　実は小物の描写はあまり得意ではないので、何とかお茶を濁そうとしました（笑）

　ただ、トルコのパンは世界一、というアピールをしたくてそれっぽい話をいれましたが、イランのピラフの方がインパクトがあったようです（笑）

　書いていた時期が夏だったので、果物もよく出てきました。

　あとは某シーンで出て来る水煙草とか、好きなアイテムですね。

　絵は小物ではなく主題なのでここに入れるのは違うかな？

　でもそれらしい質問がないからここにいれておきます。

　遠近法（＝人間を中心に見た世界観＝神が世界の中心だと思っていない不敬な世界観）に対する捉え方は、キリスト教徒として肯定的な感覚も否定的な感覚も両方あり、それが二人の議論に反映されています。というか、主人公二人はイスラーム教徒（スンナ派とシーア派）なのですが、書いている私がキリスト教徒（東方正教会）なのでどうしてもキリスト教的だと思います。まあ、バヤズィットの母上が東方正教会の司祭の娘さんなので、ある程度東方正教会カラーが出ても完全におかしいというわけではない……はず。

　どうしても自分の関心がディスカッションなので、議論にあがってこないものの描写が少ないかな、と思っています。