第23話カミカゼプテラ救援作戦!(輝石の帝国編)
アオイ:凶獣シグナルギドラを倒すべく光と闇の巨獣をスカウトするために入国したミオちゃんと小雪ちゃん。でも魔王具以外で巨獣って仲間に出来るものなのでしょうか?
魔界時間11:00 帝都ジュエルロード 宮殿
小雪:イザベラねえちゃん、おひさだべ〜♪
イザベラ:よく来てくれたわね、そろそろ来る頃だと思ったわ♪
ミオ:はじめまして〜でにゃんす〜♡
イザベラ:はい、はじめまして〜♪
モニターに映るオリビア
オリビア:その子達は巨獣交渉の専門家です。貴国に生息している光属性の『シャンデルギドラ』と闇属性の『ステルスクロウ』この2体が凶獣討伐の勝利の鍵を握っていますので、その交渉にあたります。
イザベラ:当然ムネミツ皇国で暴れてた黒峰組も邪魔をしてくるっと。でもそれは『好都合』ね♪
オリビア:どういう事ですか?
イザベラ:現在黒峰組残党の総数は8000万柱から半分の4000万柱に激減。ミオちゃんには詩織さんがいるでしょ?『将軍』の特性を持ったヴァルキリーシングルナンバーズの1体。それに小雪ちゃんには神王ポセイドン様もいる。
オリビア:ええ。
イザベラ:ミリオンナンバーズの戦闘力は龍神族の100倍それに加えてポセイドン様もいれば『足止め』にはうってつけだわ♪
オリビア:そうか!ミオちゃん達に気を取られてる間にリモートスネイクを撃破すれば良い、そうですね?
イザベラ:ご名答♪
ミオ:ミオはヘビさんでにゃんす?
イザベラ:そうよ♪
小雪:そんじゃオラはコウモリさんだべな♪
イザベラ:そうね♪
『1時間後 ダイヤモンズ鉱山』
ミオ:ヘビさ〜ん!でてきてでにゃんす〜!
ギドラ:ん〜?誰かや?儂を呼んだのは。
ミオ:ヘビのおじいちゃんこんにちわでにゃんす〜♪
ギドラ:ホッホ〜!こりゃ可愛らしいお客さんだがや〜♪
ミオ:ミオ、おじいちゃんにおねがいしにきたでにゃんす。
ギドラ:儂にお願い?
ミオ:シグ・・・・シグ・・・・なんだっけ?
詩織:閣下はシグナルギドラ討伐に協力せよとの仰せだ!
ギドラ:ほほぅ、こりゃ珍しいがね!あのシングルナンバーズが魔族の子供に従うとは!
詩織:私は幼女をこよなく愛する!幼女に天族も魔族もない!
ギドラ:ホッホッホ、そういや今シグナルギドラと言ったか。奴が目覚めたとなれば見過ごすわけにはいかんのぉ。だて〜、儂だけでは奴には勝てん。
物陰から様子を伺う黒峰組
黒峰組構成員:お付きが1人と後はガキだ、シャンデルギドラと契約が成る前に始末するぞ!
『同時刻 ステルスクロウ生息地 常闇樹海
小雪:まっくらだべ。
ローザ:こんなトコに居るんですかね?師匠。
クロウ:誰だ誰だ?ヒトが気持ち良く寝てるところにごちゃごちゃと煩い。
小雪:おんや、ねんねしてたべか。
ローザ:コイツがステルスクロウ。
クロウ:ポセイドンにヴァルキリーに雪女のお嬢ちゃん、こりゃまたバラエティに富んだ連中だな。
ローザ:苗字で呼ぶなっつの!
小雪:おめさはだまっててけろ!ややっこしくなんべ!
ローザ:スンマセン。
クロウ:で?何しに来たんだ?
小雪:オラたちでっけえわるいヘビさたいじしてぇだ。てつだってくんねえか?
クロウ:デカイ悪い蛇?何だそりゃ。
ユキ:凶獣シグナルギドラの事です。
クロウ:あ〜、1000万年前にも大暴れしてたあのヤバイ奴か。言っとくが俺だけじゃ無理だぞ。
ユキ:それなら既にもう一体の交渉に向かっています。
クロウ:誰だ?
ユキ:シャンデルギドラです。
クロウ:あの爺さんか。ならイケるかもしれねえな♪
黒峰組構成員:野郎共!この交渉ぶち壊せ!
『再びダイヤモンズ鉱山』
ミオ:ふお〜!わるいおじちゃんたちがいっぱいでにゃんす〜!
詩織:閣下、ここは我等にお任せを!ミリオンナンバーズ前へ!
2000万柱の黒峰組と対峙するミリオンナンバーズ
黒峰組構成員:また倍の数ですぜ兄貴!
ジョン:ええい!こっちは神、負けるわけがねぇ。やっちまえ!
一斉に雪崩れ込む黒峰組残党
詩織:かかれー!
ミリオンナンバーズを鼓舞する詩織
ミオ:しおりしゃん、全然ダメでにゃんすね〜。
詩織:え?
チアガール姿で小さなお尻を振って応援するミオ
ミオ:フレーフレー!ゴーゴーでにゃんす〜♪
ミリオンナンバーズ:・・・・・・・・うおーーーーーーー‼︎
黒峰組構成員:うお!急激に士気が上がってきやがった!
『再び暗神洞穴』
クロウ:こりゃまた賑やかなこって・・・鬱陶しい。
小雪:ローザ!
ローザ:ウッス!
小雪:オラごはんつくってるからアイツらやっつけとけ!
ローザ:師匠の手料理⁉︎よっしゃー!俄然ヤル気出てきたーー!
20分後 黒峰組残党壊滅
ジョン:クッソ!
イザベラ:こんなトコでのんびりしてて良いのかな〜♪
空を指すイザベラ
ジョン:上?・・・・まさか⁉︎
『帝都ジュエルロード上空』
エリック:いよっし!2匹目撃破!
ジョン:な!こっちが陽動だったのか!お前らズラかるぞ!
手負いを残して撤退する黒峰組残党
イザベラ:次はアクガリタル国か・・・
『悠久のアクガリタル』へ続く・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます