[0-LAST] 災厄令嬢

 私の視界は、ウリエル王子が放った炎に焼かれた。


「母さん!」


 それが私を焼く直前で、たくましい背中が割って入ってきた。

 宗谷の背中。

 まるで旦那の背中みたい。

 脱いだ上着で炎を受けてそれを脇に投げ捨ててた宗谷は、背中越しに横顔だけを向ける。


「大丈夫?」

「……うん」


 宗谷が、ほっ、と息をついた。

 ああ、なんてことだろう。

 ちょっと見なかっただけなのに、こんなに立派になっていたのだ……。


「英雄ソーヤか、」


 ウリエル王子と取り巻きの男たちは剣を引き抜いた。

 相手の数は5人。しかも、さっきみたいな魔法が飛んでくる。

 だけど、宗谷は怖じ気づいた様子もなく、その腰の剣を抜き払った。いん、と響く刃鳴りの音。その切っ先を下段に垂らして、宗谷は一歩前へと構えた。


「ウリエル……」


 それは、宗谷とは思えないほどに鋭くて怖い声で、私は思わず、ビクリ、と身が縮んだ。


「災厄の犬ごときが、王族を呼び捨てるか」


 宗谷は息を、はっ、と吐いた。


「貴様らは一線を越えた」


 一歩、二歩と宗谷は前に進んでいく。


「生きて帰られると思うなよ」

「この裏切り者がぁ、吠えるな!」


 ウリエル王子の指が再び宙に術式を描く。

 しかし、

 それよりも速く、宗谷が空き手を振り抜いていた。

 何かが空を切って飛ぶ音。術の最中だったウリエル王子がその腕を抱え込んだ。

 彼の腕には、いつのまにか白く光るナイフが生えていた。


「ぐぅ、」と王子はうずくまりながらも、きっ、と前を睨みつける。「お前たち、ソーヤを止めろ!」


 弾かれたように、四人の男たちが宗谷に向かって駆けだした。

 だけど、宗谷はそれに構わずこちらを振り返る。


「母さん、いいかい?」

「宗谷、後ろ!」


 まさに、宗谷の背後から男たちが剣を振りかぶっている。だけど、宗谷はそんな事を気にもかけずに言う。


「聖壇の大鏡に、走って」


 振り向きもせずに宗谷の手が動いて、迫り来る刃を素手で掴んで止めた。


「バッ、バカな!」


 斬りかかった男の表情が凍りつく。

 宗谷がまるで哀れむように、その男を横目で流し見た。


 ヒュン


 と、風切り音。

 いつのまにか、宗谷が長剣をなぎ払っていた。

 男の腹から血が、まるで嘔吐物のように流れ墜ちる。男はその腹を両手で抱え込んで膝から崩れていく。


「母さん! 走って!」


 宗谷の叫び声に押されて、私は駆けだした。

 背後から聞こえる剣が交わされる金属音、肉が切れて血が噴き出す音。それに背中をぐいぐいと押していく。

 大丈夫だ。宗谷はきっと大丈夫。

 あの子は本当に大きくなった。

 このお腹をぽこぽこと叩いて産まれてきたことが信じられないくらいなんだから。


 脇目もふらずに、一直線。

 聖壇にそびえ立つ大鏡の前にたどり着いた。

 肩で息をつく。

 後ろを振り向くと、目で追えないくらいの速さで男たちと切り結んでいる宗谷の様子が見えた。

 剣術に詳しいわけではない。だけど、宗谷が圧倒しているように見えた。残りの三人に囲まれているのに、一歩も引く気配はない。


「なぜだ、」


 突然、横合いから声を駆けられて驚いてそちらを見る。

 ウリエル王子が、腕を引きずってこちらに詰め寄ってきていた。


「レヴィア嬢、お前から持ちかけた計画だったはずだ」

「えっ?」


 腕から血を流しているウリエル王子の表情が、苦痛だけではない何かに歪んでいる。


「お前が、俺に言ったではないか……兄を殺してくれ、と」

「……」

「この国の王となって、腐った法典を変えてしまえ、とそう言ったのはお前ではないか。魔力の過多に関係なく、自由に人間らしく生きることのできる国を作れと、俺に言ったのお前では無かったのか……レヴィア嬢!」


《お義母さま!》


 胸元のペンダントからレヴィアちゃんの声がする。


 うなり声をあげて、ウリエル王子は立ち上がった。

 ぬちゃり、とその拍子にどろついた血液が床にこぼれる。宗谷の短剣が刺さったままの手で、彼は剣を振り上げた。


《聖壇の鏡に左手を! 糸をこちらに!》


「身分に関係なく、想い人が結ばれる国にしたいと言ったのはお前だろうが! レヴィア嬢! お前は、俺に言ったではないか。この革命が成就したあかつきには、ソーヤと結婚するのだと」


