第1話:メインプレイ:ミドル3

GM:ガンガン行きましょう。続いて探偵バディの情報収集です。

 シーンプレイヤーはロジカ。登場をお願いします。


ロジカ:シーンイン! (ころころ)1点上昇、49%!

GM:落ち着いてるなぁ。

ロジカ:イタリア人だからな!(断言)

GM:アッハイ。


GM:では情報収集に入る前に、少し描写を挟みます。


子供たち(GM):「あの、探偵さん、これ……」

ロジカ:「ん?」


 ロジカが調査の準備をしていると、子供たちが紙の束を渡してくる。中身を確認すると、そこには『自由研究:ブン太の生態』と書かれていた。


フィリップ(GM):「おや、これは……」

子供たち(GM):「前に自由研究でブン太について色々と調べたことがあったんです。探偵さんの役に立つかなって」


 その言葉に、ロジカはにっこりと笑顔を浮かべて見せる。


ロジカ:「ああ、貴重な捜査資料として役立てよう!」


GM:というわけで、ブン太の基本情報を公開します。




◆情報「ブン太について」

・三毛猫のメス。F都に暮らす野良猫。非オーヴァード。

・ブン太の写真をゲット。額の毛が困り眉のように見えるのが特徴。

・近所の子供たちの人気者であり、よくエサをもらっては可愛がられている。

・子供たちの自由研究の題材にされたことがあり、行動範囲までは絞り込めている模様。




クラウ:子供たち優秀だった。活動範囲を絞り込めてるのはグッジョブ。


GM:では、これを元に情報収集を行なってもらいましょう。こちらをどうぞ。




◆情報収集「ブン太の捜索(日中)」

 <情報:噂話・F都> 6




クラウ:いや、これ……絶対に捜索(夜)があるでしょ……。

真白:猫……夜行性……キュマイラ……はっ(察した顔)

ロボ子:楽しくなってきたぁ。


ロジカ:アイテム「コネ:要人への貸し」使って判定ダイスを増やそう。<情報:噂話>で。

 (ころころ)達成値9、成功だ。


GM:では、捜索の結果を。




◆情報「ブン太の捜索(日中)」

・自由研究にまとめられた場所を一通り回ってみたが、猫の子一匹、見当たらなかった。

・日中に見つからないとなると、次は夜間の捜索が必要になるだろう。




ロジカ:「――というわけで、さっぱり見つからん!」

フィリップ(GM):「そう上手くはいかないものさ、気長に行こう。しかし……。

 ……まったくロジカ。キミも物好きだねぇ。野良猫の捜索なんて、君の理想とする探偵像からは、かけ離れているんじゃないかい?」

ロジカ:「いや、実はこの事件……裏で何か巨大な陰謀とつながっている可能性がある、とさっきイタリア政府から連絡があった」

フィリップ(GM):「なんだって、それは本当かい?」

ロジカ:「ああ! だから、何の問題もない! ふふん!」


守矢:フィリップ結構ノリいいな(笑)

GM:ノッた方が、ロジカが動いてくれますから。

クラウ:いっちゃん……。


フィリップ(GM):「さすがだ、行き当たりばったりではなかったということだね。それじゃあ気を取り直して、夜の捜索に備えようか」

ロジカ:「そうだな。夜は暗くなるから……あれを出すか」

フィリップ:「あれだね。OK、準備を進めておくよ」


 動き出した迷探偵バディ。迷い猫を見つけ出すことはできるのか。事件の先に待つ、巨大な陰謀とは……!?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る