これはゼッタイ。



※注意


・えっちです


・けも3のジェーンさんです


・ジェーンさんがS

 (毒強め、暴言に近いのもあります)


・主観は隊長さんなので皆様の好きな呼ばれ方で隊長さんの部分を埋めたりしてくださいね。


・えっちです(重要ですが規約内で)


・上述の通りちょっと暴言まがいな言葉も発せられるので、いつもの清純潔白純情可憐なジェーンさんを見たい方は回れ右してp○x○vで絵でも漁ってきて下さい。


以上でもOKな方は、BEATでけもコーラスして最初ぶっ飛ばして一気にしてもいいし、ゆっくりActionで世界観を味わいながらでも、なんならTryで次のために溜めてもらっても構いません。


じゃ、どうぞ~








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はぁ、はぁ……








僕はベッドの脇に置いたティッシュの箱から中身を数枚乱暴に引き出すと、自分が先ほどまで体内で飼っていた生物の劣情を拭き取り、その拭き取った紙屑をクズ箱に投げ込んだ。


自室のベッドで仰向けになったまま暫く火照りきった己の情の捌け口を冷ましながら快楽と罪悪の渦に泳いだ。

これほどまでに身体が言うことを訊いてくれなくなる快感の波はこの人生で無かったように思う。

別にそれは僕が最近噂されるような職場環境で疲弊し娯楽を忘れたわけでも、母の弁当で幸せを感じない薄情なやつであるわけでもなく、他人と変わらぬ人並の生活をしてきた。

だがこの渦潮は常人には無いだろうと言える。


僕は寝巻きを着た、

時計を見たら夜中の一時を回っていた。

なにかやり忘れたような気がしたけれど、

もういい、寝る。


_______






僕は探検隊と呼ばれる、アニマルガール達が力を合わせてパークの平穏を守る組織に勤めている。

まだまだ新米の身ではあるけれど、やれる事はやっているはずだ。

メンバーの的確な動かし方や傷を負った時の手当ても暫くやってきて、もう大分身に付いてきたように思う。


「隊長さん、コーヒー入りましたよ。」


そんな探検隊はときに個人規模の悩みを解決するときもある。パークへ依頼を受けた旨を伝えると支給であったり援助であったりが受けられる。

今回はカフェ周辺地域の防衛や設営の手伝いで、フレンズの健康促進などを助ける製品の交換が出来るスタンプやカードを支給された。

それも含めあとは招待時に払ったキラキラなどの勘定をしていた僕の机にマグカップが置かれた。


「あぁ…どうも、ジェーン。お疲れ様。」


彼女はジェンツーペンギンのジェーン。

招待出来た時は自分の水晶体に映った映像を幻影かと疑った物である。

以前依頼した所、快く引き受けてくれてから隊長のアシスタントという立場を受け持ってくれている、本業はアイドルなので居ない時もあるけれど、居てくれる時には誇りを持って働いてくれている。


……。



「どうしたんですか?隊長さん」


あぁ…


僕は手を横に振って、

いいや何でもない

そうやって言って机に目を返した。


「お疲れならお休みになってくださいね?

 私は行ってきます。ゼッタイ無理はしないように、ですよ!」


彼女は部屋を出ていった、たしか今日は…

机の付箋をみると、

[ライブリハにつき 1日いません]

と書いてある。

そうか…いないのか……。

少し咳をした。



僕はフレンズのみんなが集まる部屋に向かって、

今日1日の予定を伝えた。


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バタムッ。


隊長には、それぞれに自分の部屋が用意されている。僕はその僕の部屋とも言えるモノに入った。1日が終わったのである。フレンズはたしか居なかったはずだ。

夜行性のフレンズもいるけれど、探検隊の決まりで、特別な理由が出来た場合や端から深夜までの活動だと決めて居ない限り、夜の7時ごろには解散する。


「…!?まずいッ…」


昨日なにか忘れたような気がしながら床に着いたのは間違いではなかった、自室のベッドの上に乱雑に置かれた数枚の写真。

そこには、煌めくスポットライトに照らされた女や、水中パフォーマンス終わりの女などがいた。その女性の名前は、ジェーン。



そう、僕は彼女に劣情を抱いてしまった。

今日はやめておこう明日はやめておこうと思いながらに生活しては、アシスタントの彼女が毎日のプレゼントとして、パークから届けられたり、いろんなところで集めてきたりした資材を手渡しされるタイミングで全てがぶち壊れてまたここに帰ってきてしまう。


彼女はアイドルという立場である以上、なんらかのメディアで写真をとられたり、ライブの映像を撮影されたり、被写体の立場にいることがほとんどだ。

これが何を意味するか…というのは勿論、よこしまな考えを持つ人が少なくないこの世に放ったが最後欲望の消化先へと化けていくのだという事。

王道とも言える胸や尻、脚や口や手、髪に首、脇に至るまでこの世にはもはや面倒が見きれない程に性癖というものがあり、僕のようなクズ達は写真や映像のなかに存在する言わばfetishismを発見しそれを燃料に体内でマグマを滾らせるのである。


「はぁ…やっちまったな…」


という罪悪の意も無いわけではないが自然とその意識というのは興奮に変化していくようにどうもうまく出来てしまってるらしいのがまたもう面倒な所である。

今日も、そうだ。

僕は既に体制も何も準備万端だった。


「すいませーん、戻りました!

 遅くなってすみません隊長さん!」


だが今日は外的要素が違ったようだ。

ズボンをずり下げて体制を整え劣情で滾る溶岩を着地させるゴールを用意した憐れなヒトオスの尻を、ドアを開けてしまった彼女は目撃してしまったのである。



「あっ…!?す、すみません、帰ってきた報告だけしようかと思ったんです!すみません、戻ります!」


色々と情けなくて手を伸ばしズボンを上げる事にさえ頭が回らなかった。

ゼッタイ僕は人生で一番ひどい顔をしているに違いない、あぁもうだめだ、死にそうだ…!


「あれ……これは、私…?」



最悪だ、もう最悪でしかない。

見られたのだ、その劣悪で非道な燃料を。

勿論自業自得なのは分かっている。

やめればよかった事なのだ、こんなこと。

好きならそれはそれで別に良かろう。

思いを伝え、上手く行って入籍でも、断られ爆発死散でもしていればよかったのである。

だがそうはしなかった。

出来ない相手であるというのは勿論分かっていて、それでもまだ何かしらしていればゼッタイもっと良くなっていた筈なんだ。



「……最低です」


その通りだ、今さら言い訳をしようという気にもならない。


「本当に最低…なんで私がショックを受けているというのに貴方は嬉しそうなんですか…」


もはや僕のなかに宿る情は曲がりに曲がっているらしい、彼女と話せているという事実によって、彼女に罵倒されているという事実によって僕の脳波がオーバーフローしている。


「……気持ち悪い…です。ちょっとさすがに…」


あぁぁぁもっと言ってはくれまいか…

憎らしいとかムカつくとか常人なら言い出すのだろうしかし僕はそうは言わずにそれを受け入れた。ズボンはまだ上がりきっていない、むしろずり下がっている。上はまだ脱いでいなかったが。


「ごめん…ごめん…」


脳波が今一瞬正常に戻った。

出てきたのは謝罪であった、

僕だって立場がある、彼女に手を出していない今の状態はギリッギリセーフだろう。もっとも人道上ではクズ一直線なのはその通りだ。


「はぁ………顔、上げて下さい。」


言われたようにゆっくり前を向いた。


「…私、隊長さんの事、好きだったんですけど、今のでちょっと引いちゃいました…

 今回の事は、フレンズのみんなにも、パークの人にも黙っておきます。ただし、いまから言う要求を飲んで頂けるのなら…」


僕の事を好きだったなどという言葉が飛んできたがそれを僕の脳は弾いた。今は要求の内容の方が大切だ。


「飲む、飲むよ。どうすればいい?」


「…じゃあ、ベッドに座って貰ってもいいですか?そのまま。」


特に理由を考える暇などなく僕はベッドに座った。尻に当たる布団の感覚があった。下を向いたら僕の口は嫌になるほどすこぶる調子がよさそうだ。


目の前に目線を動かすと、彼女はあの白黒の衣装もなにもかも脱いで肌100%でそこにいた。


「な、何をしてるのさ!?」


「何って…脱いだんですよ。

 私は貴方のことを黙っている代わりに、少しだけ満足させて貰おうと思って。共犯ですよ私達、フレンズが言い寄って交わってもルール的にはアウトですからね?」


そういうと彼女は、座っている僕の背におぶられるような姿勢を取った。

首の後ろから黒髪とともに可憐な香りと吐息がかかり、背には女性の象徴が乱暴に押し当てられた。


「…元気ですね~、ほんっと変態。まぁいいです、私、毎日ゼッタイ来てくれる隊長さんのこと大好きですから…」


他の隊では、他の職務などに追われ顔を見せない隊長も少なからずいるそうだ、と彼女は続けた。


「ショックではありましたけど、同時に私もちょっと嬉しかったんですよ…?『隊長さんが私の事をちゃんと異性として捉えてくれてるんだ』って…」


そう言いつつ、舌で僕の耳朶をなめ転がした。


「あ、引いたのも本当ですよ?だってまさか、グラビアとか水着とかの写真ならまだしも、SNSに上げた私の普段の生活の写真でするなんて…やっぱりとんだ変態さん、なんですね…?」


彼女がどうこういうのに脳がもう着いて行けてない。ただ機械的に変態だとかいうワードをキャッチして気色悪いほどに己のそれが膨張して行くのを感じているだけだ。夢にまでみたとも言えるこの風景が、今、夜月が差し込む部屋で光っている。



「うわ…どんなこと考えてる顔ですかそれ…」


僕の既に蕩けきった表情を彼女にひきつった表情筋と冷酷な瞳で射ぬかれた。


「はい、お耳ペロペロはおしまいですよ」


彼女のヨダレで泡が立って、べっとりして、泡が弾けていく。鼓膜はその快楽を求めて未だ音を探している。


「次はこうしちゃいますね…」


ペンギンアイドルという肩書きらしく、しっかり締まりながらに出るとこのしっかり出たボディラインに幾度劣情を抱いたかもはや不明瞭。

しかし僕は今、その時以上の快楽に次ぐ快楽で、自信の中の感覚がトチ狂いそうになっている。


「どうなんですか?気持ちいいんですか?そうでもないんですか?何とか言ったらどうですか変態さん。」


柔らかく白いほそゆび一本一本一本一本一本、合計五本が僕の抱くクズったれた思いの濁流の河口を丁寧に丁寧に握る。

声を出そうと努力しているが、どこで身につけたか今はもうどうでもいいように感じるその高度で硬派な王道たる王道のゼッタイ強者の扱いに身体が1秒毎に1スパークして言うことを訊かない。

乱暴で幼稚で滑稽な自分でのそれとはもう比べ物ではなく、こめつぶのように白い綺麗な爪でついついと触られたり、ありがちながら技の繊細な工夫に、僕が上げられる声は精々自我を保とうとするイカれたケダモノの声だ。


「なんにも言えないほど気持ちいいんですね、情けない隊長さんの顔、意外と可愛くて似合ってますよ?ケータイのロック画面にしたいかも。


…やっぱりそうでもないです」


あぁぁぁいっそのことこのまま果てさせてはくれないか、情けなくて情けなくて今すぐ終わりたい。けれど、この病気になりそうなくらいの気持ち良さというのに溺れていたい気もする。今の僕は二重人格ってヤツかもしれない。




「そろそろキツイみたいな顔してますけど、ダメですからね?はぁむっ」


サッと忠告を済ませると、彼女は僕のそれを咥え唾液の波に溺れさせた。今までのとはまた違う何かがあったが今さら形容できるほどの脳内思考回路は生きてない。


「今までで、いっちばん気持ち良さそうな顔してますよぉ…むぐむぐ…私のこれ、想像してたんですよね?私が美味しそうにあーんしてる写真の口だけみてずっとこれ想像してたんですよね?ドが着く変態ですよそれ、ド変態です。私みて、そんな事しか考えてないダメダメ隊長さんのくせに、世の中の貴方みたいな変態さんみーんなが想像してる事をホンモノからされちゃうなんて、幸運ですねぇ変態長さん…?」


口内へ僕を送り込んでは、口から出して、

その劣悪なモノを舐め回した舌で罵倒し、

これをなん十回と繰り返しに繰り返された。

休憩もなく、ただひたすらひたすらに耐久と心身への攻撃が行われる。

罰とするには幸せに感じてしまう、快楽とするなら拷問である。


「んん?ちゅばっ…


 ふふ……もう、もう無理って感じですね?いいですよ、そろそろ限界間際なんですよね?だってこんっなに膨らましちゃって…」



気がつけば、もう何に寄るものか見当もつかない粘液まみれの口が、自分でもみたことのないくらいに熱烈に、破裂しそうに、発火しそうな程に赤く聳えていた。ケダモノにはもはや理性などなく、ただこのまま粘液の波に飲まれ溺れ果てたかっただけだ。


「じゃあ…ふふ、こうしましょう。いまから私がゆっくりカウントダウンします。優しいので5秒にしてあげちゃいます。手で触るので、この5が0になるまで耐えられたら、私のお口の中で幸せいっぱいのまま果てさせてあげます。もし出来なかったら、そのまま共犯は終了です、行きますよ~…」


もはや僕の意見などいう所もなかった、

ド変態のレッテルは今さら剥がせやしないのだ、このまませめて耐え抜いてみせよう。


「5~」



くぅっ!?

思わず久々の声を上げた。

予想以上だ、先程の優しい愛撫ではなく、一見ただひたすらひたすら擦る言わば僕のしてきたド変態運動である。ただ、彼女の声や部屋の臭うモノそして彼女の優しさはやはり残っている。

いや残ってしまっている。

かえって興奮を掻き立てるトリガーになるのだ。


「4~…」


まだ、だ


「3~。」


くっ…





「2…」




あぁっ、あぁぁぁ、あっ!



「い~ち…ッ!?

…ふふ…失敗……ですね。」






…ダメだった。

噴水のように巻き起こる黄白の快楽。

体感一時間の長い長い思いであった。




見ると彼女にはほとんどその白いマグマはかかっていなかった。


「耐えられない雑魚変態長さんのなんて、被ってもらえるなんて思わないで下さいね?

 …悔しかったですか?いいですよ、私も楽しかったし、隊長さんの事はずっと黙っておきます。だから明日もしましょう?ゼッタイ、来てくださいね?」




彼女はそう言うと、キラキラを置いて部屋を出ていった。

時計は0時を過ぎていた


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