 私の左手はすでに鏡に触れていた。

 ぼうっ、と指の糸が光った瞬間、私の意識は、しゅるり、と指の糸に吸い込まれて向こう側に飛ばされてしまった。


 気がつくと、目の前には化粧台の鏡が見える。

 その鏡には映っているのは……。


 振り下ろされたウリエル王子の剣が、ぽっきりと折れて床に転がる映像だった。


「あら……」と、私は手を頬に当ててみる。


 水気を失いはじめた肌の感触、慣れ親しんだ関節のきしみ。40を超えたおばさんの体。ここは家の化粧台、その鏡の前。周りには読みかけのBL本が散らかっている。

 鏡の向こうには、小柄なレヴィアちゃんが立っていた。

 その体は紫色のオーラみたいな光に包まれている。


「結界……だと! バカな、斬撃を止める魔術結界など、ありえるはずが……」


 鏡の向こうでは、ウリエル王子が折れた剣を何度も見直していた。


「ウリエル」


 レヴィアちゃんを包む、たぶん魔術のオーラが渦巻いて、その金髪を逆立たせる。


「あんた、何をネタバレかましてくれてんのよ……」


 すぅ、とレヴィアちゃんが左手を掲げる。その手の平から、稲妻が走りはじめる。

 周囲に暴走して発散するそれは、やがて渦巻いて凝縮しはじめ、まるで槍のような形にまとまっていく。


「……レヴィア嬢。おっ、おちつ」

「お前はこの私の夢をぶち壊しにした。台無しにしたのよ。血筋しか取り柄の無い、無能で甘ちゃんのお前ごときが!」


 稲妻は収束し、電撃を散らすことを止め、もう完全に稲妻の槍となって、彼女の小さな手に握られていた。


「やっ、やめろ」とウリエル王子はへたり込んでいる。

「ソーヤからのプロポーズを、お前が、お前ごときがぁ」とレヴィアちゃんは槍を振り上げた。「お前なんか、消えろ!」


 レヴィアちゃん! それ、八つ当たりじゃない!?


 稲妻の槍が振り下ろされ、鏡の向こうは閃光に包まれた。

 私は目を閉じた。それでも、まぶた越しに光が目を刺した。落雷の轟音がまるで鏡をスピーカーにしたように迫り、全身を叩いた。

 キーン、と耳鳴りが収まり始めた頃。

 私はおそるおそる目を開けた。

 鏡の向こうに見えたのは、

 宗谷の背中だった。

 彼は持ち上げた剣の刀身を横に寝かせ、稲妻の槍を受け止めていた。


「レヴィ、」

「ソ、ソーヤ」


 宗谷が剣を引くと、レヴィアちゃんの稲妻もふっと消える。

 彼女は両手をからめて、うつむいた。


「さっ、さっきのは……ウリエルの冗談で、」


 すぅ、と宗谷が一歩よって、

 レヴィアちゃんの体が、浮き上がる。

 抱擁。

 宗谷がレヴィアちゃんを抱きしめていた。

 その身長差のせいで、宙に浮いたレヴィアちゃんの足がばたついた。


「えっ、あの、ソーヤ?」

「……好きだ」


 レヴィアちゃんの足が足掻くのを止めて、ぷらん、と宙に垂れた。彼女はその小さな手で、宗谷の胸元をぎゅっと掴む。


「き、聞こえなかったわ」


 その声は震えていた。


「……もう一度、言いなさいよ」

「君が好きなんだ」

「何よ。下僕のくせに聞き間違いかしら? もう一回、確認するわ。……ソーヤは誰が好きなのかしら?」

「レヴィ、君のことが好きなんだ。ずっと、前から」


 鏡から見えるのは、宗谷に抱き上げられたレヴィアちゃんの背中だけ。

 それでも私には分かる。

 この指に絡まった糸を通して、彼女の感情が伝わってくる。洪水のようにあふれ返った彼女の感情が漏れ出して、私の胸もいっぱいにしてしまっていた。


 彼女は今、きっと泣いている。



 ◇


 本当にそれから色々とあったけれど、久しぶり家に帰った私がまず始めにしたこと。

 それは、台所でカレーを作ることだった。

 

 玉ねぎが茶色になるまでよく炒めて、ジャガイモはごろごろの大きさで柔らかく煮込む。そして、宗谷が苦手なニンジンは細かく刻んであげるのだ。

 それが、子どものころから宗谷に作ってあげているカレー。

 その一皿をリビングに座っている宗谷の目の前において、もう一皿は、誰もいない向かいの席においた。


「じゃあ、宗谷。レヴィアちゃんにちゃんと話すこと。それと、ゆっくりと聞くこと。彼女は頭が良くてせっかちだから、分かりにくいこともあるけれど、あきらめないで聞くこと」

