がってサウナに向かうイザベラ
アサギ:私は貴女以外の女性には興味ないんだけどなぁ。
『サウナ内』
イザベラ:はぁ〜♡
サウナに入るアサギ
イザベラ:貴女がサウナに入った動画あげたら絶対にバズりそうよね。『サウナのアサギお姉様キター!』とか言って。あと『筋肉!アサギ様の汗だく筋肉エロい♡』とかも言われそうね♪
アサギ:絶対やめてください‼︎
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます