第2話

“冗談なんかじゃありません。今は冗談に聞こえるかもしれませんが…。本当の事です。信用出来ないのなら、何か僕に質問して下さい。”

「え、えー分かったわ。じゃあ私の生年月日と血液型は?」

“1999年2月14日B型”

「…合ってる。じゃ、じゃあ私の持ってる資格は?」

“剣道2段英検漢検1級”

「これもだ…。その資格はいつ採った物?」

“剣道は中2英検漢検は高校1年”

「これ以上聞くのは大人気ないな…。うん。信じることにするよ。」

“良かったです。信じてもらえて…。”

「で、未来では何が起きてるの?」

“…。そのここでは話せない内容なのでお母さんの家に行っていいですか?”

「!?お、お母さん!!?まあ未来では私が母親だもんね…。うん、いいよ。その前に名前を教えてくれる?」“上谷卦依(かみたに けい)です。”

「そっか、よろしくね!未来の息子の卦依くん!」

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