お腹いっぱいになれると思います

私は始めてこの作品のタイトルを見た時、少しだけ怖さを覚えました。
何故ならタイトルの中には「暴食」の文字があり、その読みは「フードファイト」だったからです。
その手のテレビ番組があまり好きではない私にとって、その文字は言うなれば「とても入りにくい居酒屋」の印象でした。

しかしそれでも尚、何故か私はその暖簾をくぐり戸を開けたい衝動に駆られ、一歩を踏み出しました。
するとどうか? 私が最初に感じた印象とはまるで違う、全く新しい世界がそこにはありました。

確かにフードファイトはしている、だがそれは無闇やたらと食すのではなく、美味しく食べたいという意思、作り手や食べ物への感謝に満ち溢れているという事がありありと伝わってくるものでした。
そして何よりその暴食が恵みをもたらす戦いであり祭であるというのは驚きで、食というものへの想いが感じられます!

勿論、登場人物達も個性的でとても面白く、興味深い作品だと感じました!

まだ全話を読み切った訳ではありませんがレビューをさせて頂きました。私では魅力を伝えきる上手なレビュー出来ず申し訳ないです……