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エゴサーチとか今はどーでもいい。
今は後衛の仲間探しだ、前衛だけでだと秒で死ぬ。
「おーい!サキ様ぁ!この人たちが仲間になってくれるそうですよぉ!」
元気いっぱいに僕に近づくロリババァ……じゃなかったイオリ。
「もうみつけたのか早いな」
一人はムキムキマッチョの髭があり体をくねらせてる男の人ともう一人は小さい幼女。
「はぁーい、私の名前はカオルよぉ!」
やっぱこのひとオカマか、
「あの……えっと……こんちは」
イオリの後ろに隠れながら小さな女の子は挨拶をした。
「ほら、ここのパーティのリーダーのサキ様だよ、マロンちゃん」
イオリにそういわれ恥ずかしながらちょこちょことこちらに向かってきた。
「こ、こんちは……私の名前は、えっとま、マロンでしゅ!」
マロンは自己紹介で盛大にかんだ。………かわいいな
マロンは本当に栗のような髪色で瞳はクリクリのかわいいお目目だった。こんな小さい子でも魔法使いがいるのがすごいな。
「ちなみに、マロンちゃんは、何歳なの?」
と僕はマロンちゃんに質問した。
「ちいしゃい女の子に個人じょーほーを聞くのははんじゃい!電撃まほー!ビリビリユナイテット!」
杖を僕の方へ向け魔法を放った。
「うんぎゃぁぁぁぁぁ!」
体に電撃がはしる
「あぁ!だめだよマロンちゃん!サキ様はマロンちゃんのこと知りたいだけなの!お友だちになれるかどうかって!」
「何だそうなの」
杖を下げマロンちゃんはイオリの言うことを聞いた。
あとすこしでまた駄女神のところへいくところだった。
「ほらちゃんとサキ様に謝りなマロンちゃん」
「ごめんなさい、嫌いになった?」
と僕の服の袖をさわりマロンちゃんは謝った。
なにこの天使。
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