第20話 作業環境 当時=秀丸+ATOK こまめなセーブが命を救う
当時の私の作業環境をご紹介します。Windowsのノートパソコンパソコン+秀丸で書いていました。もちろん横書きです。縦書きで書くことを好まれる方も多いようですが。私は断然横書き派です。慣れているから楽です。
というのも資料や英文を読む時も横書きが多いですし、小説以外に書く物(=コラムや解説記事、書評)などはほぼ横書きなんです。文芸関係だけ縦書きなんですね。
横書きで書いて、縦書きで印刷してチェックしていました。印刷すると画面では気がつかなかったことに気づくので必ず印刷していました。
現在は年々悪化するWindows環境に嫌気がさして、MacbookProのmiというエディタで書いています。書き終えてから、WindowsのWORD/一太郎でスペルチェックなどを行っています。MacからWindowsに移すというと面倒くさく聞こえるかもしれませんが、Mac上でWindowsを動かすparallelsというアプリを使って同時に両方を動かしていますので、手間もかからず簡単です。
漢字変換はずっとATOKです。
これだけシンプルな環境だとバックアップさえあれば、パソコンが壊れてもすぐに新しいパソコンで環境を再現できます。ちなみにATOKパスポートを契約しているので、IDが生きている限りATOKの学習内容も引き継げます。
最近ではWORDや一太郎の校正支援機能で文章をチェックすることも増えました。意外と便利です。
実はずっと小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」の導入を検討していて、まだ果たせないでおります。ソフトは無償なのでお金の問題ではなく、時間というか「やるぞ!」という気持ちの問題です。一段落ついたらやってみようと思いつつ、ずるずる時間だけが過ぎていってしまっています。 https://crocro.com/pc/soft/novel_supporter/
「Novel Supporter」の機能
単語近傍探索、こそあど確認、文末重複確認、段落先頭重複確認、文章警、画数ヒートマップ、文長ヒートマップ、ルビ追加
文字種表示、指定文字数改行、音声読み上げ(SAPI5)、センチメント分析、使用単語集計、正字略字切り替え、章ボリューム表示、言い回し確認
柳井さん自身が小説家でもあるので、かゆいところに手が届くものになっているような気がします。
執筆そのものではないですが、バックアップは忘れないようにしましょう。事故でデータが飛ぶことがなくても、書き換えた後で、前のに戻したくなることもあります。なので原稿の世代管理もできると便利です。
バックアップは生命線
こまめなセーブが命を救う
私自身はクラウドにバックアップを常時残す他、手動で4箇所のネットとは接続されていないデバイスに定期的にバックアップを残しています。これは小説家になる前からやっていたことをそのまま続けているだけで、どう考えてもやりすぎだと思います。
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