GM：というわけで、日常描写も終わりまして。いよいよオープニングフェイズ……と、思うじゃん？

ロボ子：……？

クラウ：マスターシーンと予想する。

GM：その通り。オープニングに入る前に、マスターシーンをひとつ挟みます。

　では、早速シーンを開始しますね。

GM：ここは東京都近郊の都市、F都。自然と都会が共存するこの不思議な街で、今、新たな事件が起きようとしていた。

　時刻は深夜。人通りのない裏道を、一人の男性が千鳥足で歩いている。すると……。

？？？（GM）：『ビースト！』

守矢：ガイ○メモリじゃねーか！（笑）

GM：どこからともなく響く謎の声。しかし男性は気づかず、おぼつかない足取りを進める。

ビースト（GM）：「フシャァァァ……！」

GM：裏道に反響する獣の唸り声。足音もなく男性に接近した声の主が、大きく腕を振りかぶり――。

男性（GM）：「え――ぎゃあああぁぁぁっ！」

GM：……夜空に木霊する男性の断末魔に応えるものは、どこにも存在しなかった。

　これにてマスターシーンを終了します。次はいよいよオープニングです。

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