「……わかったよ」

「おかわりは鍋にあるわ。いっぱい食べなさい」

「うん」

「それじゃ、お母さんはレヴィアちゃんと代わるわね」


 化粧台に座って、三面鏡を開く。

 鏡に向かって、左手の薬指を伸ばすと、糸の指が光り始めた。


「レヴィアちゃん、」

《なによ》


 鏡の向こうにいるレヴィアちゃんが、糸を通して答える。


「ちょっとだけでいいから、素直になってね」

《ふん》

「宗谷ね。初めての恋愛なの、だから、ね。きっと恥ずかしいのよ。だから、レヴィアちゃんのほうからもちゃんと聞いてあげてね。お願いよ」

《……分かったわよ》

「ありがとう。じゃあ、交代しましょう」


 目を閉じて、糸の引き込まれる感覚にまかせる。

 後は若い二人にまかせて、てやつかしら?


 ……

 …………

 ………………2時間くらいたったかな。


 再びレヴィアちゃんの体と入れ替わった後、聖壇をこっそりと抜け出した私は学院の寮の部屋でお茶を飲んでいた。

 胸のペンダントを耳に当てるとかすかに向こうの声がする。

 二人はまだ話をしているようだ。

 上手くいっていると思う。だって、糸から伝わってくるレヴィアちゃんの感情が、とくんとくん、しているもの。


 それにしても残念だ。

 レヴィアちゃんの体は、宗谷みたいに鏡を渡ってあっちに行けないみたいだ。レヴィアちゃんがなにやら理由を言っていたけど、さっぱり理解できなかった。


 まぁ、いい。

 入れ替わりも慣れてきたから、別に嫌いじゃないの。


 ティーカップを机にもどして、膝の本に視線を落とす。

 この世界の文字はまだ分からないから、できるだけ挿絵や図の多いものを選んで目を通している。レヴィアちゃんの蔵書は魔術にかかわる物ばかりだ。オタクである自分にとって、魔方陣や薬草の図説などは見ているだけでも楽しい。

 こんな事も勉強しているのね。レヴィアちゃんは本当に凄い娘だ。

 私の蔵書なんてマンガとBL本ばかりだからね。あと、小説とかかな。


 それにしても、これからどうなるのだろう。あの二人。


 もし、お互いの気持ちがちゃんと分かり合ったとしても、障害は他にもたくさんある。

 それは宗谷が懸念している通りで、レヴィアちゃんはこの世界の公爵家のご令嬢で、宗谷は現実世界の普通の高校生なのだ。……ご両家の格差が本当にやばいよ。

 しかも、レヴィアちゃんは第一王子の婚約者なのだ。そう簡単には上手くいくはずはない。


 その時、トントン、とノックがなる。


「はいはい。どうぞ〜、開いてますよ」


 あ、しまった。

 つい、いつもの癖でカジュアルな対応をしてしまった。


「ほう、今日のレヴィアは機嫌が良いな」


 扉を開いたのは金髪のイケメン。第一王子のミハイル様じゃないですか!


「ミハイル王子様!?」

「ふっ、どうした。レヴィアからそのように呼ばれるのは初めてだ」


 ミハイル王子はゆるく笑いながら、こちらに近づいてくる。

 ど、どうしよう。

 あの後、宗谷に倒されてしまった弟王子くんたちが連行されて、まだ半日もたっていない。きっと、そのことで来たに違いない。


「あ、あの……どのようなご要件でしょうか?」

「さて、どうしたものか」


 ミハエル王子は眉をしかめた。


「先ほど、ウリエルの尋問を終えた。そこで彼が証言した事なのだが……こたびの反逆、主犯はレヴィアだと言う」


 うわっ、いきなりピンチじゃない!?


「そ、それを、ミハイル王子は信じておられるのですか?」

「それを確かめに来た、つもりだったが……ふむ」


 ミハイル王子はこちらに詰め寄った。

 思わず後退ったら、壁に背中がついた。横に避けようとした瞬間、ミハイル王子が壁に腕をついてそれを妨害する。

 やだ、壁ドンだ。リアルでやられるの初めて。


「なぜ逃げる?」

「あ、貴方が近づいてくるから」

「ふふっ、なぜだろう。……今日のレヴィアはとても可愛らしい」


 四十超えたおばさんに何を言いますか!


「お止めください。後悔しますよ」


 なんたって、今の中身は腐ったおばさんですからね。


「ははっ」とミハイル王子はわらって、指で私の髪に触れる。「不思議だな。今のレヴィアには本気で惚れてしまいそうだ」


 んっ、本気で惚れてしまいそう?


