第1話:メインプレイ:オープニング1
GM:さあ、お待たせしました。オープニングの時間です。
まずはUGNバディから。クラウとロボ子はシーンインをお願いします。
クラウ:シーンイン! (ころころ)1点上昇、39%!
ロボ子:シーンイン! (ころころ)5点上昇、44%!
GM:描写に入りましょう。
君たちUGNバディは、ジャーム化したヒーローの処理を終え、支部へと帰還を果たしました。
報告書を整えた君たちは、しばらくの余暇を満喫する……ことは、どうやらできなさそうだ。直属の上司、“イレイザーヘッド”からお呼びがかかりますね。
イレイザーヘッド(GM):「来たか、ご苦労。喜べ、早速だが次の任務がある」
クラウ:「ふむ、ヒーローに休む暇はないということか。残念だが、エピタフのオススメは仕事が終わった後にであるな」
少ししょんぼり。
ロボ子:「その任務って、一体?」
イレイザーヘッド(GM):「気落ちしている暇はないぞ。まずはこいつを見ろ」
GM:イレイザーヘッドが手元の端末を操作すると、モニターに画像が投影される。そこには、君たちもよく知るヴィランが映し出されていますね。
タマゴ型に太った体型に茶色のひげをたたえ、サングラスをかけたヴィランがそこには表示されていた。
イレイザーヘッド(GM):「奴の名は“Dr.マギウス”。指名手配中のヴィランだ。
こいつが東京都近郊のF都に潜伏しているとの情報が入った。お前たちにはこいつを捜し出して、捕らえるか消すかしてもらう」
クラウ:「消すとはまた物騒な。となると、あやつは堕ちているのか?」
イレイザーヘッド(GM):「ああ。既に手遅れ(ジャーム堕ち)と見なされている。生死は問わないそうだ」
ロボ子:「っ……また……!」
クラウ:「なるほど、承った。堕ちているのであれば憂いもない。焼き尽くしてやろう」
ロボ子:首を振って。
「わかった。すぐに準備する」
イレイザーヘッド(GM):「OK。詳しいことはファイルにまとめてある。現地の警察なんかの協力を仰ぐのもいい。細かくは現場の判断を優先しろ」
クラウ:「了解した。ロボ子、どうかしたか?」
相棒の微妙な表情を、クラウは見逃さなかった。
ロボ子は人類を守護すべく造られた存在だ。その守るべき対象が次々とジャーム化している現状に、思うところがあるのだろう。
ロボ子:「ううん、大丈夫。行こう、クラウ」
クラウ:「無理はするでないぞ。エラーが出たら即座に余に報告をな? では、参るとしよう!
我らバディの力、存分に振るう時だ!」
ロボ子:「うん! “フォートロイド”、これより任務に当たる」
イレイザーヘッド(GM):「この一件が終わったら、今度こそ休暇をくれてやる。それじゃ、行ってこい」
GM:新たな任務、ヴィランの捕縛または殺害。例えどんな事件が起きようと、君と相棒ならクリアできる。
そんな確信と共に、君たちは新たな任地、F都へと向かうのであった。
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