「本気ではないの?」

「本当に可愛いこと言うじゃないか。今日の君は」と、ミハイル王子は私の髪を指に絡める。「我々の糸など、政略のあやだという事はよく知っているだろう」


 ……あっ、なるほど。まぁ、そういう事か。


「では、ミハイル王子はレヴィアちゃ……、私のことはどうも思ってない、と?」

「さて、どう答えたものかな。そうだな……」


 ミハイル王子の指が、私の顎をつまみ上げて前を向かせる。

 王子の切れ長の瞳がこちらを覗き込んでくる。

 そして、その紅い唇がゆっくりと動いた。


「今のレヴィアは好きになれそうだ、と言ったら?」


 ……。

 ……………。

 ……あっ、私には旦那がいるんで。結構です。


「その表情、やはり、いつものレヴィアなのか」


 ミハエル王子はつかんだ私の顎を離す。


「互いに家名を背負う身の上だ。今回の事件は不問とするつもりだと伝えにきたのだ。ソーヤとの件、もう少しご自重なさるがいい」


 えっ! それって、つまり。


「知っていたの? 貴方は……」

「もちろん。ほうぼうの噂はちゃんとこの耳に入るようになっている。私の婚約者が己の従者に熱を上げていることも、我が弟をけしかけて私を暗殺しようとしたことも」


 口元を緩めて、ミハエル王子は笑顔をつくった。


「気にすることはない。私は上手くやっているつもりだ。愚かな婚約者に、根気よく耐えている憐れな第一王子。それが世間の見方というものだ」

「……」

「別に構わないよ。君は少しずつ大人になっていけば良い。恋愛感情などなくとも糸は結べるさ。ほら、このようにな」


 ミハエル王子が手を掲げる。

 その手には、糸で編まれた指輪が二つはめられていた。

 中指と小指。


「この小指の綾取りは、ウリエルと結んだ」


 くくっ、とミハエル王子は笑みを歪めた。

 それを見て、私は、ぞっ、と身の毛がよだつのを感じた。

 そこにあるのは、醜悪な笑みだった。

 初めて知った。美しい顔が、黒い感情に歪んで笑うと、吐き気を催すほどに気持ち悪い形になるのだ。


「くくっ、可笑しいじゃないか。私は小指、ウリエルは薬指だぞ。まるで私の色小姓じゃないか」


 ミハエルは両手で自分の肩を抱いて、止まらない笑いを抑え込もうとする。


「つい昨日まで、私と継承権を争っていたというのに。将来の伴侶に捧げるべき薬指を、奴は私に捧げざた。私に従属せざるを得なくなった。これも、レヴィアとソーヤのおかげだな」


 ふは、はは、くはは、はぁ……。

 歪んでたわんだ、耳障りな笑い。それが肌を撫でてくるようで、おぞまし過ぎる。思わず両手で耳を塞ぐ。


「はは、はぁ……。レヴィア」

「……」

「後は、お前が私と薬指を結べば盤石になる。あの災厄を伴侶にし、ウリエルを従属させ、ヴァンを指の長に据える。これに英雄を加えるのも良い」


 ようやく、その醜い笑いをおさめたミハイルは、いつもの端正な表情に戻っていた。


「ソーヤのことはゆっくりと諦めれば良い。レヴィアはまだ幼い。大人になっていけば、そのようなものは良い想い出に変わる。いずれ、レヴィアには我が子をはらんでもらう。その膨大な魔力、次の聖王家にもたらしてくれ」


 その言い分が、私の何かを刺激した。

 きっとそれは、私が大切にしていたものだと思う。妄想しがちな腐女子が誰よりも信じているのは愛の力だ。男同士という障壁すらも愛の力で押し曲げて、成就する物語。

 その愛が、この男には欠片もない。


「……いい加減に、しなさいよ」


 まるで引きとめていた糸が切れたみたいに、沸き上がる感情が口をついて出ていた。


「やめておけ、外には騎士を潜ませている。今、ここにソーヤはいないぞ」

「そういうことじゃないでしょ!」


 私は王子を指差した。

 恐怖より怒りがすごい。せっかくのイケメンのくせに。私がお前で醸したせっかくの時間を返せ!


「あんたなんかに、絶対に負けるもんですか!」


 ウチの宗谷が、負けるわけがないでしょう!


「こんな婚約なんか、絶対にあり得ない」

「愚かな。法典で決められたことだ」

「関係ないわ! あんたなんか願い下げよ」


 レヴィアちゃんがよくそうするように、

 私は腰を両手で挟んで、小さな胸を張って、背筋を伸ばす。

 顎は、つん、と上向きに、目線は虫を見るように下へ。

 こいつの身長が高すぎて、見上げてしまっても関係ない。

 災厄令嬢の名に恥じぬように、高らかに宣言した。


「こんな婚約、絶対に破棄してやるんだから!」




—— 一章 終了


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